通勤・通学定期の代わりにPiTaPaマイスタイルをオンラインで手続きする

電車で通勤・通学をする場合、一定回数以上の利用となるので、定期を購入する方がお得となる場合が多いです。

私が学生の頃などは、いわゆる自動改札機を通す定期券を購入するという選択肢しかありませんでしたが、今ではSuicaやPiTaPaなど交通系ICカードが主流となりつつあります。

先日、定期が必要な場面に遭遇し、定期の代わりにもなるPiTaPaマイスタイルの手続きを、定期券売り場などに出向くことなく完結する機会がありました。

今回は、その辺りの流れについてまとめてみました。

なお、前提として、PiTaPaカードの発行は完了しているものとして、お話を進めていきます。PiTaPaカードの発行については、下記のページをご参照ください。場合によっては、発行まで１カ月程かかることもあるので、早めに申込しておくことをおススメします。

PiTaPaホームページ

また、路線などによって条件が変わる場合もあり、それらを網羅するのは難しいので、OsakaMetro（大阪市営地下鉄）を利用する場合に絞って説明していますので、ご了承ください。

これらの情報は、2021年4月21日現在の状況となりますので、最新情報は、リンク先の情報等を合わせてご確認下さい。

PiTaPaの使い方

基本的には、他の交通系ICカードと使い方は同じです。特徴としては、多くの交通系ICカードが事前にチャージすることが必要なのに対して、まとめて後日引き落しとなるポストペイを採用しているところです。

OsakaMetroホームページ
PiTaPa

PiTaPaカードなどの交通系ICカードでの決済を推進するためということもあり、通常の運賃よりも条件によって、利用割引のサービスが用意されています。

OsakaMetroホームページ
PiTaPa

今回は、通勤・通学定期の代わりのため、PiTaPaマイスタイルサービスを利用しました。

PiTaPaマイスタイルの概要

ざっくりと説明すれば、登録する駅を２つ決めるとその間の運賃に上限額が設定され、一定回数以上利用すれば普通に切符を買うよりもお得、要するに定期と同じ効果があるということになります。プラスで定期券よりもお得なところもあります。

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利用額割引マイスタイル

定期券との違いについても掲載されています。

OsakaMetroホームページ
定期券と比べてここが違う

PiTaPaマイスタイルをオンラインで手続きする

PiTaPaマイスタイルの手続きとしては、

①インターネットサービス「PiTaPa倶楽部」
②地下鉄駅構内定期券発売所

の２つ方法がありますが、今回はオンライン手続きということで、①インターネットサービス「PiTaPa倶楽部」を利用しました。

OsakaMetroホームページ
利用額割引の登録・取消方法

通学定期の場合であれば、学割を使うために、学校から発行される通学証明書が必要なので、オンラインでは出来ないのでは？と思うかもしれません。

「定期券・PiTaPa WEB予約サービス」で事前に通学証明書の画像をアップロード・審査を受けた上で発行される「認証コード」があればオンラインでも手続き可能です。

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利用額割引の登録・取消方法

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定期券・PiTaPa WEB予約サービス

マイスタイルを利用することで、どれぐらい割引されるのかのシミュレーションを行うことも出来ます。登録する２つの駅によって、その２駅以外で乗降しても利用上限額に含まれる範囲も確認出来るので、合わせて見ておくことをおススメします。

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利用額割引マイスタイルシミュレーション

大阪の場合になりますが、梅田駅と天王寺駅を指定した場合のシミュレーションはこんな感じです。

おわりに

以前社会人大学院に通っていたときに、職場から大学までの駅をこのPiTaPaマイスタイルで登録して利用していました。卒業してから何年も経ちますが、今回改めてPiTaPa俱楽部にログインするとその時の設定が残っていました。

今はほとんど電車には乗らないですが、こうした設定もその時の状況に合わせて、定期的に見直す必要があるなと思います。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました！