3月3日は早く帰る

税理士業界では、2月・3月はいわゆる繁忙期と呼ばれる時期です。

個人の確定申告が集中すると、普段よりも業務量が増えるので、仕方のない部分があるかなと。

私自身も、税理士業界に身を置いているので、その影響は少なからず受けてきました。

ただ、最初から3月3日は早く帰ることを続けています。

税理士業界へ転職した日の翌日

3月3日と言えば、世間的にはひな祭りの日。

女の子がいる家では、日常とはちょっと違う日になるのでしょう。

私自身は、男3兄弟で育ってきたので、ひな祭りとは縁遠い生活を送ってきました。

そういったことがあるという認識はあるものの、具体的に何があるのかというのは分からず。

結婚して、長女が生まれて初めて知ることが多かったかなと。

そこから特別な日なんだという認識に変わっていきました。

それから次女が生まれたことで、更に特別な日になることに。

このブログでも何度か書いたことがありますが、元々一般企業の経理で働いていて、税理士業界に転職したという経歴があります。

ちょうどその転職するタイミングと、次女が生まれるタイミングが重なっている時期でした。

意図したわけではないですが、転職先の会計事務所に入社した翌日に次女が生まれて、それが3月3日。

面接のときから、入社してすぐにお休みいただくかもしれませんとは言っていましたが、本当にそうなるとは思いもよらず。

入社した日の夜中に、病院に向かって、朝方まで過ごして、今日お休みしますと事務所に連絡を入れることになりました。

その時はあまり気付いていませんでしたが、税理士業界としては繁忙期で、事務所ももちろん繁忙期。

未経験で入社したばかりで役に立てることはほとんどなかったとは言え、ご迷惑をお掛けしたかなと。

そんなこんなで、3日3日というのは特別な日になり、次女の年齢と税理士業界の経験年数がリンクするようになったのでした。

それから毎年のように

入社した初年度はこんな感じで過ごしましたが、税理士業界にいる限り、3月3日は大体繁忙期の真っ只中です。

事務所によって、その強弱は変わってくるとは思いますが、勤めていた事務所ではどちらかというと強の方でした。

個人の確定申告の時期だけ、夜食の補助が出るようになり、ほぼ1か月間は夕食を家で食べないことがほとんど。

最初はカルチャーショックでしたが、その内に慣れてきて、少し楽しみに感じる部分もあったかなと。

ただ、3月3日だけは早く帰っていました。

ひな祭りと次女の誕生日があるからです。

正直なところ、定時を過ぎても帰る人が少ない状況で、お疲れ様でーす、と帰っていくのは最初引け目みたいなものがありました。

何か思われてるのではないか?

でも、どうしてもこの日は早く帰りたい。

そんな葛藤が最初はありました。

ただ、その内サラッと帰れるようになりました。

それは吹っ切れた部分が出て来たというのもありますが、そもそも他の人も大体何とも思っていないということに気付いたからというのもあります。

よくよく考えれば、繁忙期であっても、定時に帰っている人を見て、自分自身が何か思うわけでもなく。

それぞれのペースで仕事を進めていけばいいので、そこの足並みを揃える必要はないはず。

そうして、毎年退職するまで3月3日は定時で帰るということを続けていました。

独立開業してからも

税理士として独立開業してからは、より早く帰ることが実現し易くなったように感じています。

そもそもの考え方として、2月・3月が繁忙期というのを出来るだけなくしたいという思いもあり、普段から夜遅くまで仕事をするということがないような工夫をするようになりました。

その一環として、朝型の生活に切り替えるということをしてみたり。

実質的には、仕事をする時間を減らせているわけではなく、時間帯を朝の方向にズラしただけの部分もあるので、根本的な解決になっていないところもあるでしょう。

ただ、夜遅くまでという日を極端に減らせたのは、良かったかなと。

そういう経過もあるので、3月3日も、早く帰るというよりもいつも通りに帰るという感覚に近いかなと。

当日に準備などで動けるぐらいの余裕があるのは、開業したからというのが大きいものです。

税理士業界に入って、1年目を除けば、16回目の確定申告の時期です。

何か区切りになる回数でもないですが、次女も今や高校生。

今のところは早く帰るを継続出来そうです。

おわりに

3月3日は特別な日ですが、それは子供がいるからという前提もあります。

そうした前提がそろそろ変わるかもしれないので、その後のことも考えておかなければとふと思ったのでした。


【広告スペース】>>>>>>>>>>>>>>


>>>>>>>>>>>>>> 【広告スペース】

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

大阪市福島区を拠点に活動中。
オンラインも活用しているので、対応エリアは問いません。

平日毎日でブログを更新中。

プロフィールはこちら

主なサービスメニュー

【単発サポート】
 単発税務サポート
 個別コンサルティング
 確定申告サポート
 融資サポート

【継続サポート】
 顧問業務
 税務顧問応援パッケージ(福島区)
 税務顧問応援パッケージ(ラーメン屋さん)
 事務処理のひと手間を減らすサポート