分割支払いで最低限確認しておくこと
一括で支払うのは難しいけれど、分割なら支払える。
モノやサービスの提供を受ける時には、分割支払いも選択肢の一つです。
利用の仕方によっては、資金繰りも含めて上手く事業を進めていくための助けとなります。
毎月の支払が出来るかどうかも大事ですが、それ以外にも最低限のことは確認しておきたいところです。
そもそも必要なモノやサービスなのか
事業をしていると、色んなモノやサービスの中から、必要なモノやサービスを取捨選択していくことになります。
明らかに必要ないモノやサービスであれば、検討の余地もありません。
ただ、今利用しているモノやサービスに対して、追加であったり、付随するもだったり、代替となるものであれば、検討の余地があるかもしれません。
現状で毎月負担している金額が2万円/月で、それが3万円/月になる。
月々の負担は増えますが、こんなメリットがある。
月1万円の負担増であれば、支払えないことはない。
そのまま申込をしても問題はないかもしれません。
ただ、最低限のことは確認しておきたいところです。
追加で支払うことで得られるメリットは本当に必要なのか。
あったらいいなぐらいで、具体的な使い道が見えてなければ、以前と変わらない利用方法になるかもしれません。
そもそも、その2万円/月の価値はちゃんと受けれているのか。
こういう機会に改めて考えてみると、既存のモノやサービスの整理に繋がるものです。
総額で比較
必要なモノやサービスであることは確認している。
一括であれば、100万円。
分割であれば、2万円/月。
さあ、どうしますか?
これで判断するということはあまりないでしょう。
分割の条件をもう少し確認することが必要です。
分割払い
2万円/月
5年間(60ヵ月払い)
分割手数料も含む
こうした情報から、分割払いの支払総額を計算してみます。
2万円/月 × 60ヵ月 = 120万円
分割にすることで、20万円支払総額が増えることになります。
でも、月々の負担で考えれば、支払えないことはない。
こうして検討する場合が多いかもしれません。
ただ、そもそもの一括の100万円や分割の支払い総額120万円の相場などは確認しておきたいところです。
同じようなモノやサービスがどれぐらいの金額で提供されているのか。
もちろん、単純に比較が出来なかったり、そうした相場がないモノやサービスもあります。
その時には、その金額の妥当性は自分で判断するしかありません。
ただ、そういうケースは頻繁にあるものではないかなと。
明らかに相場よりも高い場合は、より詳細にモノやサービスの内容を確認して理由などを確認しておく必要があるでしょう。
分割払いの相手先
モノやサービスの提供を受けて、その相手に分割払いする。

この場合には、相手との取り決めで、支払い条件などが決められることになります。
モノやサービスの提供と支払方法が連動しているイメージでしょうか。
しかしながら、分割払いの場合、相手先が変わることもあります。

「①モノ・サービス」の提供を受けて、相手への支払いを「②一括払い」してもらい、後から「③分割払い」していく。
そうすると、モノ・サービスの提供と分割払いの相手方変わることになります。

契約内容によっては、モノ・サービスの提供がなくなっても、分割払いを続けないといけないこともあります。
支払いだけが残るという状況です。
そうした条件などは、最低限確認しておきたいところです。
おわりに
契約をした後で気付いても、やり直しが出来ないことがほとんどなので、事前に確認しておく方が有用です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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