きっちりスケジュールを組んで遊びを持たす

税理士として独立開業することを決めてから、スケジュール管理についてちょくちょく考えるようになりました。

ただ何となく目の前の仕事をこなしていくのではなく、少しでも先を見据えたスケジュール管理。

今思えば、それまではスケジュール管理というよりもスケジュールの記録に留まっていたかなと。

そこから、色んなスケジュール管理を試すようになって、今に至ります。

今は、強弱をつけたスケジュール管理に落ち着いています。

開業前はスケジュールが埋まるか不安

税理士として独立開業すると決めてから、実際に開業するまで、2年弱程の期間がありました。

そのため、スケジュール管理について考えるのは、勤務している時のスケジュールで考えることになります。

社会人としては16年、税理士業界に転職してからは8年ぐらいの年次だったので、それなりの仕事量がある状態。

ひと月を通してであったり、一年を通してであったり、仕事量の波も結構あって、夜遅くまで仕事をすることが常態化していました。

必然的に夜型の生活にならざるを得なくて、夜遅くに帰宅して、朝はギリギリまで寝ているという生活。

まずは、この状態からの脱却ということで、朝型の生活へシフトしていくことを目指していました。

まずは、朝早くに出勤するというところから。

いつもは朝9時ギリギリに出勤していたのを、朝8時からデスクに向かえるように出勤時間を早めることにしました。

そんなに劇的な変化というわけではないかもしれませんが、それまでの生活を考えると、私にとっては大きなチャレンジです。

いきなり夜遅くをなくすのは難しそうなので、まずは朝から。

最初は慣れずにしんどい部分はありましたが、最初から無理し過ぎないのが良かったのか、何とか継続することが出来ました。

退職に向かって、仕事の整理をしていくタイミングだったのが功を奏したのかもしれません。

そうして、朝型の生活への一歩を踏み出したのですが、一抹の不安がありました。

それは、せっかく朝型の生活にシフトしたのに、開業しても暇だったらどうしよう、というもの。

スケジュールに余裕があるというのは、今考えれば良いことなのですが、その頃は生活をきちんとしていけるかの不安もあったので、スケジュールが埋まらない不安というのが大きかったかなと。

スケジュールは埋まっていくけれど

そんなスケジュールが埋まらない不安を抱えながら、開業の準備をしていたのですが、やることは多くあるので、スケジュールはどんどん埋まっていきました。

ただ、収入に繋がるような外部の仕事ではなく、体制を整えていく内部の仕事がほとんど。

しばらくは埋まっていくスケジュールをこなすだけで精一杯だったかなと。

開業してから半年ほど経って、ようやく落ち着いてきたかなという時に、また新たな状況の変化がありました。

2020年に始まるコロナ禍です。

色々と大変なことはありましたが、私にとって幸いだったのは、事務所の体制の構築にじっくり取り組む時間が取れたこと。

思った以上に事務所にいる時間は多いものでした。

それでも、緩やかながら新しい仕事の依頼をいただけていたので、スケジュールは埋まっていきます。

このまま同じようなスケジュール管理をしていると、勤務していた時と同じような状況になるのではないか。

そんな恐れもあって、更に朝型の生活へシフトすることにしました。

早朝から事務所に行って、夕方早めに帰る。

今のスタイルの原型になっているものです。

きっちりスケジュールを組んで遊びを持たす

時間の使い方としては、今までの時間の使い方を、そのまま早朝の時間帯にズラすようなイメージです。

 9時~19時

 ↓

 6時~16時

ただ、6時からいきなり仕事を始めるのではなく、毎日コツコツと積み上げるルーティンのようなものもやっておきたい。

 読書

 研修動画

 タイピング

 ブログ執筆

 ・・・

そうなると、実質の仕事の時間は減ることになります。

そのためには、スケジュール管理をきっちりしておかないと、仕事が回らないことになる。

そこから、グループウェアやアプリのカレンダー機能を利用したスケジュール管理をするようになりました。

当日の早朝に、その日のスケジュールをタイムテーブル形式で順番に登録していきます。

きっちりスケジュールを組んではいきますが、基本は夕方早めの時間で終了。

そこからは、仕事のスケジュールは基本的に入れません。

もちろん、例外はありますが、あくまで例外。

これは平日のスケジュールで、土曜日の午後や日曜日は仕事の予定は基本入れないようにしています。

いわゆる遊びの部分です。

きっちりスケジュールを組むことも大事ですが、この遊びの部分がどれぐらいとれるかも同じぐらい大事です。

きっちりスケジュールを組んでいると言いながら、スケジュールが崩れるのはよくあること。

そのリカバリーのための遊びの部分がないと、途端に余裕がなくなってしまいます。

先日も、身内の緊急の予定が平日の夕方に入ることになりましたが、その日の仕事の予定などは終わっていたので、少しの調整で対応することが出来たのでした。

おわり

きっちりスケジュールを組んで遊びを持たすことの有用性を実感したところです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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