自分にとっての区切りの月は9月

1年という期間を設定して、その中での区切りの考え方は色々あります。

1～12月という暦年で考えた場合には、半分となるのは6月。

上半期・下半期の区切りとなる月です。

4～3月という年度で考えた場合、半分となるのは9月。

こうして考えると、区切りというのものには意味があるようで、ないようなもの。

自分自身がどう意味付けするかということに尽きるのでしょう。

私の場合であれば、9月。

自分に直接的に影響のあることが集中している月だからというのが主な理由です。

誕生日

年齢を重ねてくると、誕生日なんて特別なものでもないという感覚があるかもしれません。

私自身も、そこまで特別な思い入れがあるわけでもなく。

盛大に色んな人にお祝いされたいという願望は特にありません。

日中は、平穏に過ごしたい。

そういう思いはあります。

ただ、そのまま何もなく１日が終わるのは寂しいもので、近しい人からは誕生日であることに触れては欲しい。

ちょっとめんどくさいところがありますが、いい塩梅を求めてしまうところです。

自分が子供の頃であれば、当たり前のように家族が誕生日をお祝いしてくれていました。

いつもとちょっと違う夕食と誕生日プレゼントがもらえる。

その日は何だか主役になったような気分で、単純に嬉しかったなと。

大人になるにつれて、自分が誕生日だということは、人には伝えないと、誰もお祝いをしてくれないということに気が付きました。

そして、自分の誕生日を伝えると、何かして欲しいという催促になることもある、ということにも気が付きました。

その頃から、わざわざ自分の誕生日を人に伝えるということは極力しないようになりましたが、幸いにも自分の家族が出来て、限られた範囲の中で盛大にお祝いしてくれることに感謝しています。

自分にとっては、気を遣わず、心地良さを感じられる雰囲気で、またこの１年頑張ろうと思える区切りになっているのだと実感しています。

結婚記念日

結婚記念日の定義はよく分からないのですが、私の場合であれば、結婚式を挙げた日の翌日に婚姻届を出しました。

厳密に言えば、どちらが結婚記念日なのか。

そんなにこだわるところでもないかもしれませんが、どちらも大切な日ではあります。

ただ、記念というぐらいなので、人様に結婚することを報告することになった結婚式を挙げた日の方が分かり易いかなと。

なので、我が家の場合は。結婚式を挙げた日を結婚記念日として制定しています。

色んな人に関わっていただき、結婚式という一大イベントをさせていただきましたが、日付という意味でずっと覚えているのは当事者の私たちぐらいなものでしょう。

それが良いとか悪いとかいう意味ではなく、２人にとって思い入れのある日として自然と記憶されていくもの。

２人から始まって、そこに子供が加わって、家族4人でその日を迎えられているというのは、何だか感慨深いものがあります。

2024年は特に結婚して20年という区切りの年でもあり、子供たちの受験がひと段落していることを考えると、何か一緒に出来ることはないかなと考えてしまいます。

今は当たり前に家族4人で暮らしていますが、いつまでもこの状態が続くわけではありません。

子供たちは自立して巣立っていき、私たちも更に年を重ねていくことになります。

そんなときでも、今日は結婚記念日だな、と思えるような暮らしをしておきたいところです。

独立記念？日

税理士として独立開業したのは、2023年10月3日現在で今から約4年前。

実際に、前の勤務先を退職して、新しい事務所に出勤したのは10月1日でしたが、その前から動き出してはいました。

事務所の賃貸契約は9月1日からスタートで、勤務税理士から開業税理士への登録変更の手続も同日からスタートしていました。

そのため、厳密には独立したのは9月1日からともいえます。

記念といっていいのかは分かりませんが、間違いなく区切りの日とはなったかなと。

ただ、9月1日初日は、何故か鍵の引渡しをしてもらえず、新しい事務所に入ることが出来なかったので、何もなく過ぎてはいきました。

その後、何もない部屋で買ってきたパソコンの設定から始めて、インターネットを繋げて、カーテンもない窓の光がだんだん暗くなってくるのを眺めていたのを今でも覚えています。

前の勤務先での仕事をしながらだったので、なかなか思うように作業が進まずに、9月30日の退職日を迎えた時には、明日から大丈夫だろうかと不安に思ったものでしたが、次の日からは集中して作業に取り掛かることが出来ました。

9月が終わると、新しい日々が始まる。

今でも大きな変化があるわけではないですが、ふとそんな感覚に陥ることがあります。

そんな思い入れのある事務所で過ごすのもあとわずかな時間となりました。

良いことも悪いことも色んなことを経験してきて、また新たな一歩を踏み出せるというのは、初心に戻れるような気持ちになるので、嬉しいものです。

おわりに

10月に入ると、急に涼しくなってきて、季節の変わり目を感じるところです。

秋から冬への移り変わりが好きな季節でもあるので、これからも心地良い時間の流れを感じていきたいなと思っています。

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この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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