身体で覚えることもメモする
子供の頃には何も考えなくても普通に出来ていたことが、すんなり出来ない。
年齢を重ねてくると、誰しも経験することなのかもしれません。
そうしたことを拒否することは出来ないので、受け入れるしかない部分もありますが、抵抗してみる気概は持っておきたいところです。
昔は出来ていたのは
人によって向き不向きのことというのはありますが、私の場合は、スポーツなど身体を動かすことは比較的好きな方でした。
練習をして、その成果が順位や勝敗やタイムなど結果として出て来ることに嬉しさを感じられていたというのは、向いていたからなのかもしれません。
もちろん、全国レベルで考えれば、そこまですごい結果が出せたわけではないので、あくまで素人レベルの範疇ではありますが。
小さい頃から地元の野球クラブに所属していて、中学校では野球部、高校では陸上部と、ずっと身体を動かす生活が身近にありました。
上手くなりたい、速く走れるようになりたい。
毎日練習に励んでいたのは、単純にそうした思いがあったからです。
そのための努力はずっと続けていました。
ただ、今思えば、練習のために何かをメモするということはなかったように記憶しています。
部活などの練習メニューは、基本的には与えられるもの。
上手く出来ない時には、反省して明日の練習に活かせるようにしようと頑張る。
自主練をするにしても、「〇〇を毎日〇回する」というような決めごとをメモすることはあっても、その中で気付いたことなどをメモすることはなく。
明日はこうしようと思って、翌日に実践するということを繰り返すのみ。
これが出来ていたのは、単純に記憶力が良かったというのもあるでしょう。
色んなことを忘れずに覚えていられる。
若かったからというだけではないかもしれませんが、その要素は大きいかなと。
身体を動かす機会が多かったというのも一因としてあるでしょう。
学校の部活であれば、ほぼ毎日あるので、「次の時に」は明日のことが多いので、忘れにくい。
もちろん、高いレベルになれば、詳細な情報をメモして次に活かすことを実践している人もいましたが、少なくとも私の場合はそこまではなかったかなと。
年齢を重ねることで
子供の時は良かった、などと感傷に浸るのも何か違うような気がしますが、一つのことに集中し易い環境だったのかなとは思っています。
学校があって、部活があって、そこを中心とした生活が成り立つ。
社会人になって、仕事があって、となるとどうしても仕事が生活の中心になりがちです。
そうはならないように、働き方改革などがクローズアップされていますが、個々の意識がそれぞれ高まらないとなかなか難しいものではないかなと。
仕事に追われて、それしかないと、いうのは避けたいところですが、仕事を中心に考えることが必ずしも悪いことではないのかなとも思っています。
その仕事の中身が大事なのではないかなと個人的には思っています。
身体を動かすのが仕事であれば別ですが、そうでなければ、年齢を重ねることで、身体を動かす機会というのは減ってくるものです。
そんなことはない、毎週〇〇の練習をしている。
そういう方もいらっしゃるでしょう。
それでも、学校の部活のように、ほぼ毎日身体を動かしていたことに比べれば、機会は減っているということが多いのかなと。
私の場合は、極端に減りました。
特に、高校を卒業してからの生活の変化が大きくて、ほぼ運動をしなくなりました。
たまにその場のノリみたいなものでキャッチボールをしたりすることはありましたが、何かに取り組んでいるという感覚は全然なく。
社会人になってからは、その傾向は更に加速して、自ら運動をするということを忘れてしまったような生活だったかなと。
会社の同好会に参加したり、マラソン大会にエントリーしたりなどしましたが、なかなか習慣としては定着せず。
ちゃんと練習などをしないので、良い結果も出ず、更にやる気を失うという悪循環に陥ってしまう。
これではダメだと、自分の現実を受け入れるところから始めることにしました。
抵抗するための手段としてメモする
昔と同じようにしていても、今は同じような結果は出せない。
運動においては特にそう痛感しています。
今は、マラソンを趣味として継続中ではありますが、そこに至るまでは色々な試行錯誤がありました。
ほとんど練習していないのに、大会で良い結果を残してやろうと、意気込む。
全然走れないことに気付いて、何となくで始めた練習を無理して実施することで、足を痛める。
練習から遠ざかって、再開するのに時間が掛かる。
日常にないことを日常にするためには、明確な意思を持つことが必要となるものです。
年齢を重ねて、仕事だけでなく色んなことに対峙する大人であれば、特に。
そのためには、そもそもの目的を考えることから始めることになります。
マラソンを趣味にしたい目的は?
趣味なんだから、そんな肩肘張らずに気楽に考えればいいのでは。
それも一理あるとは思うのですが、それは軌道に乗った後のこと。
始めの定義はやっぱり大事なもの。
大人になると、こんな回りくどいことをしなければ、なかなか重い腰が上がらないものなのでしょう。
その手段として、言葉にするというのはより意識が高まるものだと実感しています。
机に向かって、達筆で書をしたためる必要はありません。
メモ用紙やスマホのメモアプリに、自分の言葉で思いを書き連ねることが大事だと思っています。
拙い文章で全然問題ありません。
こうして始めることが出来れば、儲けものです。
後は、それを継続すること。
ただ何となく続けるのでもいいですし、何か目標を持って取り組むのでもいいでしょう。
目標を持つなら、練習あるのみですが、そこにメモを取り入れるのも有用です。
例えば、ゴルフのスコアの目標を立てる。
学校の部活のように、毎日決まった時間と場所を確保出来るわけでも、身体が動くわけでもない。
それなら、今の良かった感覚、ダメだった感覚を言葉にしてメモしておく。
それを次の練習の時に見返して、そこからまたスタートする。
スマートではないかもしれませんが、昔のようにいかないことへの抵抗する手段としては、やってみる価値はあるかなと実感しています。
おわりに
まだまだ何かを成し得たわけではないですが、手応えを感じることもあるので、自分には合っているのかなと思っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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