面接で思い出すこと
先日、子供がアルバイトの面接を受けるということで、色々と話を聞いていました。
私がアルバイトをしていた頃とは、Webでの申し込みなど応募の方法など変わっている部分はありますが、根本的なところは変わっていないようです。
今回のアルバイトの応募も、店先に貼ってあった求人募集のチラシを見たのがきっかけでした。
少し緊張しているようですが、自分自身を振り返ってみても、面接の時はいつも大体緊張していたものです。
印象的なアルバイトの面接
アルバイトをしていた期間は、高校卒業後から大学卒業まで。
初めてアルバイトをした時の面接というのは全然覚えていません。
明石海峡大橋の開通記念のイベントの警備で、高校時代の友人に誘われて、何となくアルバイトをすることになったという流れ。
短期バイトだったので、もしかしたら面接自体がなかったのかもしれません。
その後、長期のアルバイトとして、ジャスコ(現:イオン)の農産部門で働くことになりました。
その時の面接も全然覚えていません。
大きな企業なので、その辺りの手続きなどはキチンとしているとは思うのですが、無難にこなせたのだと思います。
アルバイトの面接で印象的なのは、大学3回生から一人暮らしをすることになり、最初にアルバイトをすることになったラーメン屋さんです。
家の近所をブラブラ歩いていた時に、店先でたまたま求人募集のチラシを見掛けました。
そういえばアルバイト先を探そうと思っていたので、ちょうど良いと思って、そのまま店の中へ。
アイドルタイムだったので、他にお客さんはおらず、厨房にいる店員さんに、求人募集のチラシを見たんですけど・・・と話し掛けました。
最初は少しびっくりされていましたが、「あぁ。」という感じで厨房から出てきてくれました。
「そしたら、今から面接しましょうか。」
「えっ?」
話が急展開で最初は付いていけず。
求人の内容をちょっとお聞きして、応募方法などをお聞きしようと思っていたぐらいなので、いきなり面接ということでびっくりしたのでした。
ただ、この後の予定などは特になかったので、そのまま面接していただくことに。
どうやら、その方は店長で採用の担当でもあったので、話が早かったようです。
求人募集のチラシを貼ってはいるけれど、それを見てお店に入ってくる人は初めてだったようで、興味を持っていただいたようでした。
ひと通りの説明を受けて、いくつか質問を受けながら、いつから入れる?という話に。
いつの間にか採用となっていたようです。
緊張はしたけれど、急に面接となったので、その分緊張している暇がなかったというのが本音のところでした。
良い思い出がない就職活動中の面接
就職活動はとにかく大変だったという記憶があります。
就職氷河期の最後の時期というのもあったと思いますが、何より自分が就職することへの意欲が欠けていたのが主な原因だったかなと。
多くの人が、就職活動に向けて準備をしている中で、エントリーシートの書き方や面接への取り組み方などの本も読んだりせず、行き当たりばったりの活動になっていました。
そもそもエントリーシートの段階で、書類審査をなかなか通過できず。
やっと面接まで辿り着いても、一次面接やグループ面接の段階で落ちてしまう。
今考えれば、一番ダメだったのは、なぜ面接で落ちたのかが全く分からなかったことかなと。
面接の最初から最後まで、フワフワとした感覚で、相手の意図が分からず、自分がどうしたいのかも表現出来ない。
何とか取り繕ってはいたものの、そこを見抜かれていたのだと思います。
「君、そんなんじゃ就職できないよ。」
ある会社の面接で言われた言葉です。
就職する気があるのかというように見えていたのでしょう。
就職活動の期間が長くなってくると、徐々に慣れてきて、面接での相手の意図なども少し感じ取れるようになってきました。
前の人が、ゲームの会社でゲームが好きですとアピールしているのを聞いて、募集の職種は社内SEなのになと思ったり。
ゲームも好きだけど、そういったゲームを作る人たちを支える社内システム構築などに力を入れてみたいです!とアピール。
何とか最終面接まで辿り着いたものの、遅刻しそうになってあたふたしてしまったせいか、不採用。
最終的には就職出来たものの、面接で手応えを感じたことはなかったかなと。
社会人になってからの面接
社会人になると、基本的には採用のための面接を受ける機会は極端に減ります。
あるとすれば、転職するときぐらいでしょうか。
私自身も一度転職活動をしたことがあるので、その際に再び面接を受ける機会がありました。
ただ、就職活動の時のようなフワフワしたような感覚はなかったかなと。
相手の意図もある程度は分かる。
こちらの希望も具体的にイメージ出来る部分がある。
でも、だからと言って、上手く行くわけではありません。
こちらが成長している分、面接する側の目も厳しくなっていて、一筋縄ではいきません。
中途採用となると、採用枠も限られているので、色んな角度から検証されていくというイメージでしょうか。
そんな中で、採用いただいた税理士事務所の面接は印象的でした。
他の事務所では、面接官は大体スーツにネクタイでビシッと決めていることがほとんど。
でも、この事務所はスーツではあるけれど、ノーネクタイで上着もなし。
話し方もフランクで、堅苦しくない。
それまでスーツにネクタイが当たり前の会社で働いてきたので、カルチャーショックでした。
でも、嫌ではない。
そんなこんなで採用いただき、入社させていただくことになりましたが、自由な社風で、その後の働き方にも大きな影響となりました。
おわりに
面接だけで全てが分かるわけではありませんが、何かしら一端は垣間見えるものだと思っています。
子供にとっては、これから受ける面接が人生を左右するかもしれないので、色んな経験をして欲しいと願います。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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