非日常から日常に戻りやすくなってきたという感触

非日常で思い浮かぶのは、旅行。

頻繁に行くことはなかなか出来ませんが、だからこそちょっとしたことでも特別感がある。

しかしながら、特別感が強ければ強いほど、日常とのギャップが大きくなって、非日常から日常へ戻るときにしんどさを感じてしまうもの。

以前は、そのしんどさを毎回感じていましたが、先日の旅行の際には、スムーズに日常に戻れたような感触がありました。

日常に戻るのがイヤな気持ち

必ずしも当てはまるものではありませんが、非日常は楽しいことが多いイメージです。

普段と違うことを経験して、ワクワクしたり感動したり。

旅行というのは、その典型例かもしれません。

普段の環境とは違うところに行って、新しい刺激を受ける。

日常がつまらないわけではないけれど、かと言って、楽しみばかりでもない。

楽しみばかりだと、気持ちの浮き沈みが大きすぎて、落ち着いて生活していられないというのもあるでしょう。

そうした日常を過ごしているからこそ、たまに訪れる非日常が楽しみになる。

言ってみれば、平日と週末というのも、日常と非日常に該当すると言えなくもありません。

私自身は、学生時代や勤務していた時には、金曜日を乗り越えれば、週末だ!というので、特に予定がなくても、何だか嬉しい気持ちになっていました。

だからこそ、その非日常が終わって、また日常に戻るというときには、気持ちはどんよりしている。

それは、日常に戻るのがイヤだということなのでしょう。

もちろん、日常に戻るしかないということは分かっている。

そこで、戻らなかったら困るのは自分だということも。

それでも、憂鬱な気持ちであることには変わりない。

毎週そんな気持ちを何十年と感じながら過ごしてきました。

それは、たまにしかない旅行でも同じこと。

旅行から戻ってきて、明日から学校だ仕事だと思うと憂鬱な気持ちになってしまう。

旅行が楽しければ楽しいほど、その気持ちは強くなるものです。

ただ、先日の旅行の際には、そこまで憂鬱な気持ちになることもなく、何なら明日からの日常のことを考えながら、スーッと気持ちが切り替わっていくような感覚がありました。

日常と非日常を使い分けるように

この気持ちの変化みたいなものは何なのか?

単純に旅行がそこまで楽しくなかったのか?

イヤイヤそんなことはない。

諸事情で日程変更することになって、ようやく実現することが出来た旅行であり、無事に行けたことだけでも、感無量なところがありました。

そして、ゆっくりしながら、やりたいと思っていたことがほとんど実現出来ており、達成感もある。

おそらく非日常への向き合い方が変わってきたからかなと。

税理士として独立開業してから、時間の使い方というのが大きく変わりました。

基本姿勢としては、コツコツ継続。

毎日実施するちょっとした習慣を続けることに主眼を置くようになりました。

例えば、朝起きて動き出す時間。

毎日同じぐらいの時間に起きて、朝の活動時間をしっかり取る。

それは、平日でも週末でも関係なく。

それこそ、旅行に行ったときにも同じぐらいの時間に起きて、動き出す。

毎週日曜日の早朝にジョギングするというのも、日常・非日常に関係なく続けるようにしています。

先日の旅行の際にも、日曜日の早朝にジョギングをしていました。

ただ、気を付けていることがあります。

それは、非日常に大きな影響がないようにすること。

せっかくの旅行で、毎日のルーティンがあるから、ここには行けない・これは出来ないというのは何か違うかなと。

あくまで非日常が優先で、場合によって日常と非日常を使い分けるようにしているというところです。

非日常への入り・日常への戻り

日常と非日常の使い分けというと、ちょっと大袈裟ですが、そんなに厳密に考えているわけではありません。

自己判断なので、自分がここまでなら許せるかなというのを、自分の気分で決めているだけではあります。

ただ、その延長線上で、日常と非日常の切替のために、特に意識していることもあります。

例えば、旅行に出発するというとき。

出発の時間にもよりますが、そんなに朝早くなければ、いつもの時間に起きて、当日であっても、習慣としてやれることは実施する。

先日の旅行であれば、朝7時30分ぐらいの出発だったので、準備などは前日までに終わらせておいて、当日の朝はいつもぐらいの時間に起きて、いつものように身支度をして、事務所に行って毎日の習慣を最低限済ませてから、旅行に出発しました。

特に時間に追われることなく、ゆっくりと非日常へと入っていくという感覚でしょうか。

もちろん楽しみなので、少しワクワクしながら毎日の習慣をしているところはありましたが。

そして、旅行から帰ってきた時。

これまた到着時間などにもよりますが、いつもぐらいの時間にお風呂に入って、歯磨きをして、寝る。

もちろん余韻もありながら、色々と振り返りながら。

でも、明日からの日常のことも考えながらというところでしょうか。

そして、翌日はまたいつもぐらいの時間に起きて、日常の朝の活動を始めていく。

いきなりこうしようと思っても無理ですが、開業してから何年も掛けて積み上げてきたリズムなので、ようやく身体と心に馴染んできたのかもしれません。

だからこそ、今回非日常から日常に戻りやすくなってきたという感触を改めて感じられたのかなと思っています。

おわりに

多少の疲れはありますが、今日も朝から淡々と日常を始められるのもまたいいものです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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