今の仕事環境がなくなってやり直すなら
新配信サービス「DOWNTOWN+」の配信が2025年11月1日から始まりました。
それまでの経緯や事情などは別にして、それまでの仕事環境がガラッと変わる可能性はあります。
規模や種類などは全然違いますが、そうなる可能性は想定しておきたいところです。
現状は開業税理士
税理士として独立開業して、2025年11月6日現在で、7年目に突入しています。
それまでは、税理士法人に勤務していて、所属税理士として仕事をしていました。
元々、税理士を目指したのは、新卒で入社した会社で、経理部門に異動して、顧問税理士の方とやり取りするようになったというのがきっかけです。
その時点で、30歳になろうとしていたので、目指すタイミングとしては遅めだったようです。
そこから、税理士事務所に転職して、働きながら、税理士資格の取得を目指すことにしたのでした。
38歳の時にようやく合格して、税理士資格を取得。
2年ぐらい所属税理士をして、独立開業することになり、開業税理士になったという流れです。
そもそも独立開業するということ自体がチャレンジであり、未知数の部分が大きいものでした。
その時には、家族がいて、収入を途切れさせるわけにはいきません。
途切れなかったとしても、食べていけるだけの収入は最低限確保しなければいけない。
もしも、食べていけるだけの収入が得られない場合には、開業をやめるという覚悟をしていました。
もちろん、どのタイミングで判断するかというのは難しいところです。
これから収入が上がっていくかもしれないけれど、そこまで資金がもたない。
他の業種の方と悩みは同じです。
3年経てば、軌道に乗って安定してくる。
どこからかそういう話を見聞きしていましたが、安定してきているという感覚はありません。
ただ、何とか食べていけるかもという思惑を、実績に基づいて感じられるようにはなってきたかなと。
この今の仕事環境がなくなるとすれば、どうするか。
状況によって、選択する道は違ってくるでしょう。
→所属税理士?
もしも、開業税理士として、食べていけないと判断したら、開業自体をやめることを選択するところがスタートです。
でも、収入を途絶えさせるわけにはいかない。
現状であれば、家族もいるので、ある程度の収入を確保する必要があります。
そうなると、今までの経験値も含めて、税理士としての仕事を続けて所属税理士として働ける職場を探すのが現実的でしょう。
収入面以外はある程度譲歩しなければいけない。
開業する時に、既に開業している税理士の方の書籍やセミナーやブログなどを読み漁っていましたが、もう勤務には戻れない、という主旨のことをよく見聞きしました。
就業時間や人間関係など、組織のしがらみから一度離れると、それにもう耐えられない、ということのようです。
私自身も、開業税理士を何年もやっているので、その感覚はある程度は分かります。
全く自由というわけではないけれど、全部自分で決めていくことに慣れていると、誰かの指示を受けることに窮屈さを感じるのかもしれません。
ただ、そんなことを言っている場合でもないのかなという思いもあります。
開業をやめるということは、最終的にはその方法が自分には合っていなかったということであり、そこで得られていた自由も自分には合っていなかったということなのでしょう。
もちろん、やめる理由にもよるとは思いますが。
私の場合であれば、今のところは開業している期間よりも組織に勤務していた期間の方がまだ長いです。
正直なところ、勤務していた頃の感覚というのはまだあります。
よくよく考えれば、勤務していたことがそんなに嫌だったというわけでもなく。
それなりにしがらみやしんどい思いをすることはありましたが、それは開業しても種類は違えど同じようなことはあります。
そう考えれば、所属税理士に戻るという選択肢がまず最初に出て来そうです。
→会社員?
独立開業しようと思えた要因の一つに、税理士という資格があったというのがあります。
国家資格であり、先人の方々のおかげで社会的な信用もあり、仕事に繋がりやすい面がある。
異業種でイチから開業するよりもリスクが少ないのかもしれません。
ただ、この税理士という資格がなくなってしまう可能性はあります。
何か問題を起こして、資格が停止になったり、最悪の場合ははく奪されることも。
もちろん、そうならないように日々真摯に仕事に取り組むことが前提ではありますが、自分のコントロール出来ないところもあります。
その場合に、どうするか。
今までの経験を踏まえて、税理士資格はないけれど、税理士業界で働くというのも一つの手でしょう。
もちろん、問題の内容によって、雇ってもらえる先があるかは分かりません。
でも、今までと同じような仕事が出来て、ある程度の収入を確保出来る可能性があります。
難しければ、全然違う業種の会社員として働く道も考えなくてはいけません。
それでも、最初は経理・財務部門を選ぶでしょう。
何だかんだで税務会計に関わる仕事をしていきたいという思いがあります。
転職活動の経験は一度しかありませんが、それでもその大変さは身に染みています。
そんなに簡単なものではない。
自分を否定され続けるような感覚で、それでも内定を勝ち取らなければいけない。
会社員という選択肢も否定は出来ません。
おわりに
どんな状況であれ、一度立ち止まったとしても、とにかく前に進まないと始まらない。
そうなれば、なりふり構わず選択していくしかないのだと思っています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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