この5年の間のランニングの目的・効用の移り変わり
ランニングが趣味になればとボチボチ始めてから、5年程経ちます。
10年・20年と長年続けているわけではありませんが、それなりの期間にはなってきたかなと。
この5年の間でも、ランニングの目的・効用は移り変わってきています。
最初はマラソン大会のため
そもそもランニングを趣味にしようと思ったきっかけは、2019年の大阪マラソンでの惨敗でした。
このブログでも何度か書いたことがありますが、後半のほとんどは歩いていた記憶があります。
その前にも、一度大阪マラソンに出場したことがあり、その時には練習不足とペース配分が全然出来なくて、早い段階で膝が痛くて走れなくなり、後半はほとんど歩いていました。
何とかゴールまでは辿り着いたものの、走ってゴール出来なかったので、やり切った感が全然なく。
とにかくしんどかったので、もう出場することはないかなと思っていました。
それから10年以上経って、ひょんなことから再び2019年に大阪マラソンに出場することになりました。
前の惨敗からだいぶ時間が経っていたので、当時の大変な思いは忘れていたのかもしれません。
せっかくだからと前回の反省を活かして、ある程度は練習して臨むことにしました。
ペース配分も、前半は他の人に引っ張られないように抑え気味で行こう。
バッチリ対策が出来た!というわけではありませんが、前回よりはキチンと考えて臨むことは出来たかなと。
そうして臨んだ2019年の大阪マラソン。
結果は、前回とあまり変わらない惨敗。
半分までは何とか走っていましたが、そこから失速して歩いてしまい、そこから復活出来ず、ずっと歩くことに。
何とかゴールは出来たものの、やっぱり走ってゴールしていないとスッキリしない。
このままではダメだと思い、次の日には近くで受けれるマラソンレッスンを探し始めていました。
そうしてランニングを趣味にするべく、動き始めたのでした。
そのため、最初のランニングの目的は、趣味にするとは言いながら、マラソン大会を目指すことだけでした。
途中からは身体の健康のため
こうして2019年12月から始めたランニングですが、2020年になって事態が急変しました。
2020年から始まるコロナ禍の影響です。
2020年4月には緊急事態宣言が出て、マラソンレッスンが一時期休止に。
マラソン大会も軒並み中止になっていく。
こんな状況になっても、ランニング自体は続けていました。
一人でも行えるというのが良かったのかもしれません。
週1回ですが、ただひたすら黙々とランニングする。
人と接する機会が極端に減って、行動が制限されることで、身体を動かす機会というのも極端に減っていました。
自宅と事務所の往復が基本で、後はほとんど自宅か事務所で過ごす。
運動不足どころではない感じになるところでしたが、ランニングによってちょっと運動不足ぐらいで済んだかなと。
元々は、身体の健康のため!という意識はなかったのですが、結果的には身体の健康のためになっていたようです。
今は心の健康のため
コロナ禍が明けると、以前のようなせわしなさが段々と戻ってきました。
マラソン大会も再開されてきて、目標とするには良い環境が揃ってきました。
ただ、以前よりはマラソン大会を目標にするという意識はなくなってきているように感じています。
コロナ禍では、ランニングが身体の健康のためになっていた部分もあると思いますが、振り返れば、それ以上に心の健康のためになっていたかなと。
2019年に税理士として独立開業して、それまでとはガラッと変わった環境の中で、2020年から始まるコロナ禍では、更に今までにない状況が追加されたような感覚で、自分の中で閉塞感みたいなものに襲われることもありました。
この先どうなっていくのだろうか。
開業のことなら、経験している諸先輩方がいるけれど、コロナ禍で話を聞きにくい状況。
その上、コロナ禍という状況は誰もが初めてのことなので、相談しようもない。
そんなことを悶々と考えているだけでは、気が滅入るだけです。
そんな時に、ランニングをしていると頭がスッキリする感覚がありました。
同じことを考えるのでも、身体を動かしながらの方がポジティブになれるということを聞いたことがあります。
明確な根拠は分かりませんが、その効用を実感したところです。
だからこそ、最近では思考をクリアにするために、ランニングをしたいと思えるようになりました。
以前であれば、
マラソン大会がある → ランニングする
だったのが、
ランニングする → マラソン大会も出てみる?
という感覚でしょうか。
もちろん身体的なしんどさもありますが、それ以上に心の健康のための効用を日々実感しているところです。
おわりに
これからまたランニングの目的・効用は変わっていくとは思いますが、その時々に合わせて楽しみながら続けられたらいいなと思っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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