急ぐ理由は人それぞれ

何かモノを買おうとしたり、申込みをしようとしたりする時には、あまり急がないように心掛けています。

それは、焦って決めても、後悔先に立たずのようなことがたまにあるから。

ただ、本当に急ぐ必要があることもあるので、難しいところです。

相手の都合(受ける側)

税理士として独立開業して6年が経過しました。

事業をしていると、色んな営業があったりするものです。

例えば、飛び込みの営業。

事務所のインターホンが鳴って、出てみると知らないスーツの人。

「所長先生はいらっしゃいますか?」

「私ですが・・・。」

「初めまして、私は・・・。」

基本的にアポイントのない方の面談はお断りしているので、詳しくはパンフレットを下さいとお伝えしています。

すると、

「今キャンペーンをしておりまして、今月中にお申込みいただくと・・・。」

何だかお急ぎの様子。

現金なもので、お得になるというお話を聞くと、少し興味を惹かれるところがあります。

ただ、そこでふと冷静になって、本当に今申込しないとダメなのかひと息置くようにしています。

もしかしたら、いつまでも続くキャンペーンかもしれない。

そもそもキャンペーンでもないのかもしれない。

お得感はあるけど、本当に必要?

そのまま押し切られると断れなくなるので、一旦ひとりで考える時間を作ってみます。

そうすると、クリアになることも。

ただ、相手の都合なのだとしたら、急ぐことはないのかなと。

機会を逃さないために(提供する側)

こちらがモノやサービスを受ける側の時には、急かされる理由がはっきりしなければ、受け入れにくいところはありますが、反対にモノやサービスを提供する側になるとまた違った見方が出来るものです。

相手にとってメリットになる部分があるけれど、今月末で提供が終了するので、ご希望があればそれまでに手続きを済ませておきたい。

もちろん、以前からご案内しているが、返答をお聞きするタイミングが合わなかったり、相手の方が忙しくて、すっかり忘れている期間があって、期限が迫ってきている。

スケジュールを逆算すると、今週までに手続きをしないと間に合わない。

そうすると、相手に合わせ過ぎずに、急いでしまうことはあります。

せっかくの機会を逃さないために。

そう思って動いていることでも、相手からしたら、なぜそんなに急いでいるのかと理解されないこともあります。

何か企んでいるのではないか?

変な疑念を持たれてしまったら、お互いにとって不利益しかありません。

結局のところはコミュニケーションの問題ですが、日頃から分かり合えない部分があると、そうしたすれ違いが起きやすいので、丁寧に関係性を気付いておきたいものです。

急ぐ理由は人それぞれ

色んな人が関わっているからこそ、色んな人の都合が関わってきて、誰かにとっての機会を逃さないために、が複雑に絡み合っているもの。

単純に、特定の誰かの都合でしょ?とは言えないのが難しいところです。

誰かが悪だくみをしていて、騙そうとしている方が分かり易くていいかもしれません。

それぞれが、それぞれの正義みたいなもので動いていて、どこかでそれがぶつかってしまう。

そうなると、後は自分の判断で決めていくしかありません。

相手は急ぐ理由があるけれど、それに納得出来るか。

自分にとって急がない理由はあるのか。

今日決めてしまわないのは、ただ後回しにしているだけではないか。

それなら、急がない理由にはならないかなと。

思い込みを捨てて、一方の情報だけでなく、他の情報を得ながら、客観的に急ぐ理由を考えてみる。

そこまで堅苦しくなくてもいいですが、そうしたステップを踏んでいれば、後悔することは少なくなるかなと思っています。

おわりに

最近急ぐことと急がされることが立て続けに起こったので、思うところを書いてみました。

よくよく話を聞いてみると、最初の印象と違うということもあったので、慎重に判断したいところです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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