上手くいっている時は続ける、上手くいっていない時も…続ける

税理士として独立開業して3年が経とうとしています。

長年というわけではないですが、それなりに楽しさや苦悩を経験しながら、事務所運用など考えてきました。

それは今も継続中です。

上手くいくこともあれば、上手くいかないこともある。

当たり前の話ですが、その時に臨む気持ちは変えずにいきたいものです。

上手くいっている、とは?

上手くいっている、というのは曖昧な表現で、捉え方は人それぞれでしょう。

私が思う、上手くいっているというのは、自分が思い描く通りに概ね進んでいる状態、というところです。

仕事において、自分が思い描く通りに進めていくというのは、なかなか難しいことが多いかなと思っています。

勤めている会社、職種、業務内容、人間関係などに左右されることが多いでしょう。

独立開業しているからといって、何でも自由に自分の思い描く通りに進められることばかりではありません。

しかしながら、比較的自由度は増すので、そういった場面は増えているように感じています。

とは言っても、良いことばかりではなくて、まずは自分の思い描くことを考えるところから始める必要があります。

やりたいことが常に溢れている人もいるでしょうが、そんな人ばかりではありません。

私自身は、見た目からエネルギッシュにやりたいことが溢れているタイプではないですが、静かにやりたいことが少し溢れているタイプかなと思っています。

それでも、日々の生活や仕事に紛れてしまい、やりたいことが湧き出してこないこともあります。

色んなことが重なって、スケジュール管理がタイトになっているときなどは、心の余裕がなくなってしまい、目の前のこと以外を考えられていないときもあります。

開業して半年ぐらいしてから、これではダメだと時間の使い方などを見直して、少し改善出来てきたかなとは思っていますが、油断は出来ません。

今でも定期的に意識するようにしているので、自分の思い描くことというのは頭の片隅に残るようになりました。

上手くいっている時

自分の思い描くことが少しづつでも実現していくことで、上手くいっているなと感じることもあります。

そうしたことを日々感じることで、満足感や達成感を得ることが出来るものです。

いい気持ちになって、また頑張ろうと思えたり。

ものごとが上手くいっている時には、何も考えずとも、自然と続けられるものです。

辞めようかなという発想自体が出て来ないものでしょう。

考え方によっては、ピークの時に辞める方がいいということもあるかもしれません。

それも一つの考え方ですが、特殊なケースであり、多くの場合には当てはまらないでしょう。

少なくとも私の場合には当てはまらないかなと思っています。

そのまま続いていけば、問題はないのですが、油断は禁物です。

ちょっとした成功体験に浮かれて、調子に乗ったり、自慢気にしていると、足元を救われることもあります。

たまたまタイミングが合って上手くいったこともあるでしょう。

その場合には、何か一つの歯車が狂うだけで、途端に状況が変わることもあり得ます。

上手くいっている状態を続けるためには、今よりもう一段階上の状態を思い描くこと、新たなことを思い描くことが必要なのでしょう。

例えば、仕事が増えてきて大変になってきた場合。

人を雇って、仕事を分散させることを思い描いたとします。

上手く人が採用できて、仕事が分散できている場合には、自分の思い描く通りに進んでいて、上手くいっていると言えるでしょう。

それが、雇った人が退職するとなると、途端に状況が変わってしまいます。

雇っていた人が1人で、他の人が見付からなければ、以前の状態に戻ってしまします。

上手くいっている状態を続けるためには、複数人の雇用を考えるなど、今よりもう一段階上の状態を思い描くことも必要でしょう。

そもそも人を雇用しなくてもいいように、仕事のやり方を変えていくというような新たなことを思い描くことも必要になってきます。

上手くいっていない時

自分の思い描く通りに進まないことがあると、ストレスであり、やる気が削がれていきます。

無駄な時間を過ごしていると感じてしまうこともあるでしょう。

場合によっては、辞めてしまうという選択肢を取ることもあるでしょう。

もちろん、勇気ある撤退というのは必要なもので、心身を削るような事態であったり、資金に大きな負担がかかるような場合には即決するべきでしょう。

しかしながら、悪い状況が一目瞭然で、即決出来る場合というのは多くはありません。

そういうときには、気持ちとしてはしんどくても、辞めずに続けるというのも有用な方法です。

先の例で挙げた、人を雇用する、という場合、やっぱり人を雇うのを辞めるというのはなかなか選択しにくいでしょう。

雇用している人が1人か2人で、その分を仕事のやり方を変えて、自分で完結出来るようにする、というのは可能かもしれません。

それでも相当な覚悟と工夫が必要だと思いますが。

しかしながら、雇用している人数が増えていくと、そうした運用への切替のハードルは上がっていきます。

理想的には、そうなる前に切り替えておくというところですが、後の祭りという場合もあるでしょう。

そもそも自分自身が望んでいない方向なのであれば、思い切った舵取りも出来ません。

自分の思い描くように進んでいないことがあると、目を向けるのが嫌になることもあります。

そしてそのまま自然消滅してしまうことも。

それでも、自分の思い描くことがあるならば、辞めずに続けることが大事だと思っています。

上手くいくことがあるのは、上手くいくまで続けているからということもあるでしょう。

そうした積み重ねを無理せず続けることが、結局は一番の近道なのかなと実感しています。

おわりに

上手くいっていないことがあると、平気な顔をしていても、内心はドキドキしていることがあります。

それでも辞めずに続けていると上手くいくことがあるという経験で何とかやり過ごしているというところです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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