仕事の時間の伸び縮み

税理士として独立開業した当初から、仕事の時間の短縮を意識してきました。

せっかく自分で仕事の時間を決められるのだから、仕事ばかりに時間を割かないようにしたい。

それまでの仕事への取り組み方がしっくりきていなかったのかもしれません。

でも、最近は仕事の時間の伸び縮みを意識するようになってきました。

伸びの時期

学生から社会人になって、一気に仕事の時間の割合が増えました。

学生の頃は、仕事といえばアルバイトぐらいなもので、1日数時間を週何回かというもの。

それが、社会人になると、1日8時間を週5日で仕事をするという環境になりました。

まさに仕事中心の生活。

ただ、最初の方は定時で仕事を終えて、仕事から離れる時間が結構ありました。

17時30分過ぎに退社して、18時過ぎには寮に帰り、夕食を食べる。

19時ぐらいから寝るまでは自分の時間です。

たまには、寄り道をしたり、飲み会に参加することもありますが、そんなに頻繁にあるわけでもなく。

基本的にはゆっくりしていましたが、それだけだとさすがに時間がもったいないということで、自己啓発みたいなものにも時間を割いていました。

仕事に関係する資格の勉強をしたり、バイクの免許を取りに行ったり。

その内、任される仕事が増えてきて、業務量が増えてくると、そういった自分の時間というのはどんどん消えていきました。

夜遅くまで残業をして、帰宅して夕食を食べて、寝るまでの準備が終わったら、すぐに寝るだけ。

また翌日は朝から仕事。

転職してからも、状況は変わらず、繁忙期になると、むしろ仕事の時間は以前よりも増えていたかもしれません。

税理士試験の勉強も重なっていたので、それも仕事の一環と考えれば、さらに仕事の時間は増えていたかなと。

独立開業する1年前ぐらいには仕事の時間は伸びきっていたのかもしれません。

縮みの時期

そんな状態だったので、独立開業すると決めてから、仕事の時間を縮める取り組みを始めていました。

まずは、スケジュール管理。

結局、何に時間を使っているのかに目を向けていなかったので、記録を付けることにしました。

スマホのタスク管理のアプリで、何か行動する時には、逐一登録していく。

段々と実績が蓄積されてくれば、そこから予定をあらかじめ登録して、実行するように。

そこから、1日の始めに、その日の行動を細かく決めて登録するようになりました。

その流れの中で、朝型の生活の方が時間を上手く使えるのではないかと思い立ち、生活リズムも変えていくことに。

勤務していた時は、大体就業時間のギリギリに出社していましたが、1時間前には出社して、仕事を始めるように。

ただ、夜遅くまで仕事をすることが急になくなるわけでもなく。

しばらくは、ただ仕事の時間が長くなっただけの状況が続きました。

でも、その内、退職に向かって、仕事を整理していく段階になっていったということもあり、夜遅くまで仕事をするという機会はどんどん減っていったのでした。

そうした状況の中で、独立開業を迎えて、更に朝型の生活を推し進めることに。

当初は、9~18時を基本としていた仕事の時間を、6~15時とすることにしました。

その内、6~9時までは毎日の習慣だったり、このブログを書く時間にしていたので、実質的な仕事の時間は9~15時。

仕事の時間を縮める取り組みに着手していきました。

伸び縮みのバランス

仕事の時間を縮める時期が独立開業した当初だったというのは、タイミングが良かったのかもしれません。

それまでに伸びきった仕事の時間を、一旦リセットしてまた一から始める。

気持ちもリフレッシュされて、新しいことに挑戦しているという感覚もあって、スムーズに進んでいきました。

ただ、多くの人が直面する壁が立ちはだかることになります。

独立開業して、一定の収入を確保するためには、仕事を増やしていかなければなりません。

そのために、営業活動などの仕事を増やす取り組みをしていく。

一定の収入を確保できるぐらいまで仕事が増やせたとして、そこで営業活動などは終わりでいいのか。

増やせたとしても、また減る可能性がある。

一定の収入を確保するためには、仕事を増やす取り組みを続けていくしかありません。

自分の都合のいいように、仕事を増やしたり減らしたり出来ればコントロールしやすいのですが、そうそう上手くはいかないもの。

そう考えれば、仕事の時間が伸びることも上手く使い分けたいところです。

でも、伸びきってしまえば、また戻すのが大変になる。

独立開業して、時間の使い方の選択がし易くなっているからこそ、仕事の伸び縮みをバランスよく使いこなせるのではないか。

夜遅くまで仕事をすることを常態化することはありませんが、夜遅くまで仕事の時間を使ったなら、翌日はその分早めに切り上げる。

そういった時間の使い方もありだと思うようになってきました。

今は、そのバランスを見極めるために、試行錯誤しているところです。

おわりに

極端に振れ過ぎずに、良いバランスを見付ける。

それが一番難しいのかもしれません。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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