大会ではなくてもゴールしたら達成感はある

昨年の大阪マラソンでの不甲斐ない結果から一念発起して1年が経とうとしていますが、想定していた状況とは一変しています。

そんな中でも、細々と練習を継続しながら、久しぶりにまとまった距離をグループで走る機会がありました。今回はその状況に至るまでの思いなど感じたことを書き記しています。

マラソンイベントへの参加状況

2019年12月1日の大阪マラソンの出場からマラソン大会への参加が出来ていません。今年2020年3月29日に参加予定としていたなにわ淀川ハーフマラソンも、新型コロナウィルス感染症の影響で、大阪府知事からの自粛要請によって、直前に中止となりました。

密な状況を避けるため、マラソン大会自体が自粛される時期が続いていましたが、屋外でのイベントに対する自粛要請については少しづつですが、規制が解除されつつあり、マラソンイベントが復活しつつあります。

その間にも、オンラインイベントなど早い段階から企画されていたのですが、マラソン初心者で生活の一部とまでなっていない私にとっては、自分で管理しながらマメに走るということが馴染まず、全く参加出来ていません。ただ単に自分の気概の問題であって、オンラインイベント自体の是非などは関係ないのですが。

新型コロナウィルス感染症の影響が大きく出始めた春先は、気候的には外で走るには快適で、一人でもコツコツとジョギング程度は楽しく過ごせていました。夏場になると一気に暑さが増してきて、早朝に走るようにはしていたのですが、なかなかまとまった距離を継続して走るということがしんどくて、こまめにウォーキングと組み合わせながら、凌いでいる状態でした。

何とかマラソンでは一番しんどい時期と言われる夏場を乗り越えて、秋を迎えるにあたり、徐々にマラソン大会が再開され始めたタイミングでもあったので、何か大会に参加しようとイベントを探し始めました。

そこで見つけたのが、2020年10月10日に開催される「大阪30K秋大会」でした。淀川沿いを走る30km走ですが、エイドなどの設備やタイム測定など本格的なもので、改めて気合を入れ直しました。

大会に向けての練習を開始

新型コロナウィルス感染症の拡大防止のための自粛期間中は、マラソン大会などもないので、とりあえずは走る習慣を継続させていくことを目的に週1回以上走ることを心掛けていました。先が見えない状況でもあったので、モチベーションとしても、何かを目指して積み上げていくというよりも細くても繋げていくことをイメージしていました。

今回「大阪30K秋大会」への参加申し込みをしたことで、そこに照準を合わせての練習をしていこうとスイッチを入れました。正直なところ、大阪マラソン2019の時もそれ以前も計画的に練習するということがなかったので、かなり粗い自己流の練習方法でした。

まずは、そこから見直さなければと思い、とりあえず今回はフルマラソンに向けてのトレーニング方法の本を買って、読むことから始めました。大会から逆算して段階的なトレーニングメニューが記されていて、今更ながらこうやってトレーニングしていくんだなと発見することばかりでした。

基本的に平日は練習していなかったのですが、週3~4日ぐらいコンスタントな練習が必要なので、平日も時間を作らなければいけません。朝の時間帯は仕事含めた時間の管理でようやく軌道に乗り始めたところだったので、夕方から夜の時間帯しか走る時間は作れそうにありません。

今回は1日の予定が大体終わって、ゆっくりしていた夜の時間を使うことにしました。走るには不向きですが、1日の生活リズムを考えると、夕食を食べた後の時間帯を使わざるを得ません。食後少し時間を空けてから、準備体操して、ジョギング、ウォーキングを挟んで、ペースを変えたりしながら、大体1~2時間程かかります。

あまり交通量が多くない場所を選んだりしていたので、ラジオを聴きながら走ることが多かったです。また新たな時間帯のラジオ番組を聴けて、それはそれで良いものだなと感じながら、楽しみを持って取り組むことが出来ました。

ある程度準備をしながら、楽しく積み上げることが出来たのですが、結果的にはマラソン大会には参加出来ませんでした。タイミング悪く台風が直撃しそうな予報となり、大会中止のお知らせが前日に来たのでした。当日は台風の影響はなく、晴れていたのですが、多くの人に影響がある大会を開催することのリスク管理の難しさを痛感した出来事でもありました。

神戸マラソンのコースを走るイベント

別に「大阪30K秋大会」に全てを懸けていたとかではないので、また次のマラソン大会を探してなどと思っていましたが、拍子抜けしてしまったのは事実です。目先の目標に対して、参加することなく達成できなかったというのは、何だか消化不良なような感覚で、少し気落ちしていたのかもしれません。

そんな時に、月2回レッスンがあるマラソンクラブでイベントの案内がありまりた。神戸マラソンの後半のコース約23kmを勝手に走りましょうというものです。神戸マラソンには参加したことがなかったのですが、オフラインでのマラソン大会がない状況でも楽しく走ることが目的という趣旨に興味を惹かれて参加することにしました。

実際参加してみると、ある程度の参加人数の大会のようにきちんと取り決めがあるわけではなく、自由度は高いですが、それがまた心地良かったなとも思います。

ペースも敢えてゆっくりで、そういったトレーニングの意味合いもあるとのことでした。途中でコンビニ休憩を挟みつつ、実質走っていたのは3時間程で身体に大きな負荷が掛かるわけではなかったのですが、心地良い疲れと足の重みがありました。

何よりも自分以外の人とスタート・ゴールを共有して、ゆっくりとしたペースであっても、長い距離を走り切ったという経験は、しばらく感じていなかった達成感を味あわせてくれました。

フルマラソンではないですが、昨年2019年10月22日に参加したなにわ淀川ロケットマラソンでハーフを走った時には、タイムももっと早くて、計画的な練習をしていなかったとはいえ、かなりの疲労と足の痛みで疲労困憊の状況でした。そこから1年経って曲がりなりにも走ることを継続してきて、自分なりにその成果を感じることが出来たのは、一番嬉しいものでした。

おわりに

翌日の筋肉痛などがほとんどなくて、少し驚きました。もしかしたら当たり前のことなのかもしれませんが、今まで大体マラソンの後は翌日歩くのがしんどいくらいの激痛に耐えることが多かったので。少しづつでも成長が感じられると嬉しいものです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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