確定申告書等作成コーナーで作成した保存データの提出方法を変更する
個人の確定申告書を作成する際には、税務ソフトなど何らかのシステムを利用する方が効率的な場合が多いかなと。
有料のソフトを購入して作成することも出来ますが、国税庁が無料で提供している「確定申告書等作成コーナー」を利用するのも一つの方法です。
最初に、提出方法を選択してから作成することになりますが、後から変更できるようになっているので、より取っ付きやすくなりました。
新規作成するときに提出方法を選択する
確定申告書等作成コーナーは、確定申告の時期になると、国税庁のホームページに確定申告の特集ページが掲載されて、その中にリンク等の情報が掲載されています。
例えば、令和6年分であれば、このような形式。
国税庁ホームページ
令和6年分 確定申告特集
トップページには、「作成開始」と「保存データを利用して作成」が用意されています。
国税庁ホームページ
令和6年分確定申告書等作成コーナー
流れのイメージとしては、データを入れる箱を作成して、そこにデータを入れていく。
途中で、データを箱ごと保存すれば、後日その保存したデータの箱を読み込んで、続きから作成出来るというところです。
まず、データの箱を作成する際には、提出方法を選択する必要があります。
国税庁ホームページ
令和6年分確定申告書等作成コーナー
マイナンバーカードを持っている場合には、マイナンバーカード認証によるe-Tax送信をおススメされます。
マイナンバーカードを持っていなければ、ID・パスワード方式か書面での作成を選択することになります。
この提出方法の選択をしないと先には進めないため、この時点で提出方法をある程度決めておく必要があります。
以前は最初に決めた提出方法で最後まで
提出方法を選択する時点で、まだ決めていなかったり、マイナンバーカードを持っているが今手元にない場合でも、とりあえずその先の入力を進めておきたい場合はどうするか。
以前であれば、最初に提出方法を選択すると、後から変更することが出来ませんでした。
入力途中でデータを保存して、続きを入力する場合でも、以前に選択した提出方法のデータを読み込むしかありませんでした。
提出方法を変更するには、データの箱を一から作成するしかありません。
データの入力がかなり進んでいたりすると、やり直すためには時間と手間が掛かります。
後で提出方法を変更することも出来るように
この提出方法の変更ですが、保存データを読む込む際に、変更できるようになっていました。
おそらく令和6年分から。
もしかしたら令和5年分から利用出来ていたかもしれませんが、気付かず。
「保存データを利用して作成」メニューに「提出方法の変更」が追加されています。
国税庁ホームページ
令和6年分確定申告書等作成コーナー
「提出方法の変更」とすると、作成開始の最初の画面に表示された提出方法の選択の画面に推移します。
後は、変更したい提出方法を選択して、進めていくことになります。
おわりに
国としては、書面提出ではなく、e-Taxを利用した電子申告による送信を更に推進したいようです。
それが正しいかは分かりませんが、便利だと感じられるのであれば、乗っかってみるのも一つの方法かなと思っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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