折り返しを意識すると気持ちが楽になる、続けられる

常日頃から前向きな気持ちで、全てのことに取り組めたらいいのですが、なかなか難しいものです。自分が好きなこと・得意なことばかりというわけにはいきません。

仮に自分が好きなこと・得意なことばかりになったとしても、その中から更に好き嫌いや得手不得手が出て来て、キリがありません。

だからこそ、何かに取り組むときには、心構え次第かなと思うことがあります。今回は、そんなお話です。

ゴールが見えないとしんどい

これまでを振り返ってみて、しんどいと思うことの多くは、ゴールが見えないことをしている時だったように思います。

学生時代は、野球や陸上などの運動系の部活をしていましたが、自分を体力の限界まで追い込むというトレーニングはもちろんキツイです。でも一番しんどいなと思ったのは、いいと言われるまで走る、出来るようになるまで終わらないなど先が見えないものだったかなと。

指示した人にはある程度の基準はあるのかもしれませんが、それがはっきりと示されていない場合には、体力的にもそうですが、精神的にしんどい部分が大きいです。

受験勉強においては、高校入試・大学入試など期間が定まっているところがあるので、途中の過程は別としても、いつまで続くかという期間としてのゴールが見えないということはあまりないかもしれません。

目指していきたい将来という意味でのゴールはなかなか見つからないかもしれないので、別の意味でゴールが見えず、しんどい部分はあるかもしれませんが。

社会人になると、その先の選択肢は更に広がっていくので、より一層先が見えないという不安に陥ることもあります。それだけ、選択肢が増えるので、自分の可能性を広げられるとワクワクすると考えることも出来ますが。それぞれの捉え方にもよるのかなとは思います。

ゴールまでの期間の長さの違いはありますが、ゴールに向かって走り始めるとき、走っている最中には常に不安との戦いでもあります。

折り返しまでは頑張る

ゴールまでの道のりが短くて、すぐに達成できることであれば、不安に思う暇もありません。問題となるのは、すぐには終わらないことに対してどう取り組むか。厄介なのは、取り組むことの多くは、すぐに終わらないことでしょう。

最近は、定期的に走ることを心掛けていますが、長めの距離を走ろうとするときには、走り始めは気持ちがしんどくなることがあります。走ることが嫌ということではなく、自分の思うように走り続けることが出来るかが見えないため、不安な気持ちがあるからなのだと思います。

そんな時には、折り返しを意識するようにしています。

今日は20km走ろうと最初から決め置いてしまうと、精神的にしんどくなります。趣味でジョギングしているぐらいなので、走ること自体は別に嫌いなわけではありません。

それでも、これから一気に長時間走ると思うと、負担に感じてしまうのは避けられません。もちろん苦にならない人からしたら理解出来ないかもしれないので、あくまで私の場合はですが。

そんな時には、まずは、5kmは走ろうと決めます。そこで終わってもいいぐらいの気持ちで。そうすると、今まで何度も走っている距離なので、不安はほとんどなく、走り出すことが出来ます。

これは何も運動だけではありません。仕事においても同じように考えることが出来ます。1日の予定を決めて、やることが多い日などは、不安な気持ちがあり、しんどく感じることもあります。

自分で決めた予定なので、だったらもっと余裕があるように予定を組めばいいとも言えますが、そうすると極端に言えば、一つ一つの業務が間延びしてしまい、効率が悪くなっていきます。ある程度の負荷を掛けておかないと、どんどんサボってしまうという悪循環に陥る可能性もあります。

1日の予定にしても、お昼12時を折り返しとして、そこまでは一気にやってみる。目先のゴールが見えれば、前向きに進み始めることが出来ます。

折り返しを過ぎたら、心境が変わることもある

折り返しを決めて、そこまでは頑張るとしても、そこで息切れしたらどうするのか。もしもそこが限界点だったならば、その時点で一旦終わるというのも一つの選択肢だと思います。

それがずっと続く、頻繁に起こるようであれば、折り返しの設定自体に無理があるので、そこから見直すべきでしょう。たまにであれば、それを受け入れる方が気持ちも楽になります。

しかしながら、多くの場合、折り返しまで辿り着くと、ゴールがより明確に見えてくるので、精神的な負担が極端に減って、気持ちが楽になります。折り返しまでは、手探りで進んでいくイメージですが、折り返しを過ぎると、残りが減っていくだけというイメージでしょうか。

精神的な負担が軽くなるだけでなく、更に高いゴールを目指そうという前向きな気持ちが生まれることもあります。
5kmまでは思っていたより体力的にも余裕があり、無理なく進めている。このまま10kmまで走ってみたい、20kmぐらいならゆっくりのペースでも走ってみようかと思うこともあります。

体調や気分の浮き沈みに左右されることも多いですが、折り返しという達成点を積み重ねていくことで、先にあるゴールに着実に近づいていけるので、この先も続けられるのかなと思います。

おわりに

同じようなことをするにしても、その日の心の持ち方で、かかる時間や成果が変わってきます。だからこそ、自分をコントロールする術は常に意識しておきたいなと思います。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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