ものを大事にする心

以前の記事でも何度か書いているのですが、事務所で使用していたマルチディスプレイ用の液晶テレビが映らなくなりました。決して、使い勝手が良かったわけではないですが、ずっと使っていて、多少なりとも思い入れもあり、使い続けていました。

色んなものが豊富にあって、次々に新しいものが出てくる今の時代であれば、同じものを使い続けることが必ずしも正しいとは限りません。そんな中で、長らく使っていたものを買い替えることとなり、思うところがある、今回はそんなお話です。

修理するなら新しいものを買う

一概に昔が良かった悪かったということではありませんが、自分が子供の頃を思い返してみると、同じものを使い続けていることが多かったように思います。靴下に穴が開いた、袋が破れた、おもちゃが壊れた、そんな時には、まずは穴を塞ぐ、縫ってみる、セロテープでくっつけてみる、など使い続けることを前提に対応を考えていました。

すぐ捨てて、新しいものを買うという発想があまりなかったように記憶しています。もちろん、修復が無理なものは無理なので、新しく買うという選択肢はありました。私の勝手なイメージかもしれませんが、その頃は今ほど取り繕ったものに対する恥じらいのようなものが少なかったのではないかなと思います。

今でも古着など、新品ではなくて、使い込まれたものの方が味わいがある、として重宝されることもあります。しかしながら、基本的にはキズや綻びがない方がいいものであり、綺麗にしていなければという意識が何となくあるように感じます。

ものが見当たらなくなったときにも、以前ほど見つけるまで探し続けるというモチベーションが下がっているように感じるときもあります。もちろん、大人になって探すという行為自体に割く時間がそれ程ない、探す時間と新しいものを買うことの手間暇を天秤に掛けて、そのものの値段なども加味して、計算してしまうということもあるのでしょう。

それでも、何となくでも使い続けているものがあると、自然と愛着が湧いていることもあります。人から羨ましがられるものでなくても、多少使い勝手が悪いものでも、使い続けることで、自分の身体の一部のようになってきて、ないと何となく違和感を感じてしまう、そういったものです。

捨てられない・片付けられないと表裏一体

私自身で考えてみると、比較的ものを使い続ける方なのかなと思っています。元々マメに買い物に行って、定期的に使うものを入れ替えるということをしていないので、自然とものを長く使い続けることになります。

困るのは、その使っているものが壊れたりして使えなくなった時です。同じものを使い続けているため、予備や代わりのものがありません。そこから、新しいものを買いにいくことになります。普段身に付けるものであっても、その傾向が強いので、使えなくなると困ることはわかっているのですが、使える限りは使い続けてしまいます。

衣服などは、そんなにすぐに着れなくなるものでもないので、着れる限りはずっと置いていることが多いです。大人になってからは、体型の変化はあるにしろ、身長はほとんど変わらないため、着れる衣服のサイズもそれ程変わりません。一度気に入ったものであると、破れたりするまで持ち続けることになります。

そのため、なかなか捨てれない衣服が残ってしまいます。そういう方も多くいるかもしれませんが、大学生のときに買った服で、何回か引っ越しする中でも、まだ着れるからということで段ボールに詰めて持って行き、結局着ていないというものもあります。元々衣服など荷物は多くない方ですが、流石に十何年と経ってくるとものが増えてきたので、数年前にまとめて捨てることにしました。

その時でも、まだ着れるんじゃないかなというものが結構ありました。ものが比較的少ない時でさえこんな感じなので、ものが増えたら片付けられるか心配ではあります。

それでも、ものを大事にする心は持っておきたい

意識していないと時間はどんどん過ぎていきます。それは避けられませんが、記憶や思い出までどんどん流れて行ってしまうと少し寂しいものです。ふとしたときに立ち止まれるものを持っておきたいなと思います。

コレクションのように大事にものを置いておくことも一つの方法かもしれません。しかしながら、ふとした時に思い出すものが出てくるというのも楽しいものかもしれません。

12月が近付いてきて、だんだんと寒くなってきたので、衣替えの時期でもあります。ちょっとあたたかい上着を探しているときに、15年程前にプレゼントでもらった服を今年も取り出してきました。毎年着ているので、たまたま見つけたものというわけではありませんが、この時期になるとちょくちょく着て、その当時のことを思い出すことがあります。

時の流れを実感すると共に、これまで自分が歩んできた道のりを思い返すと、失敗したこと、上手くいったこと、着実に積み上げられていること、改めて確認することで、これからまた頑張ってみようという糧になることもあるのかなと思います。

おわりに

ただものが捨てられない、ということでもあるのですが、そういった気持ちも大事なのかなと思います。便利さだけを追求していくとそれなりに満足できることもありますが、目的が分からなくなり、何だか虚しいと感じることもありますので。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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