ルーティンは出来るだけ場所に依存しないものを選ぶ
何も対策をしないでいると、時間の使い方が上手くいかず、やろうと思っていたことが出来ないことがあります。
場合によっては、忘れてしまうことも。
そうしたことを防ごうと、毎日決まった時間にコツコツと続けていく、いわゆるルーティンというものをある程度実行するようにしています。
まだ2年程しか経っていませんが、その中でも、やり方を変えたりしながら、試行錯誤してきました。
最初は理想を求め過ぎて
ルーティンと言っても、他の方がされてれいるような、最高のパフォーマンスを出すための準備といったような格好良いものではありません。
日々の生活の延長線上のようなものもあり、当たり前のことを当たり前に実行するための工夫といったところです。
しかしながら、最初の内は、理想を求め過ぎて、全然上手く行かず。
私の場合は、やること・開始時間・かかる時間を決めて、スケジュールに落とし込むようにルーティンを組み込んでいます。
例えば、
朝4時30分 起床
朝4時35分 身支度
朝5時 トレーニング
朝5時30分 勉強
・・・
というような具合です。
朝4時30分に目覚ましをセットし、5分以内に起き上がる。
寝覚めが悪く、なかなか起き上がれず、気付くと朝5時。
いきなり予定が狂って、スケジュールが押していく。
でも、焦りながらも、何とか時間の帳尻を合わせてこなしていこうと頑張る。
次の日こそは、と意気込んではみたものの、昨日も結局頑張れば、時間の帳尻合わせられたし、と起床時間がズレていく。
キチンとされている方であれば、こんなことはないかもしれませんが、私の場合は最初まさにこの状態でした。
そもそも、朝4時30分に起きるという習慣もなく、それまでの起床時間は朝7時~7時30分ぐらい。休みの日ともなると、午前中は寝ているということも。
そんな生活からいきなり勢い込んで早起きの習慣というには無理があります。
また、そこからトレーニングを30分というのも、毎日続けようと思うと時間としては長く感じてしまい、段々と気が重くなってくることに。
その後に、勉強と更に楽しみもなく、仕方がないとはいえ、朝が憂鬱に感じられるようになっていきました。
これではダメだと思い、まずは現実的な時間設定と毎日続けることを前提に、実行時間を出来るだけ短くすることに。
上記の例でいえば、
朝5時 起床
朝5時15分 身支度
・・・
朝6時15分 読書
・・・
夕方6時 ストレッチ・スクワット
・・・
まずは、起床時間を実際の起床時間に合わせることとしました。そこに、15分程の余裕を持たせて、身支度に入るように。
勉強というのも、好きな小説以外のビジネス書や税務会計の書籍など少し堅めの本を選んで、10~15分程コツコツと読書を続けていくことにしました。
朝に色々と詰め込み過ぎると、気疲れしてしまうかなと思い、トレーニングは夕方に移動させて、内容もストレッチ・スクワットと絞って、時間を短縮させました。
上記の例は一部ではありますが、これで何とか誤差範囲で、ルーティンを実行し続けられるようになりました。
最初は、理想を求めて計画を立ててみてもいいですが、その後予定と実績の差異に目をつぶることなく、軌道修正していくことが必要かなと思います。
平常時はいいが、それでも予定が狂った時は
最初の頃から、軌道修正して、上手く行ったように書いていますが、もちろん毎日完璧にこなせているわけではありません。
今でも、予定が狂うことはよくあります。
冬は、朝方薄暗く、寒いので、起床時間が予定よりも遅くなることはあります。
季節関係なく、前日寝るのが遅くなって、朝起きにくいということも普通にあります。
朝一番の予定が狂った時には、その後のスケジュール全てに影響してくることになります。
その時の選択肢としては、
①時間がかかっても、全てのルーティンをこなす
②時間がオーバーしたルーティンは飛ばす
の2つで考えるようにしています。
どちらを選ぶかは、時間の狂い方の度合いで考えます。
30分以内の予定時間の狂いであれば、①で対応することが多いです。
隙間時間の範囲内で、対応可能な場合がありますので。
隙間時間としての空き時間の作り方については、別の記事で取り上げています。
「仕事の段取りと時間管理術講座」を受講してこれから実践すること
また、後ろの時間を延ばすことで対応したり、一つ一つのルーティンに掛かる時間を短縮することで対応が可能な場合もあります。
30分以上予定が狂うようであれば、②のように、その日は実行しないルーティンが出て来ることになります。
その時にも心掛けていることがあります。
まずは、その日出来なかったことをいつまでも悔やまない、ということ。
基本的には毎日行うことで自信をつけていくことを前提としていますが、1日出来なかったからといって、何か大きく変わることはないはず。
そして、1日は出来なかったことがあってもいいが、連続しないこと。
仕方ないと割り切ることは大事ですが、それを言い訳に続けて実行しない日が続くと、サボりたい気持ちが芽生えてしまいます。
最後に、ルーティンに優先順位をつける、ということ。
時間を決めて、スケジュール通りにルーティンをこなしていくと、その順番を大事にしてしまいがちですが、毎日続けたいものの優先順位はつけておくべきかなと思います。
場所に依存しないことを増やす
予定が狂ったときの対応として、前項でいくつか取り上げていますが、もう一つ工夫出来ることとしては、場所に依存しないルーティンを増やすということも挙げられます。
特定の場所でないと実行出来ないルーティンばかりだと、その条件が合わない場合、更にルーティンの実行の障害となってしまいます。
先の例でいうと、
起床は場所を選ばないので、問題ないかもしれません。
しかしながら、家の決まった目覚まし時計でないと起きれないとなると、旅行などで家以外の場所に宿泊する際に、支障が出るかもしれません。
例えば、いつも持ち歩いているスマホを目覚まし代わりにしていると、場所を選ばずに対応出来たりします。
読書にしても、紙の本の場合だと、手元に現物がないと、読むことが出来ません。ふと時間が空いた時に、読んでおこうとした際に、対応出来ないかもしれません。
例えば、これも一部電子書籍などで読めるようにしておくと、スマホやタブレットなどで場所を選ばず読めたりします。
こうしたことはあくまで一例であり、何も電子化だけが正しいということではもちろんありません。
継続してルーティンを行うということは、少しのことでも意外と難しいことでもあります。
平常時だけでなく、予定が狂うことを前提とした対応を心掛けていけば、続けることのハードルが下がるのかなと思います。
おわりに
先日、車の大渋滞に巻き込まれて、予定時間より大幅に遅れて、予定場所に辿り着けないということが久しぶりにありました。その時に、場所に依存しないことの有難さを実感した次第です。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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