思い込みには気を付ける

人生経験としては、40代でまだまだですが、それなりに年数を経ていることもあって、初めて見聞きすることよりも、何らかの形で見聞きしたことの方が多くなってきているなと感じます。

そういう時だからこそ、考えておかなければいけないこと、今回はそんなお話です。

初めてのことは慣れてないけど緊張感はある

自分が人に何かを依頼するときには、それが初めてだという人よりも、経験がある人の方がいいかなと思いがちです。こちらが内容を詳細に把握していない、もしくは把握するのが難しいから、依頼しているのであって、その相手が自分と同じように分かっていないという状態は避けたいものです。

しかしながら、相手が専門家であれば、その依頼自体は初めてでも、専門家としての知識とそこに付随する他の経験値からカバーすることは十分可能です。

そもそも依頼する人が違えば、全く同じ依頼ということはほとんどなくて、程度の差はあれ、個別に考えるべきことはあります。

私自身も税理士として独立開業している立場でもあるので、依頼いただく内容が全く同じということはほとんどありません。個人の確定申告の依頼一つをとっても、事業の内容や生活の状況によって、申告内容は変わるものであり、検討すべき事項が出てくれば、どの方法を選択するかによっても変わってきます。

ある程度の年数を経験していると、表面的には大体の内容が分かるような感覚になってしまいがちですが、実際のところは、知っているけど、やったことはないということも結構あります。

しかしながら、同じ業務ではなくても、他の業務のやり方と似たような処理であったり、考え方からヒントを得ながら、業務を行うことは出来ます。どんな仕事でもそうかもしれませんが、日々勉強の積み重ねであり、以前の常識が通じなくなることなどよくあることです。

そういう意味では、過去の経験値だけで、仕事を続けることは出来ないので、何かしら最新の情報を調べたりしながら、業務を進めていくことが必要となります。

過去の経験値だけで業務を進められないからこそ、不安になって何度も要件を確認したり、慎重にならざるを得ません。いつも以上に緊張感を持って、業務に取り組むことが出来ます。

人の話を聞くとき

仕事でもプライベートでも、人の話を聞いて判断することがあります。そのときにも、初めて聞く内容の話であったり、ちょっと知っている内容の話という場合もあります。

初めて聞く内容の話であれば、まず内容の理解から入ることになり、より注意して話を聞く必要があります。知らないことが前提となるので、分からないことはその場で比較的聞きやすい状況であり、疑問も浮かびやすいのかなと思います。

一方で、ちょっと知っている内容の話であれば、効率的に話を進めていくために、出来るだけポイントを絞った話の聞き方になりがちです。その方が、より深い内容について踏み込むことが出来て、より充実した時間になると考えられるからです。

しかしながら、本当に熟知している内容であればいいのですが、中途半端な知識なのであれば、気を付けなければいけません。あらかじめ聞いていた概要や最初の説明だけで、知っていると判断して、基本的な部分を省略してしまうと、話の本筋を見誤ってしまうこともあります。

後から内容の確認があったときに、全然違う話のまま進んでしまい、軌道修正のためにもう一度話を聞くことになる、など余計な手間がかかってしまうこともあります。

自分の思い込みを認められるように

気を付けていても、全てのことについて、正しい判断・行動が出来るとは限りません。思い込みで話を進めてしまうこともあります。もちろん、思い込みがないようにする、ということが一番なのですが、それを完璧に実現するのは現実的ではありません。

人にもよるかと思いますが、思い込みだったなと気付くのは、割と早い段階であることも多いのかなと思います。そのタイミングを逃してしまったために、どんどん話が進んでいってしまい、後戻りして修正するのに時間がかかってしまうことがあるのかなと。

ある程度経験があるからこそ、自分の思い込みで間違いだったということを呑み込むまでに時間がかかってしまうのかもしれません。自分の専門分野であれば尚更です。

初めてのことであれば、すぐに間違いを認めて、軌道修正するのは、抵抗が少ないでしょう。むしろ、その柔軟性が強みでもあるので。

そうではない場合にどうすべきか。あくまで過信せず、自分の思い込みを素直に認められる心のゆとりを持ち続けることだと思います。日々仕事にきちんと向き合うことが出来ていれば、自分が思い込みをしていたという恥ずかしさなんてちっぽけなものでしょう。それよりも、自分の思い込みで人に迷惑が掛かることの方が大問題です。

こうした心のゆとりは、年齢や経験年数に関係なく、日々意識していくことでしか、得られなものなのかなと思います。

おわりに

つい最近も、仕事ではないですが、自分の思い込みで真逆の理解をしていたことがあり、なかなか認められない自分がいるんだなと改めて実感しました。そのときは、そういえば今心のゆとりがないと感じている時だったので、気を付けなければと思った出来事でした。




最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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