Dropboxのデータ復元を初めて使った備忘録

税理士として独立開業するにあたって、まず検討したのは、データ管理について。

ペーパーストックレスを目指していたこともあり、扱うデータはどんどん増えていくはず。

データだからこそ手軽に扱える部分もありますが、その分思いがけない削除や変更のリスクもある。

そうした思いもあって、Dropboxを導入することにしました。

バックアップやバージョン管理などの機能が充実していることも選んだ理由の一つですが、導入してからずっとその機能を使うことはなく。

つい先日、初めてDropboxのデータ復元を使うことになり、手順などが分からず、少し手間取ったので、今後のためにも備忘録を残しておきます。

以前のファイルに上書きしてしまった

仕事で利用するデータにも色々ありますが、よく使うのがExcelファイル。

税務会計に関わる仕事ということもあり、計算も含めた資料作成に重宝しています。

そのExcelファイルですが、データを一から作るということはあまりありません。

毎月や毎年のような頻度で作成するデータであれば、前回のデータファイルをコピーして、必要項目を変更して、利用することがほとんど。

全く同じ形式のまま使うのではなくても、大枠の形が出来ていて、そこに変更を加えていく方が時間的にも効率的に進めることが出来ます。

先日も、固定資産計上のための共通費等の按分の資料が必要ということで、以前に作成したExcelファイルを元に作成することにしました。

いくつか形式があるので、今回のケースに近いものをExcelファイルを開いて、確認していく。

なかなか近いものが見付かりませんでしたが、ようやくこれかなというものを見付けました。

ちょっと時間が迫っていたので、そのまま資料の作成に入ります。

変更が必要な項目に入力していき、サクサク作業が進んでいきました。

ひと通り入力が終わった頃に、ふと気が付きました。

あれ?これってオリジナルのデータに入力してしまっている?

Excelファイルをコピーするのを忘れて、そのまま入力してしまっていました。

保存すべき、前のExcelファイルのデータがなくなってしまっている?

少し焦りながら、Dropboxはデータ復元出来ることを思い出しました。

Dropboxのデータ復元の概要

Dropboxでは、一定期間のデータを復元することが出来ます。

 Dropboxホームページ
 Business

 

 

私の場合は「Standard」を利用しているので、180日間は遡れることになります。

今回のケースは、以前のExcelファイルを書き換えて保存してしまったので、変更前のデータを復元するというので対応出来そうです。

具体的な操作方法

変更前のデータを復元するというのは、もう少し具体的に言えば、バージョン管理している内の、今回の変更の1つ前のバージョンのデータを復元するということです。

 Dropboxヘルプセンターホームページ
 Dropbox バージョン履歴概要

 

具体的な操作方法についても記載されています。

 Dropboxヘルプセンターホームページ
 前のバージョンのファイルを復元する方法

 

画面の一例としては、こんな感じです。

 

 

該当するバージョンで「復元」ボタンを押せば、データを復元することが簡単に出来ます。

おわりに

バックアップなどは念のためなので、その機能を使う事態が起こらないことが一番ですが、使わないとそれはそれで損をしているような感覚になることもあるので、難しいところです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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