有給休暇があったら・・・

昨日は大阪マラソン2025に参加してきました。

何とかゴールまでは辿り着いたものの、最後はだいぶ息切れしてしまい、次への課題となりました。

でも、その前のフルマラソンでの初めての棄権を考えれば、また振り出しには戻れたかなと。

いつも余裕があってゴールしているわけではありませんが、今回は特に身体へのダメージが大きいように感じています。

でも翌日は普通に仕事をする予定です。

もしも有給休暇があったら・・・。

そんなことがふと頭をよぎりました。

最初の有給休暇

有給休暇という制度を強く認識するようになったのは、社会人になってからです。

ただ、よくよく考えると、学生時代のアルバイトの時に、有給休暇を取得していました。

正確には、自ら有給休暇を取得していたというよりも、シフトの休みに有給休暇が割り当てられていた、というところです。

今から25年程前の2000年ぐらいの話ですが、世間的には、有給休暇を積極的に取得するという流れが来る前だったような気がしています。

そこそこ大きなスーパーの農産部門でアルバイトをしていたので、有給休暇の取得が推奨されていたのかもしれません。

基本的には、ダメな日を申請して、社員の方がシフトを組んで、シフトが休みの日に有給休暇が割り当てられているという流れ。

当時はラッキーぐらいにしか思っていませんでしたが、今考えればすごいことだなと。

働いていないのに、給料がもらえる。

語弊があるかもしれませんが、当時はそういった認識だったかなと。

もちろん、結構な頻度と時間でシフトに入ってていたので、ラクではありませんでしたが。

シフトに入れる日を申請するのではなく、入れない日を申請するので、基本的には入れない日以外はシフトが組まれている状態。

最初は、シフトに入れない日を最低限にしていたので、結構キツかったのを覚えています。

その内、ちょっと余裕を持たせてもいいのだと気付き、防御のために、多少はシフトに入れない日を増やしていましたが、人員に余裕があるわけではなかったので、本当に多少でした。

学生のアルバイトは2人しかいなかったので、基本的にはどちらかが入らないといけない。

自分が休みにすると、自動的に相手のシフトとなってしまう。

もちろん、どちらも無理な時もあるので、その時は社員さんが補填していましたが。

それでも、無理して補填している感じがあったので、ちょっと気を遣う部分があったかなと。

勤務時代の有給休暇

そんなアルバイトを経験して、社会人になってからは有給休暇という制度はかなり優遇されていたような印象があります。

実際のところ、周りはどう思っていたのかは分かりませんが、きっちり有給休暇を使い切っている人は結構いたかなと。

私自身は、有給休暇をきっちり使い切っている人に対して、当時から、特に何か思うところはありません。

敢えて言えば、うらやましいな、というところでしょうか。

アルバイト時代のように、シフト制の仕事の場合であれば、休みの時の仕事は他の誰かが肩代りしているようなイメージがあります。

次の出勤の時には、その日以降の仕事をしていくことになり、休んでいた期間の仕事が持ち越されるということはあまりないでしょう。

しかしながら、社会人になってからは、担当制の事務仕事ということが多くて、シフト制の時のようには行きません。

基本的に、自分が担当している仕事は自分で完結させなければいけない。

もちろん、キャパオーバーになってしまって、他に支障が出るような場合などは手伝ってもらうことはありますが。

有給休暇を取得しても、誰かが自分の仕事をしてくれるわけではなく、その前後で仕事の調整をしておく必要があります。

きっちり有給休暇を取得している人は、そうした調整もきっちりされていて、有給休暇を使いこなしているので、うらやましいと感じていたのでした。

私の場合は、勤務時代は特にスケジュール管理がいつも一杯一杯で、全然が余裕がなく。

有給休暇を取得しても、その分仕事が後ろ倒しになるだけで、更にスケジュールに余裕がなくなってしまう。

そんな状態が多かったので、有給休暇を取得するのは最低限になっていました。

結果的に、退職する時には、有給休暇が丸々残っていて、何だか損しているような気分だったかなと。

開業してからの有給休暇

税理士として独立開業してから2025年2月25日現在で、6年目に突入しています。

開業している個人事業主なので、会社などからの有給休暇はありません。

休めば、それだけ収入が減る。

必ずしもそうとは限りませんが、極端に言えばそういうことかなと。

だからこそ、休むということに慎重になる部分があります。

ただ、休みのは不安だからずっと仕事をしてしまうというわけではありません。

この日は休みの日にする!などまとめて休みをを取るというよりも、小出しに休みを取るというところでしょうか。

毎日遅くまで仕事をしたりせず、早めに切り上げて、息抜きなど仕事以外の時間に当てている。

そうすることで、トータルの休みの時間は以前よりも増えているかなと。

例え有給休暇が取れたとしても、勤務時代と同じように仕事が後ろ倒しになるだけです。

そう考えると、有給休暇を取る取らないの前に、仕事のスケジュールをコントロールすることが大事なのかなと思っています。

おわりに

大阪マラソンの疲れはありますが、身体が動かないわけではないので、やるべきことを早めに進めて、早めに切り上げる予定です。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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