苦手なことは無理に克服しようとしなくてもいいこともある
自分の場合
私は小さい頃から車酔いが激しかったのですが、実家の近くは車でないとなかなか遠出ができないところに住んでいたため、家族で出掛ける際には、毎回車酔いをしていました。
三半規管が弱いなど体質的な部分が大きかったのはもちろんですが、しんどい経験をすればするほど車に乗ることに億劫になり、精神的にも苦手意識が染みついてしまい、車に乗った瞬間に酔っていたり、車の匂いを嗅いだ瞬間に酔ってしまうようなこともありました。
克服する方法としては、窓を全開にして風に当たる、遠くをみる、助手席に乗って車が動く方向を認識する、酔い止めを飲む、楽しいことを考える・・・などなどあらゆることは試したと思うのですが、酔ってからではどうしようもなく、ただただ耐える日々でした。唯一、上手く寝てしまうことができた時には、その間は酔わずに済みましたが、なかなかタイミングよく寝れるということは少なかったかなと思います。
子供の場合
自分がそんな体質でしたので、もれなく自分の子供も車酔いする体質であることが判明し、どうしてあげたら良いか悩んでいましたが、考え付くのは実体験で特に上手くいかなかった方法をひと通り試すことぐらいでした。
しかしながら、自分が試した方法で上手くいけば良かったのですが、上手くは行きませんでした。このままいけば、子供が車で出掛けることを嫌がるようになるか、露骨に嫌がらなくても、車で出掛けても楽しくないと思わないか心配でした。
自分の時と違ったのは、同じように車酔いをしていた妻が小さい頃にしてもらっていた方法を聞けたことでした。妻は、車に乗るときは、後部座席をフラットにしてもらい、完全に寝転んだ状態で乗せてもらっていました。もちろん小さい頃の話で、チャイルドシートやシートベルトの問題もあり、今となっては安全面などで単純に賞賛出来ることではないかもしれませんが、少なくともそのことによって、車に乗って出掛けることの心理的負担は軽減されていました。
自分の常識では、車に乗るときにいきなり横になることなど想像もつきませんでしたが、そのことによって少しでも車に乗って出掛けることに抵抗がなくなったことは子供にとっても大きな一歩であったようです。もちろん、それで全て上手くいった訳ではなく、車酔いすることも多々あり、今でも気分によっては嫌がることもありますが。
最後に
物事に取り組む際には、自分の経験から来るもので対処していくことももちろん大事ですが、上手く行かないことの方が多いように感じます。そんな時には、自分のやり方に固執せず、違う視点で捉えることも必要だな感じます。苦手を真正面から克服しようとするのではなく、和らげるようにするということも大事だなと改めて思った出来事でした。
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この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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