クリーニングサービスの利用方法の変遷
社会人になって、最初に困ったのはワイシャツやスーツをどう洗うかということ。
それまで、そんな服を着ることはほとんどなく、洗濯して乾かせばすぐに着られるものばかりでした。
会社の独身寮に入ったので、必要最低限の設備は揃っています。
ただ、実家に住んでいた頃から、父親がスーツを着て出社するという職種ではなかったため、アイロンを頻繁に掛けるという光景をあまり見ることはなく。
自然とクリーニングサービスを利用するという流れになっていました。
最初は、クリーニング店に衣服を持ち込んで、期日が来たら取りに行く、という普通のサービスを利用していましたが、少しづつクリーニングサービス自体もその利用方法も変わってきています。
マンションの宅配BOXを利用したサービス
今から15年ほど前に引っ越したマンションは、当時新築のマンションで、新しいサービスや設備が導入されていました。
例えば、宅配BOX。
今では当たり前になりつつありますが、当時も少しづつ普及していたような感じです。
ただ、その前に住んでいたマンションには設置されていないものだったので、単純にもの珍しくて、すごい便利だなと思ったのを覚えています。
夫婦共働きで、昼間は家にいないことが多かったので、特に宅配便の受取には重宝していました。
その宅配BOXを利用したクリーニングサービスというのも用意されていました。
宅配BOXの左端に、クリーニングサービス専用の投入口が用意されていて、そこに衣類が入った袋を投入すれば、後日宅配BOXに配達されるというもの。
もちろん、実際には手続きはこんなに簡単ではなく、準備しておくことやルールが結構あります。
まずは、専用の袋が用意されているので、そちちらを使うこと。
イメージとしては、スーツなどを購入した時に、ハンガーに掛けて外側にカバーが付けられているものがあると思うのですが、そんな感じです。
そこに、クリーニングを依頼したい衣類を詰め込んでいく。
スーツをハンガーに掛けて入れておいてもいいですし、畳んで入れておいてもいいです。
それから、専用の注文用紙に衣類の種類、依頼する数、部屋番号、名前などを記入して、専用袋の外側にあるポケットに入れておきます。
週2回の集荷があるので、それまでに宅配BOXのクリーニングサービス専用の投入口に入れておく。
私の記憶では、水曜日と土曜日が集荷日で、次の集荷日を目途に仕上がりと宅配が行われていたと思います。
クリーニング代金は、後日1月分をまとめて、請求書が来るので、振込の処理をするというものだったと記憶しています。
これが結構ネックで、支払を別途しに行くというのが、少し面倒くさいものでした。
マンションの管理料が毎月引落されてるので、一緒に徴収してくれたらいいのにと思っていましたが、なかなか難しかったようです。
それでも、画期的なサービスとしてしばらく利用していました。
クリーニング店まで持って行かなくてもいいというのは、大きかったかなと。
ある時、仕上がりで届いたクリーニングされたワイシャツを部屋に持って帰って、開けてみると何重にも折れ曲がっていて、シワシワになっていました。
それが、仕上がりの段階でなのか、宅配される時なのか、宅配BOXに入れる時なのか、原因はよく分かりません。
ただ、こういうリスクがあるということ、対面で受け取っていないのでどちらの責任かというのがあやふやになるということ、を改めて認識することになりました。
たまたまかもしれませんし、全てにおいてそうしたサービスではない、ということは分かっています。
それでも、何となくモヤモヤしたものがあり、そこから利用することを辞めてしまったのでした。
ロッカー受取のサービス
それからしばらくは色々なクリーニング屋さんを転々としていました。
家から近いところ、早朝から開いているところ、遅くまで対応しているところなどなど。
朝出して、夕方には仕上がっているなど、便利なサービスもあったりしますが、勤務時間的には夕方以降でお店が開いている時間帯に取りに行けないことがほとんどでした。
せめて、取りに行く時間の融通が利くところがあればなと思うように。
ちょうどそれぐらいのタイミングで、ロッカー受取サービスをしているクリーニング店を見掛けたのでした。
クリーニング店に併設されたコインランドリーに受取用のロッカーが置かれている。
コインランドリーは24時間利用可能なので、ロッカー受取もいつでも利用することが出来ます。
深夜に取りに行くということはあまりなくて、クリーニング店の閉店時間を少し過ぎるとか、時間を気にせずに利用出来るのがいいところかなと。
対面での受取ではないですが、まだ店員さんがいる時間帯の時もあるので、以前あったようなクリーニングされた衣類がシワシワでも何かしら伝えやすいというのは精神的には安心出来るところだったりします。
人が見えないサービスが悪いわけではなく、人が見えないサービスだからこそ、最低限のサービスの品質を保持する努力は必要なのかなと。
これでだいぶ利便性が向上して、上手く行くと思っていました。
実際、長い期間利用し続けていました。
ただ、スーツを着る機会が減ってきて、クリーニングに出す頻度も減ってくると、クリーニング店に衣類を持って行くということ自体が億劫になってきて、衣類が溜まってしまうということが起こるようになりました。
冬場であれば、クリーニングに持って行こうと思ってから、1ヵ月ぐらい経ってしまうことも。
これではダメだと、改めてクリーニングサービスを見直すことにしました。
宅配サービス
やっぱり目を付けたのは、宅配サービス。
15年ぐらい前には、色々あって辞めてしまったけれど、自宅に居ながらクリーニングに出して、受け取れるというのは、やっぱり便利なもの。
2023年現在では、コロナ禍という状況を経験して、宅配サービスにも色々と変化が生じていました。
まずは、スマホなどネットを介して、注文などが出来るようになっていること。
料金の決済も、現金支払や振込ではなく、キャッシュレス決済が当たり前になりつつあります。
こうした点を踏まえると、利便性は格段に向上していました。
クリーニングの仕上がりなどの品質の問題についても、スマホなどで手軽に注文出来たりするからこそ、問い合わせなども手軽に出来るようになっています。
特に、SNSなどが浸透している状況では、品質の問題というのは、ネットサービスにおいては死活問題で、それをおざなりにしていると、なかなか生き残ることは出来ないでしょう。
宅配業者さんから対面で受け取ることも、宅配BOXに配達してもらうことも、自分の意志で宅配業者さんとのやり取りで決めればいいことなので、選択肢も増えました。
クリーニングの宅配サービスにも色々あって、どれが良いとかは分かりませんが、料金設定などを考えて、今は宅配クリーニングネット「リネット」を利用しています。
スマホでの操作と流れが分かり易かったというのが、一つの理由です。
また利用しながら、自分の状況に合っているか振り返りつつ、適宜利用方法を検討していこうと思っています。
おわりに
生活リズムの変化とともに、利用方法が変わるというのは、自然なことなのかもしれません。
目先のことだけで良し悪しを判断しないようにしたいものです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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