分譲賃貸マンションを事務所として使用してみて思うこと

本日2020年9月1日で事務所を借りて1年になりました。税理士として独立開業するにあたっては、事務所を借りずに自宅で開業という選択肢もありましたが、私の場合は事務所を借りることを選択しました。その辺りは、以前の記事でも書いています。

開業する場所を決める時に考えたこと

事務所の環境 備忘録その1(2020年2月4日時点)

分譲賃貸マンションを選ぶときには色々と考えての結果であり、それからまだ1年ですが、ある程度区切りも出来たかなと思い、一度振り返ってみることにしました。

想定していたメリット・デメリット

分譲賃貸マンションを事務所として使用するに際して、主に想定していたことはありました。

メリット
・部屋の造りがしっかりしている
これまで自宅は、一戸建て(実家)→賃貸用マンション(一人暮らし)→賃貸用マンション(結婚してから)→分譲マンション(今も)という経験でした。そんなに住んでいるところについて、深く考えたことはなかったのですが、感覚的には賃貸用マンションは分譲マンションに比べて部屋の造りがしっかりしていないのかなという印象です。

もちろん、だから賃貸用マンションが良くないということではありません。その分家賃などがリーズナブルであったり、使用用途に合わせて選択肢が広がるなどメリットも多くあります。学生時代や一人暮らしの時にはマンションにいる時間が限られている場合も多いので、あまりこだわらなくてもいいのかもしれません。

しかしながら、事務所として使用する場合には、生活音以外の音や昼間に使用することがメインであることを考えると、壁が薄くて隣近所の部屋に音が漏れるというのは良くないと思っていました。トラブルになってもいけないので。

・ある程度部屋のカスタマイズは出来る
元々住居用で作られた部屋であっても、カーテンや仕切りや家具などを工夫すれば、事務所として使い易くすることは可能です。しかしながら、賃貸用マンションであれば、例えば壁に小さいな穴を開けたりなどでも禁止されていることが多いように思います。もちろん、分譲賃貸マンションでもオーナーさんへの確認は必要であり、勝手に色々と改造することは出来ませんが、ある程度許容範囲は広いのかなと思います。


デメリット
・家賃が高い
部屋の造りがしっかりしていることと表裏一体ですが、その分家賃も高くなるかなとは思っていました。実際に探しているときには、同じような広さの部屋でも賃貸用マンションと分譲賃貸マンションでは家賃の金額が全然違う場合があり、選択肢は狭まったという印象はあります。

・オーナーさんとの相性
賃貸用マンションであれば、オーナーさんと管理会社が一体の場合も多く、管理人さんとコミュニケーションをとっておけばマンション使用を円滑に進められるのかなと思いますが、分譲賃貸マンションの場合は、その部屋のオーナーさんの方針と合うかというのが重要かなと思います。毎月何か話し合うとかはないですが、何かあったときにコミュニケーションが取りにくいオーナーさんの場合にはやりにくくなる場合もあるのかなと。

実際にメリットと感じたこと

実際に1年間分譲賃貸マンションを事務所として使ってみてメリットと感じたことをあげてみます。

・立地と周りの環境
古くからある分譲賃貸マンションということもあり、駅から近かったり、国道沿いにあるため、車での移動に便利だなと感じています。古い建物ではあるのですが、造りはしっかりしていて、部屋数も多いので、建物の入り口の雰囲気なども若干オフィス感が出ているかなと。そういう雰囲気なので、居住用として使用している方と同じぐらい会社等の事務所として使用している場合も多いです。

・事務所仕様にし易い
たまたまですが、私の前に入居していたのが会社で、事務所として使用されていたので、元々内覧の時から住居の感じは少なかったです。カーテンをバーチカルブラインド(たて型ブラインド)にするなど、自由度はある程度あります。

・天井が高い
分譲賃貸マンションだからかは分かりませんが、事務所を探しているときに見に行っていた賃貸用マンションの部屋と比べると天井が高い印象がありました。それ程大きな差ではありませんが、ずっと使っていると、その天井の高さが部屋の空間としての広さを感じさせてくれて、快適に過ごしています。

・周りの音があまり聞こえない
事務所として使用しているので、昼間に事務所にいることが多いのですが、周りの音は今のところ気になりません。ある程度は防音機能があるのかなと思います。こちらの音に関しても、今のところはクレームなどいただいていないので、ある程度は迷惑を掛けずにこれているのかなと思います。

実際にデメリットと感じたこと

反対にデメリットだなと思ったことをあげてみようと思ったのですが、分譲賃貸マンションだからというよりは、築年数が40年以上だからということで起こったことが多いかなと思うので、この1年間で起こった印象的な出来事を挙げておきます。

・トイレに閉じ込められる
事務所とはいえ、マンションなので部屋にトイレがあります。そのドアの鍵が入居して数か月経ったぐらいから調子が悪くなっていました。握るタイプのドアノブで左右に回してドアを開閉するのですが、ドアノブを回しても引っ掛かりがない時があり、ドアが上手く開かなかったり、閉まりにくいことがありました。

まあ大丈夫かなと思っていたのですが、ある時ドアノブを回してもドアが開閉出来ない状態に。仕方がないので、ドアを少し開けておいてバタンと閉めないように気を付けながら、その内修理を依頼しようと放置していました。ある日、ふいにトイレに入ってバタンとドアを閉めてしまいました。案の定、ドアノブを回しても、引っ掛かりがなく、ドアが開かない。しばらくガチャガチャとドアを開けようともがきましたが開きません。

救いだったのは、たまたまスマホをポケットに入れて持っていたということ。普段は事務所の中ではスマホは持ち歩かないのですが、その時はたまたまポケットにいれていました。すぐに管理会社に電話して助けを呼びました。

敢えて分譲賃貸マンションのデメリットを挙げるとすれば、何かあったときの連絡系統がスムーズでない場合があるということでしょうか。私の場合、オーナーさんとは直接やりとりせず、委託を受けている管理会社を通して話しをしていますが、何をするにも管理会社の方も勝手には動けないので、オーナーさんに確認をとることが必要です。今回の場合のように、本人にとって緊急事態であれば、その辺りの確認作業というのがもどがしく感じることがあります。


・空調が壊れる
事務所を借りて初めて本格的な夏を迎えようとしている時に、空調が壊れました。このマンションではセントラル空調で冷暖房管理をしているのですが、ある時その装置から水がカーペットに染み出してきました。マンション内の案内で、冷房を使う際には、フィルターなどが汚れていると詰まって水漏れすることがあるので、事前に掃除をして下さいとあったのですが、冷房はまだ使っていませんでした。

仕方がないので、管理会社に連絡して修理等を依頼することに。この時も、オーナーさんとのやり取りなどで方針がコロコロ変わったりで、手間暇はかかりました。あまり書くと愚痴などになりそうなので、この辺りで留めておきます。結果的には、新しい装置に入替していただき、年々激しさを増す猛暑をやり過ごすことが出来そうです。

おわりに

ちょうど税理士として独立開業してもうすぐ1年だなと思っていたら、事務所を借りてちょうど1年ということに気付きました。だから特別なことがあるわけではありませんが、振り返ると感慨深いものがあります。

開業1年目で新型コロナウィルス感染症の拡大という未曽有の事態に遭遇して、どうなることやらと思いながらも1年が経とうとしています。これはまた来月にまとめて書き記しておきたいなと思います。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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