映画館で観る映画を楽しめるように

先日久しぶりに一人で映画館に行って、映画を観る機会がありました。

2020年に始まるコロナ禍においては、気軽に外出するということが出来にくい状況ではありますが、決められたルールに従った上で、楽しみを見付けることは必要でしょう。

映画の趣向は人それぞれ

昔から映画をたくさん観てきたということはありません。

子供の頃に、ドラえもんなどアニメの映画を観るのに映画館に連れて行ってもらったぐらいです。

テレビで放送される「金曜ロードショー」などをたまに観ることはありますが、それ程興味があるわけでもなく。

私のイメージする映画好きな人というのは、一部の映画館でしか上映されていないコアな映画を楽しみつつ、休みの日になれば、レンタルビデオ店などで世界の名作からマニアックなものまで、DVDを借りて楽しんでいるというところでしょうか。

自分には、そうした楽しみ方は出来ないなと思い、映画好きとはとても言えないと考えていました。

昔から洋画にハマることが少なくて、映画好きな人から勧めてもらった映画も観てみるのですが、その人と意気投合するほどには、その映画の良さは分からず。

高校生の頃に、「ショーシャンクの空に」という映画を勧めてもらったのですが、そのメッセージ性や意外性を理解はしたものの、そこから先の楽しむというところまでは至らず。

その作品の良し悪しではなく、自分が興味を持てるかどうかというところなのでしょう。

なので、未だに大ヒットした「タイタニック」という映画もちゃんと通して観れていません。

もちろんストーリーや所々の描写は見聞きしたりしているので、話を合わすことは出来ます。

ヒットしている作品を観ないというようなことでもなく、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは全部観ていたり、本当にその時に興味が持てるかどうかなのでしょう。

自分が好きな映画はどんなものなのか。

基本的には、テレビが昔から好きなので、テレビから派生した映画が好きな傾向があります。テレビドラマから映画化されたものなどは最初から興味があったりします。

テレビドラマにハマっていて、最終回を迎えて寂しさを感じている時に、スペシャルドラマの放送の告知を見てテンションが上がる。

その後に映画化の告知があったときのワクワク感は、今でも変わらず、むしろ強まっているかもしれません。

そのきっかけとなったのは、「踊る大捜査線」シリーズ。当時思い切って購入した映画のDVDは今でも持っています。

映画の鑑賞方法も人それぞれ

元々、映画のDVDなどを借りてきて、テレビで観るという習慣はあまりなく。

何だかその一連の行動をするだけのモチベーションが保てずに、面倒くさいと思ってしまうのでしょう。

本当に観たいものであれば、映画館に行く方が多かったかもしれません。

それが、HuluやNetflixなどのサブスクサービスを利用するようになってから、映画を観るまでの工程がだいぶ省略出来るようになりました。

映画を観る媒体も、テレビだけでなく、タブレットやスマホなどが利用出来るので、手軽に好きな場所で観れるようになりました。

これで、映画を観るペースや本数も格段に増えるかなと思っていたのですが、実際のところはそれ程増えず。

映画を観る機会が少ないのは、手間暇の問題だけではなかったのかもしれません。

映画を1本観るとなると、およそ2時間ぐらいのまとまった時間となることが多いでしょう。

このまとまった時間というのが、私にとってはネックだったようです。

サブスクサービスやDVDなどで映画を観るのであれば、途中でストップすることが出来るので、細切れに時間を区切ることが出来ます。

何も2時間ぐらいまとまった時間を必ず確保する必要はありません。

タブレットなどで移動できる環境であれば、なおさら柔軟に対応出来るでしょう。

これは単なる個人的な趣向で、わがままなだけかもしれませんが、映画を細切れで観るというのがあまり好きではありません。

通して観るからこそ映画を楽しめる、とかそういう理由もあるのかもしれませんが、単に前の話を忘れてしまって続きが楽しめない、というのが主な理由です。

自由な視聴環境だからこそ、色んな用意や誘惑に負けて、まとまった時間が取れずに映画を観れないというジレンマに陥っているのかもしれません。

映画を楽しむための密かな誓い

テレビドラマから映画化されたものが好きだという話をしました。

ここで問題となるのは、情報がタイムリーなので、その映画を観たいという熱がいつまでも続かないということです。

テレビドラマを楽しむ、映画化される情報を聞いてワクワクする、公開直前の情報を見て更に興味を惹かれる。

こうした熱が冷めないうちに、映画を観るのが一番楽しめる方法でしょう。

そのためには、ある程度はリアルタイムに映画を観ることが必要となります。

この状況で考えれば、映画館で映画を観るということはベストな選択かもしれません。

そうした熱があれば、まとまった時間がなかなか取れないという言い訳は、払拭できるでしょう。

人混みを避けて、ゆったりとした時間を過ごすには、平日の昼間に行けるように工夫するのもひとつの方法です。

そのためには、日頃から時間を作り出すために、仕事のやり方を考えることも必要です。時間が空いたら行くでは、結局時間は作り出せないような気がしています。

そうして色んな事に頑張ったご褒美として、人に出来るだけ迷惑を掛けないように、定期的に映画を楽しめたら、映画好きの端くれぐらいにはなれるのかなと思います。

おわりに

映画「コンフィデンスマンJP英雄編」を映画館で観ながら、こういう状況もまた楽しいものだなとふと思ったところです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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