自分のエンジンが掛かるまでの時間

先日、娘と話していた際に、自習する時の勉強を始めるまでの時間の話題になりました。

今日は勉強しよう！と勢い込んで自習室に行っても、なかなかエンジンが掛からない。

そんなものかと聞いていましたが、よくよく考えてみると、そう言えば自分もそうだなと思い当たる節があります。

始めるまでの時間

自分のエンジンを掛けて頑張ることで思い浮かぶのは、まずは受験勉強。

学校や塾で授業を受けたりする際には、時間が来れば授業が始まるので、強制的に勉強の時間になるもの。

集中しているかどうかは別として、勉強する環境になっているのは間違いないでしょう。

それが、自習など自分で勉強の時間を作り出すとなれば、始まりも終わりも自分次第。

間接的に誰かに強制されることもあるかもしれませんが、そうした影響を受けにくいところもあります。

私自身は、今日は勉強するぞ！という時には、図書館だったり、塾の自習室だったり、自宅とは違う場所に行って勉強することが多かったかなと。

学校や塾があれば、授業などが終わって、そのまま図書館や自習室で勉強していく。

学校や塾がない日であれば、朝から図書館や自習室に行って、閉まる時間までいる。

これだけを聞くと、ずっと勉強しているようなイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

適度に休憩したり、過度に休憩してしまったり。

なかなか勉強を始められず、自己嫌悪に陥ることも。

特に、始めるまでの時間については、なかなか上手く行かなかったかなと。

図書館や自習室に行くためには、持って行くものを用意したり、身支度したり、それなりに準備が必要なもの。

そこから移動して、着いたらまずは勉強の準備がまた必要になります。

そこで、ちょっとひと息つきたいなと思ったり、ちょっと時間をおいてからにしようとなる。

この誘惑に負けることが多かったかなと。

しんどいことが始まることが分かっているからこそ、何かしら逃げ道が欲しかったというのもあったり。

でも、結局はやらなければいけないことなので、しばらく経ってから勉強を始める。

やってみれば、案外集中できることもあるので、あの時間は何だったのかと後悔してしまう。

そうしたことの繰り返しだったかなと。

準備の時間を減らす工夫

移動するから、準備や休憩の時間に逃げてしまうのだと思って、移動をなくしたこともありました。

それは、自宅で勉強するということ。

朝起きて、いきなり勉強をし始める。

極端に言えば、こうしたことが可能です。

ベッドの横に机があれば、起きてすぐに机に向かうことも出来る。

移動時間はほぼゼロ。

準備や休憩も最低限で済みます。

この方が効率的ではないか。

そう思っていた時期もありました。

しかしながら、そうそう上手く行くわけでもなく。

自分の意思の弱さなども相まって、移動時間や休憩が必要ないなら、始める時間をもう少し遅くしてもいいのではと思い始めてしまいました。

今までは６時からスタートしていたけれど、6時15分からでもいいのでは？

そうなると、後はどんどんなし崩し的に時間がずれ込んでいき、結局移動して休憩していた時とあまり変わらない状況に。

こうしたことは勉強だけに限らず、仕事などでも起こり得ることなのかなと。

今は税理士として独立開業していますが、仕事場をどこにするかというのを選ぶことが出来ます。

事務所を借りるか、自宅で仕事をするか。

事務所を借りるなら、自宅から近いところか遠いところか。

私自身は、事務所を借りることを選択しましたが、人によっては、自宅で仕事をする方が移動時間などのムダを省けるという場合もあるでしょう。

しかしながら、自分の場合には、結局は同じことになりそうな予感がしています。

慣れてくると甘えが出てしまう。

結局は、自分のエンジンが掛かるまでの時間をコントロールする術が必要なのかもしれません。

気を紛らわしてみる

なかなか自分のエンジンが掛からないのは、しんどいことが待っていることへの不安から来るものかもしれない。

それなら、楽しいことも織り交ぜてみたら、気が紛れるのではないか。

学生時代の勉強の時には、なかなか出来なかったのですが、好きなラジオを聴いたり、好きな音楽を聴くというのもいいかなと。

元々、仕事の車移動の時には、一人で行動することが多かったので、ラジオをずっと流していました。

その流れで、税理士として独立開業してからも、事務所でラジオを聴くように。

そうすると、朝一番になかなか自分のエンジンが掛からない時でも、好きなラジオを聴けると思うと、気持ちが向き易くなることもあります。

その内、気分も乗ってきて、いつのまにか自分のエンジンが掛かっている。

ラジオでダメな時は、好きな音楽を流してみる。

それだけで気が紛れることもあります。

こうしたことは他のことにも利用することが出来ます。

例えば、早朝のランニング。

普通に考えれば、早朝の眠い時に、疲れるランニングをするというので、気が向かないことの方が多いでしょう。

私もそうでした。

でも、走ってみれば、気分は爽快でスッキリすることは分かっている。

そうした時には、好きなラジオを聴いて気を紛らわせるようにしています。

今では、ラジオをじっくり聴きたいがために、早くランニングに行きたいと思えることもあり、少し目的が変わってきています。

それもまたいいものです。

おわりに

こうして考えてみると、実質的には自分のエンジンが掛かるまでの時間というのは、昔も今も変わっていないのかなと。

色々工夫の仕方はありますが、それでもダメなら、今日はやめておく。

それぐらいの余裕が持てるようにはしておきたいところです。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

この記事を書いている人

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