税理士試験の1週間前からの過ごし方

税理士試験の本試験がいよいよ来週に迫ってきました。それほど以前のことではないですが、私が受験をしていた頃は、例年8月初旬に実施されていました。

前年2020年と今年2021年は、1年遅れの東京オリンピック2020の影響で、お盆明けからというイレギュラーな日程になっています。

試験直前になってくると、出来ることは限られてきますが、その過ごし方で合否に影響があるかもしれないと思うと、何かやっておかなければと焦る気持ちが出てしまうかもしれません。

今回は税理士試験本試験の1週間前からの過ごし方について、当時考えていたことなど思い返してみました。

仕事とのバランス

8月初旬に税理士試験が実施されていた時は、本試験1週間前と言うと、7月の最終週の頃になります。

税理士事務所などで働きながら受験をしていると、試験直前は仕事を休むという選択肢を考えることが多いかなと思います。

私自身も、毎年試験前のまとまった日程は休むようにしていました。そこで、いつも苦慮していたのがいつから仕事を休むかという問題でした。

担当している業務にもよるでしょうが、税理士事務所で働いていると、月半ばから月末に向かって業務が詰まってくることが多いように思います。

毎月の月次処理など月末までに仕上げて報告する、税務関係の届出を検討して提出する、などなど期限が決まっていることも多く、試験が終わってからという調整がし難い場合もあります。

私の場合は、当時年一で関与していた5月決算の法人の担当があり、直前でしか1年分の資料の回収が出来ない状況であったため、毎年申告期限の7月末近くまで処理をせざるを得ませんでした。

また、担当クライアント先に定期訪問する際に、毎月第4週の火曜日など日程を固定している場合には、先方にお願いして変更することも可能ではありますが、他の業務のスケジュールとの兼ね合いもあり、変更せずにその日は定期訪問だけすることもありました。

そのため、本試験1週間前からきっちり休むことがほとんど出来ず、3~4日前からようやく丸一日休めるというのが実情でした。

それでも、本試験1週間前から丸一日は休めなくても、半休を取ったり、定時で切り上げるなどして、いつもよりも勉強に向かう時間を増やして、試験モードに切り替えるようにはしていました。

最近は税理士試験の日程が後ろにズレる傾向があり、私が受験していた最後の方は、8月に入ってから休むとしても1週間ぐらいは休めるようにはなっていました。

1週間休めるとして

人によって、実際に休める日程は前後するかと思いますが、1週間仕事を休めるとして、本試験までの過ごし方をどうするか。

ここは考えどころではあります。専門学校を利用している場合であれば、直前の過ごし方についても、具体的なアドバイスなどもいただけたりするので、それを自分なりにアレンジすることも出来ます。

しかしながら、同じ科目で何度か受験していて、専門学校は模試の受験だけなど、独学で進めていく場合には、そうした情報はあまりないかもしれません。

どちらにしても、何が正解かというのは、正直なところ分からないので、自分で決めるしかありません。

避けたいのは、計画を立てずに、解けるだけ問題をこなすなど、実行することを曖昧に決めてしまうことです。

普段は、仕事が忙しくて、まとまった勉強時間が確保し難いので、上手く隙間時間を見つけて勉強してきた。

いざ、本試験1週間前になって、仕事を休めたので、目の前の時間は普段よりも多くあるように思える。そこで、ゆったりした時間を満喫してしまい、勉強時間の確保が普段と同じようになってしまう。

結局、仕事が休めても、勉強に取り組む時間は変わらず、思ったほど問題がこなせずに、不安なまま当日を迎えてしまうことにもなりかねません。

自分の決めたことをやり切る

本試験直前の1週間仕事を休めるとしても、その過ごし方が大事になってきます。しかしながら、ここで1年間の遅れを取り戻そうとがむしゃらに勉強をするとしても限界があるでしょう。

限られた時間の中で、出来ることを決めていくことが必要となります。4月ぐらいから実施されてきた模試の解き直しやその関連項目の復習をするなどでしょうか。

一定程度の難易度の模試が10回分でもあれば、少なくとも1日に模試1回分を解いていたのでは間に合いません。

他にも間違った項目の復習やその他にもやるべきことが多くあります。

ここまで来れば、今から人より勉強時間や分量を多くこなしたなどはあまり関係ないかもしれません。

自分でやるべきことを決めて、毎日集中してこなしていき、一喜一憂することなく、今日を終えて明日に備える。

こうした積み重ねを1週間続けて、例え自己満足であっても、自分の決めたことをやり切った充実感の中で、本試験を迎える。

精神論というわけではないですが、如何に自分にとって適正な精神状態を保てるかというのがネックなのかなと思います。

どういった状態が自分にとって良いコンディションなのかというのは人それぞれですが、自信に満ち溢れている状態が必ずしも良いとは限りません。

自分自身を振り返ってみると、絶好調だと思っている時よりも、少し不安を残しながらも、やることはやってきたのだから大丈夫というようなフラットな状態のときの方が結果だ出ていたように思います。

月並みな言葉ですが、最後は自分との戦いでもありますので、気持ちを切らさずに、本試験を迎えることが大切なのかなと思います。

おわりに

自分だけかもしれませんが、「よし今日は1日勉強するぞ!」と思っても、案外進まないことがよくあります。特に、期限が迫っていると、焦りも出て来て悪循環になることも。

かといって、簡単に達成できてしまうと自分の身にならないことにもなるでしょう。その辺りのバランスは難しいところですが、こうした事態に直面する前に、普段から意識しておきたいところです。


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この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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