10年後20年後に勝負することを考えて動いてみる
あまり周りから言われることはありませんが、私自身はせっかちな方だと思っています。
ただ、イライラした雰囲気を出したり、早く!早く!と急かしたり、ということがあまりないので、そういった印象がないだけなのかなと。
そのため、何かにつけすぐに結果を求めたり、早く結果が知りたいなとやきもきすることもしばしばあります。
先日、マラソンレッスンのコーチがおっしゃっていたことで印象に残ったことがありました。すぐに結果を求めず、細く長く続けることもひとつの戦略となる、今回は、そんなお話です。
結果を求め過ぎない
マラソンレッスンを受けようと思ったきっかけは、大阪マラソンでの惨敗というのが一番大きな要因でした。その辺りの経緯については、別の記事で取り上げています。
マラソンを趣味にしてみようと思った経緯(前編)
マラソンを趣味にしてみようと思った経緯(後編)
最初は、とにかくフルマラソンを走り切ることを目指そうと思っていましたが、その根底には人に言っても恥ずかしくない記録を出したいという気持ちもありました。
昔から運動に対してネガティブなイメージは持っていなかったので、尚更その気持ちが強かったのかもしれません。
自分の周りで、フルマラソンを走った人が何時間で走った、練習で何km走った、1km何分で走っている、など記録に関する情報を聞くと、気にしていないフリをしながらも、自分は全然負けていると焦る気持ちが出て来たりします。
そんな状態で、何を目指しているのか、目標が定まらないままに、とりあえずは記録を求めてマラソンレッスンを受けることになったというのが実情のところです。
しかしながら、いざレッスンに参加してみると、想像していたレッスンとは違って、限界まで走り込んだり、筋トレをしたり、というようないわゆるトレーニングには重点は置かれていませんでした。
走り続けることを目的に、走るフォームや姿勢、身体の使い方など基礎的なことをみっちり積み重ねていくようなイメージです。
ただ、普段自分だったらしない・出来ないような動きをすることで、追い込むようなトレーニングとは別の意味で、刺激を身体に入れることが出来ているように思います。
身体的なことはもちろんですが、走ることに対する考え方については、大きく影響を受けているなと感じています。
いかに身体に負担を掛け過ぎず、走り続けられるか。怪我をしないために、普段意識しないようなところも使って体を動かすことを心掛けるなどなど。
最終目標は何か
速く走ることを目指すのではなく、長く続けることを目標にしている、その考え方に改めて共感する部分がありました。
あくまで想像ではありますが、マラソンに携わる方々であれば、これまでタイムなど記録にこだわるあまり怪我をしたり、身体を壊して走れなくなった人をたくさん見てきたのだろうと思います。
そうした人達の無念のようなものを汲み取って、結果的には長く続けることを目標に置くことを提示し続けておられるのかもしれません。
先日レッスンでコーチの方がおっしゃっていた言葉が印象的でした。
今は思うような記録が出ていないかもしれない。他の人と比べると遅いと思われるかもしれない。
でも、これを10年20年と続けていたらどうなると思いますか?
同じことを続けているだけでも、他の人が追いつけないようになってますよ。
長く続けることで、結果は後から付いてくる。昔からよく聞いていた言葉でしたが、改めて噛み締めることとなりました。
仕事に置き換えて考えてみる
振り返ってみると、長期的な視点でというのはよく言われることですが、普段あまり意識していないことが多い印象です。
例えば、自分の仕事に関して考えてみます。
20年程前ですが、新入社員として入社した会社で、たまたまシステム部門に配属されることになりました。
その後、経理部門に異動となり、税務会計に携わることとなりました。
その頃に強く意識していたのは、これからの時代は税務会計とITに強ければ、生き残れるだろうということでした。
こう言うと、先見の明があるみたいに思われるかもしれませんが、それ程具体的な未来を見据えていたわけではなく、目の前のことを組み合わせてぼんやり考えていたという程度です。
経理部門にいた頃は、まだIT化が進んでいる途中の段階で、アナログな処理も混在しながら、過渡期を迎えていたので、正直なところ無茶苦茶しんどかったのを覚えています。
時間的な拘束もあって、産業医の面談が必要なぐらいの残業時間が続いたりで、体調を大きく崩さなかったことは幸いでした。
しかしながら、そこで得た経験というのは、その後の税理士業界への布石となり、今に活かされている部分が多々あるなと感じています。
そこから、税理士資格取得のために、税理士試験の受験を始めることとなり、今の独立開業に至るというところです。
こう考えてみると、結果的には、10年後20年後に勝負する環境を見据えて動いていたのかもしれません。
そして、今もこれから10年後20年後の姿を見据えて、ちょくちょく動いているところではあります。
おわりに
やりたいことがあると、すぐ実現したい、と日程など無理やり放り込もうとしてたしなめられることがたまにあります。そういった短期的な楽しみを日々実現しながら、長期的な視点で着実に進めていくことも並行してバランスを取っていくのが理想ではあります。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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