リスケ・リマインダーという言葉で満足しない
まわりくどい表現というのは時に嫌がられることがあります。
くどくど説明するのではなく、スマートにもっと短い言葉で表現する。
もちろん大事なことですが、その言葉だけで満足しないように気を付けておきたいところです。
端的に表現することは大事だけれど
長々と説明を受けて、結局は何が言いたかったのか分からない。
で、どうしたらいいのか?
そういったことは極力避けたいものです。
時間には限りがありますし、無駄な時間は出来るだけ省略したいものでしょう。
そのためには、その時々の状況を端的に表現する言葉があると便利です。
「10」ある内容を「3」の言葉で伝えることが出来れば、また次の話に効率よく進むことができます。
しかしながら、端的な言葉で伝える時には、相手もその言葉を知っているということが条件になります。
この辺りのさじ加減というのは難しいところで、一般常識の範疇なのか、知っている人もいるレベルなのか、その辺りの見極めというのが必要となってきます。
相手が知らないと思って丁寧に説明していたら、実はその言葉を知っていた、となると失礼にあたることもあります。
場合によっては、そんなことも知らないなんて勉強不足だと、思われるかもしれません。
当たり前のことですが、相手があってのことなので、安易に端的な言葉を使わないというのも一つの方法でしょう。
相手への気遣いがあれば、どちらにしても不快に思われることは少ないのかなと思います。
私自身もたまに気遣いがあまりないなと思うことに出くわすことがあります。
リスケ
スケジュールの変更というのはよくあることです。
仮であっても、日時を決めておかないと、前に進まないこともあるでしょう。
ただ、何度も変更が重なると、事情は変わってきます。
どんなに忙しくても、予定が詰まってこその忙しさであって、その予定の中に自分が入っていないというのは何だか悲しいものです。
こちらもずっと予定が空いているわけではなく、予定としてスケジュールに組み込んでいるので、よっぽどのことがない限りは変更しない、というところです。
こうした予定の変更のことを端的に表した言葉で「リスケ」というものがあります。
英語の「リスケジュール」を略した言い方で、一部では一般的な用語として使われています。
金融機関からの融資の返済計画を変更してもらうというので「リスケ」という言葉を使うことがありますが、私としてはこちらの方が馴染みがあったりします。
そのため、スケジュールの変更を打診されるときに、「リスケ」という言葉を使われると、少し違和感を覚えてしまいます。
もちろん言葉の慣れの問題もあるでしょう。
そんなことで判断するなんて、わがままではないか。
そう思う部分もありますが、よくよく考えてみると、違った意味合いもあるのかなと。
「リスケ」という言葉で、スケジュール変更がしたい、という意図は伝わってきますが、そこに含まれた思惑なり、事情というのは分かりません。
よっぽどの事情があるということは、他の言葉で補う必要があります。
そうであれば、「リスケ」という端的な言葉を使う必要はなく、スケジュールの変更をお願いしたい、という説明をする方が得策でしょう。
日常的に「リスケ」という言葉を使う環境にいたとしても、それが相手のいる環境でも当たり前かどうかは想像しておいても損はありません。
場合によっては、相手を思いやれない人として誤解されてしまうかもしれないので、注意が必要です。
リマインダー
先の予定を忘れないためには、メモ書きなど記録しておくことが有用です。
記録の方法としては、人によって様々ですが、メモ用紙に書いておく、スケジュール帳にメモしておく、スマホのアプリなどに登録しておく、などでしょうか。
メモだけしていても、そのメモのことを忘れてしまえば、役に立たないので、いかに忘れずに思い出せるようにしておくかが重要となってきます。
時間になれば、誰かが教えてくれると助かるのですが、全てのことを人に頼ってばかりもいられません。
毎日必ず見るものに、メモを挟んでおいて、定期的に確認するのも一つの方法です。
最近では、スマホが普及しているので、そうしたメモ代わりに「リマインダー」の機能を使っている場合もあるでしょう。
「リマインダー」というのは、指定した時間にアラームが鳴るなど、何らかの通知を出してくれる機能になります。
目覚まし時計というのも一種のリマインダーと言えるでしょう。
時間が来たら、目覚ましのベルが鳴る。
スマホのリマインダー機能であれば、そこにメッセージを表示させることが出来たりもします。
「リマインダー」という言葉に明確な定義というのはないようですが、自分で設定して、自動的にお知らせしてもらう、という意味合いが強いように感じています。
それも、どういった環境にいるかによるところがあるので、もしかしたら通知というのを「リマインダー」という言葉で表現している場合もあるかもしれません。
ただ、少なくとも私自身の周りでは、「リマインダー」と言えば、スマホなどで自動的に通知する機能、というのが一般的な認識です。
人からお知らせしてもらうことを「リマインダー」と呼ぶかどうかは、一概には言えません。
子供の頃、親に朝起こしてもらっていたというのも、「起きる時間」というのを通知していもらっているという意味では「リマインダー」と言えるのかもしれません。
ただ、単なる偏見かもしれませんが、朝起こしてもらうことを「リマインダー」と呼ぶのは、何か意味合いが違うのでは、と思ってしまいます。
そこには、何らかのやり取りがあるはずで、時には怒られたり、文句を言うことがあるかもしれませんが、人と人とのコミュニケーションとも言えます。
いくら業務連絡のような内容であっても、「リマインダー」という言葉は避けた方がいいでしょう。
端的に表現する言葉であっても、違う意味で捉えられてしまうこともあります。
自分自身も含めて、気を付けておきたいところです。
おわりに
「リマインダーありがとうございます。リスケをお願いしたいのですが・・・」
意味としては通じますが、何かもっと気遣いできるところがあってもいいのかなと、思うところです。非効率と言われればそれまでですが、多少の時間はこういうところに割いてもいいのかなと思うところです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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