自分が周りに及ぼす影響を恐れる

自分が周りに及ぼす影響というと、生き方や言動など格好いいことが思い浮かぶかもしれません。

もちろん、そういったこともありますが、私の場合はもっと物理的なことが気になってしまいます。

先日も、改めて実感した次第です。

身長が高い方だと

大人になると、自分の身長を正確に把握する機会というのはあまりありませんが、私の身長は179cmぐらい。

1年に1回の健康診断の時に計っているので、大きく違っていることはないでしょう。

180cmぐらいと言ってもいいのかもしれませんが、何となくサバを読んでいるような気がして言わないようにしています。

世間一般には、身長は高い部類に入るかなと思っています。

たまに自分よりも身長が高い人に出くわすことはありますが、頻繁にではないので、見上げる経験というのは貴重なものです。

身長が伸び始めたのは、中学生になってから。

小学生までは、クラスの中でも真ん中よりもちょっと後ろに並ぶぐらいのポジションでした。

それが、中学生になってから急激に身長が伸びて、今と同じぐらいの身長になりました。

もっと身長が高い人の方が色々な苦労があるとは思いますが、これぐらいの身長でもいくらか苦労することがあります。

もちろん、人によって苦労の種類や方向性は違うものです。

私の場合は、図体がでかいことで邪魔になってないかを気にしてしまうこと。

周りへの気遣いが出来るということではなく、周りの目を気にしてしまうだけのことです。

「前の人が邪魔で見えない・・・」と思われてないか。

実際にそういったことを言われているのを耳にしてしまったこともあったと思います。

だからこそ、余計に委縮してしまって、周りをキョロキョロしてしまう。

別に悪いことをしているわけではないのですが。

子供の頃、お祭りなどのイベントで、人混みの中にいると、視界が遮られて、前が見えないことがありました。

ほとんどの人は子供の自分を気に掛けてはくれませんが、中には気付いてわずかな空間を確保してくれる人もいました。

そういう立ち振る舞いが印象に残っているのかもしれません。

観客になる時の立ち振る舞い

日常生活を送る中では、身長が高いことで気を遣う場面が頻発するわけではありません。

そういった場面に遭遇する機会といえば、観客になる時。

多くの人が一定の場所に留まり、一斉に同じ方向を見ているような場面。

椅子が並んでいて、座るとなれば、浅く腰かけて頭が飛び出ないようにする。

姿勢が悪くて、だらしなく見えてしまうこともあるので、雰囲気にもよりますが。

もちろん、座席の配置がきちんと考えられていたり、階段状になっているなどであれば、そこまで気にしなくてもいいのかもしれません。

それでも、映画館や舞台を観る時などには、自然と姿勢を低くしようとしている自分がいます。

立つ姿勢の時はどうか。

立っている時には、出来るだけ自分を縮めるように姿勢を悪くして猫背気味になる。

頻繁に後ろを気にしてしまって、ちょっと不審者のようになっているのかもしれません。

正直なところ、周りから見れば、あまり変わらないのかもしれませんが、自分にとってはそれで気休めになっているのかなと。

先日参加したフェス形式のライブでは、アリーナスタンディング席だったので、立つ姿勢でライブを観ることになります。

ブロックが指定されているのですが、立ち位置は自由。

そうすると、自分の後方に立っている人が気になる。

でも、自分が一番後ろに立つとステージが遠くなってしまう。

結果、後ろを気にしながら、合間でポジションを変えながら、過ごすことになりました。

何だか集中出来なくて楽しめないように思われるかもしれませんが、自分の中では、出来ることはやっていると思えているので、気分はスッキリとして集中出来ているものです。

コロナ禍での制限

2020年に始まるコロナ禍という状況では、色んな制限を自粛という形で実践する必要がありました。

代表的な考え方は、ソーシャルディスタンス。

人と人との距離を一定に保つようにするというもの。

その影響で、コロナ禍でのライブの参加の仕方は、それまでと大きく変わることになりました。

声を出せない。

隣の人と一定の距離がある。

それまでライブに参加していた人からすれば、楽しみの一部を奪われたような感覚だったのかもしれません。

もちろん出演するアーティストの方も。

私自身は、そういった楽しみ方が出来ないという変化に戸惑いはありましたが、そこまでストレスは感じず。

元々、楽しさを全身で表現したり、全面に出すということはしていなくて、内に秘めて楽しむタイプ。

そのため、アーティストの方のパフォーマンスを純粋に楽しめれば、充分満足出来る。

そして何より、周りの人と一定の距離があるので、背の高さを気にしなくていい。

これは自分にとっては、快適な環境でした。

もちろん、コロナ禍での制限により思ったようなパフォーマンスが出来ないというアーティストの方の苦悩や他の多くの観客の方のストレスにより、ライブ自体が盛り上がらないと本末転倒になってしまいます。

それでも、ライブの一つの形として、自分には合っていたのかなと。

自分が周りに及ぼす影響を恐れるというのは、色んな場面で避けては通れないですが、少なくなるに越したことはありません。

周りに及ぼす影響に目を向けられるということも大事だとは思いますが。

おわりに

自分と他の人の楽しい環境は違うこともある。

それを認識した言動を実践出来れば、もっと楽しめる環境が増えるのだと思っています。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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