時間をムダにしたという感覚

これって時間をムダにしてしまったのかな。

時々そう思うことがあります。

場合によっては、すごく後悔することも。

こうした時間をムダにしたという感覚。

よくよく考えてみると、そうでもないと思い直すこともあります。

平日の朝の映画館

誰かと一緒に映画を見に行くときには、週末になることがほとんどです。

それは、その方が予定を合わしやすいから。

私自身も、会社や事務所に勤務している時には、その方が有難いものでした。

有給申請をしてという手続きが手間だったというのもあるかなと。

今は税理士として独立開業しているので、ある程度は時間の自由がききます。

そのため、一人で映画を観に行くとなれば、平日を選びやすくなりました。

平日なら混雑していないし、満席になっていることもあまりないので、ゆったり観れる。

本当は、話題の映画を人混みに紛れて観るのも嫌いではないのですが、場合によるかなと。

平日の朝一番の映画となると、話題の映画であっても、結構空いているものです。

数人しか観客がいないことも。

都会の駅に近い映画館だと、駅の中を通って映画館に行くことになります。

平日の朝の時間帯だと、通勤ラッシュの時間に重なることになる。

電車に乗らないので、人の流れに逆行して進んでいく。

ガヤガヤとした空間と人混みを抜けていき、閑散とした映画館にたどり着くと、そのギャップの大きさに驚くことも。

そうすると、何だか平日の朝から仕事もせずに、何をやっているんだろうと思うこともあります。

これって、時間をムダにしている?

本当は他にやっておいた方がいいことがあったかもしれない。

そんな思考に陥ることもあります。

独立開業しているからこそ得られる自由だ!と声を上げる場合もあるかもしれませんが、そこだけを求めていたわけでもなく。

もしかしたら、人にそうしたメリットを話す機会がたくさんあれば違っていたのかもしれません。

そのうち、自分の満足度だけを考えるようになってきました。

観たい映画を自分のペースで快適な環境で観る。

それが実現出来ていると思うと、時間のムダではないのかなと思えるようになってきました。

信号待ちの時間

外出して、歩いていたり、自転車に乗っていたりすると、信号待ちをする時間があります。

渡る道路の広さやタイミングによって待ち時間は様々。

時間にすると、数分ぐらいでしょうか。

周りを見渡すと、ほとんどの人はスマホを見ています。

それが良いか悪いかということではなく。

私自身も、たまにこの先の道順などを調べるためにスマホを操作することはあります。

ただ、そんなに頻度は多くないかなと。

大体は、信号を見ながら、ボーっと考えごとをしています。

要するに何もしていないということなのかもしれません。

それって、時間をムダにしている?

周りの人の様子を見ていると、そう思ってしまうこともあります。

もしかしたら、そうした隙間時間を上手く活用することで出来ることがあるのかもしれない。

何でもテキパキと短時間で出来る人であればそうかもしれません。

私の場合は、たとえ数分でも、落ち着いてしっかり向き合うようにしないと、中途半端で終わってしまう。

それこそ、時間のムダになってしまうかもしれません。

それなら、たとえボーっと考える時間であっても、自分の頭を使っている方が合っているかも。

実際のところは、そこまで深く考えているわけではないですが、そんなこんなでボーっとしていることが多いかなと。

唯一の利点は、信号が青に変わった時の第一歩が、スマホを見ている人より少しだけ早くなるぐらいですが。

こま切れの習慣

日頃の心掛けとして、ちょっとづつを長く続ける、ということを意識するようにしています。

いわゆる習慣というものです。

その日で完結するものでないなら、長く続けることで何かしらの成果が出るかもしれない。

そう思って、色んなことをこま切れの習慣として定着させようとしています。

このこま切れの習慣ですが、上手くハマれば、それなりの成果は出るものです。

私が今の環境で生きていられるということがまさにその成果と言えなくもありません。

ただ、上手くいくことばかりではありません。

とにかく時間が掛かる。

数年から下手したら数十年掛かることもあるでしょう。

それでも長く続けることが必須条件。

途中で諦めたら、実るものも実りません。

それでも、結果的に成果が出ればいいですが、何にもならないこともあります。

これまでの時間は何だったのか。

それこそ時間をムダにしたと思ってしまうかもしれません。

しかしながら、本当にそうかというのは考えておきたいところ。

そんなに単純なものなのか。

費やした時間は本当に他に影響していないのか。

こんなことを言ったら元も子もないですが、全てのことを把握することは不可能です。

原因と結果を全て紐付けられないことの方が多いでしょう。

そう考えれば、今必要だと思うことをちょっとづつ長く続けることが、時間をムダにしないということなのかなと。

おわりに

時間は待ってはくれないので、あまり考え過ぎずに、走りながら軌道修正するのがいいのかもしれません。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

大阪市福島区を拠点に活動中。
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