ブレーキとアクセルのタイミングは自分で決める
夏場のランニングは暑さとの戦いでもあります。
そもそも暑い時にランニングなんてしなければいいのに。
確かに一理あるとは思うのですが、趣味として続けるランニングだからこそ、1年を通して続けていきたいという思いがあります。
でも、さすがに炎天下の中を走る続けるのは無理があるので、ブレーキとアクセルを上手く使い分けたいところです。
アクセルを踏み続けられた頃は
子供の頃は、身体を動かすことが苦ではありませんでした。
運動が嫌いな方ではないので、褒められると俄然やる気が増してくる。
ただ、運動神経が抜群だとか、人より飛び抜けているというわけではないので、身体を動かすことへの抵抗感が少ないぐらいなものですが。
そうした心持ちで過ごして来たので、学生時代はずっと運動部に入っていました。
中学では野球部、高校では陸上部。
どちらもそれなりにハードな練習があります。
野球部といえば、技術的なことだけでなく、基礎体力を付けるためのトレーニングも必要となります。
昔だったので、筋トレや走り込みなど、根性的なメニューというのも結構ありました。
もちろん、それは季節は関係なく。
夏場であれば、夏休み期間があるので、部活動の時間もいつもよりたっぷり取れます。
炎天下であっても、坂道ダッシュやマラソンなど追い込むトレーニングは多かったかなと。
今考えれば、よく倒れなかったなと思いますが、今ほど暑くなかったような気がしますし、ある程度は水分補給や休憩も取れていたのでしょう。
陸上部といえば、走るしかないようなイメージかもしれませんが、こちらも効率的に走るためのトレーニングというのが重視されていました。
どちらかというと、根性論的なものよりも、スポーツ科学的な視点でのメニューが多かったかなと。
水分補給に加えて、必要な栄養素をどうやって摂取していくかなども考えたり。
それでも、トレーニング自体はやっぱりキツイものです。
炎天下で必要以上に体力を消耗させていくわけではないですが、自分で自分を追い込んでいくようなイメージでしょうか。
純粋にトレーニングだけで自分の限界まで追い込んでいくので、また違ったキツさがありました。
しかしながら、それで体調を崩すとかそういうことはなく、ずっとアクセルを踏み続けられていました。
ブレーキを踏にくい状況
若さもあって、アクセルを踏み続けても大丈夫だったという面はあるでしょう。
多少の無理なら、我慢すれば耐えられる。
しかしながら、ブレーキを踏みにくい状況というのもありました。
部活動においては、基本的に一人でトレーニングするということはありません。
誰かとペアであったり、チーム全体で取り組んだり。
そうすると、安易に自分だけブレーキを踏むということが出来ません。
もちろん、体力的に厳しくて、途中で休んだりしている人はいましたが、その段階ではまだ平気だったりで、タイミングを逸してしまう。
どうしても他の人との関わりで考えてしまっていました。
自分だけ抜けるわけにはいかない。
もし抜けたら、何か思われるかもしれない。
実際に何か言われたりしたわけではないのに、勝手な被害妄想で恐れていたのかもしれません。
そんなことで体調を崩したら元も子もないですが、それに何とか耐えられるぐらいの体力はあったのでしょう。
自分の中でのこだわりみたいなものも関係していたのかもしれません。
ここでブレーキを踏んでしまったら、自分を追い込めない。
限界を超えるためには、多少の無理はしないといけない。
今考えても、その辺りのさじ加減は難しいですが、当時であれば尚更はっきりとした基準がない。
どうしてもの時しかブレーキが踏めない状況だったのかもしれません。
ブレーキを踏んでも、またいつでもアクセルが踏めるように
今年2023年9月で44歳になります。
昔のような体力はありません。
でも、気持ちは、学生時代の運動部の頃のイメージが残ってしまっています。
それでも、最近ようやくブレーキを踏むタイミングを自分で決めれるようになってきました。
夏場でもランニングは続ける。
そこのブレーキはまだ踏んでいません。
でも、炎天下は避ける。
早朝の時間帯を選ぶようになりました。
それでも、日の出を過ぎると、暑さが身体に応えてきます。
自主的にランニングするのは週1回にしているので、出来るだけ長い距離を時間を掛けて行いたい。
なので、いつもは10kmを続けて走るというのを一つのラインにしています。
これが夏場だと結構キツイ。
走り始めて数kmで汗だくになることも。
それでも走り続けないと意味がないのでは。
以前はそんな強迫観念みたいなものがありました。
最近では、躊躇なくブレーキが踏めるようになりました。
途中でウォーキングを挟む。
ただ、必ずもう一度アクセルは踏むと決めています。
それで、自分の決めた距離を達成して、心も身体も自己肯定出来るようになりました。
ブレーキとアクセルのタイミングは人それぞれですが、自分で決めて、納得することが大切なんだと思っています。
おわりに
年々、夏場のランニングのキツさが増してきているように感じています。
それでも、自分の状況に合わせて、楽しく続けることを優先したいなと思う今日この頃です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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