その時点での比較だけに捉われない

成功者としてメディアで取り上げられている人や、知り合いの上手く行っている成功話を見聞きすると、すごいなと思いながらも、自分自身と比較してしまうことがあります。

それが自分よりも若い人であれば、自分の不甲斐なさを感じたり。

自分よりも年上の人であれば、自分もそれぐらいになれるだろうかと焦りを感じたり。

その時の感情自体を無くすことは出来ませんが、受け止める心構えみたいなものは、最近出来てきたかなと感じるところです。

自分の時間軸中心で考えてみる

人は関係ないとはよく言われることですが、なかなかストイックに自分磨きに突き進むということは難しいものです。

情報に触れずに、一人でずっと過ごしているならまだしも、日々色んな情報に触れつつ、人に関わる機会があると、どうしても気になるものでしょう。

私自身も、他人をあまり気にしていないように見られることがありますが、普通に気になるものです。

もちろん、他人が気にならないという人はいるでしょう。そういう人は別として、気にすること自体をなくすことは出来ないのであれば、その感情をコントロールすることが必要かなと思っています。

他人の言動が気になった時にどうするか。

ひとつの方法としては、人に迷惑を掛けない範囲で、自己中心的に考えるということがあります。

例えば、自分よりも若い人の成功話を見聞きしたとき。

あんなに若いのに、今の自分よりも収入が多い。自分が同じ頃だったら比べものにならない。

すごいなと感嘆の気持ちがありながらも、心の内はざわついていたりすることもあります。

そんなときには、素直に称賛しつつ、今の自分と同じぐらいまでそれが続くのか心配する気持ちを持つようにしています。

自分が相手の年齢の時から今までを考えても、紆余曲折があって、それなりに苦労することもあったのに、自分とのスタート時点の違いを考えれば、その振り幅は比べ物にならないくらい大変かもしれません。

余計なお世話ではありますが。

ある程度の年齢になってくると、若い頃に成功している人がその後どうなったのかという顛末を見聞きする機会も増えてきたりします。

自分が経験していないのに、偉そうに言うことではありませんが、誰もが成功者となり続けることの難しさというのは、身近な人も含めて見聞きするところではあります。

ただ、こういった話はあくまで心の中でつぶやくものであって、相手や周りに伝えるということはあまりおススメできません。

人に迷惑を掛けない範囲で、というのは、こういうところで言葉にして自分以外の人に伝えてしまうと、不快に思われたり、余計なお世話と思われたり、などでお互いにプラスになることは少ないのかなと。

苦しかった時期を思い返してみると

人と比較して、心がざわつくときというのは、自分の状況に満足出来ていない時というのが多いかもしれません。

自分自身が充実していないと、充実している人を見聞きすることで、嫉妬など負の感情が余計に出て来るのかなと思います。

そういうときには、自分自身の苦しかった時期を思い返してみたりしています。

自分自身としては、特に精神的にしんどい時期というものがありました。

病気をしたりということではなく、ずっと心の中がもやもやしている状況が続いていたというところです。

就職活動をしている時期というのがまさにそれで、いわゆる就職氷河期と呼ばれる時期であったことも重なり、先が見えない状況が続いていました。

そんなのみんなそうだと言われればそれまでですが、会社の面接などで落ち続けていると、自分自身を否定されているような感覚で、自分はダメなんだと思ってしまったり。

何とか就職することは出来て、仕事自体に不満があったとかそういうことではないですが、就職活動の苦戦を引きずってしまい、何だか自信を持てない日々が続いていました。

会社が良いとか悪いとかではなく、自分が率先して選択したわけではなかったというのも影響していたのかもしれません。

その後色々なめぐり逢いがあって、税理士を目指して、会計事務所に転職することになったのですが、その頃から少しづつ自信みたいなものが持てるようになってきたのかなと思います。

やはり自分自身がやってみたいという気持ちから選択したというのが大きかったのかもしれません。

そのしんどい時期を今思い返してみると、その時期を乗り越えたからこそ、今の自分があるのだと思えます。

そして、そうしたしんどい時期は、いつまでも続くものではないということが経験上分かってきます。もちろん、そのときはしんどくて、永遠に続くんじゃないかと思えるぐらい、先が見えないときがありますが。

こう考えると、今この時点で人と比較したからと言って、その後の頑張りで何とかなると思えたりするものです。

単純に比較出来ないからこそ

人との比較といっても、何を比較するのかというのは、曖昧だったりします。

一つのテストがあって、その結果の点数で比較するとなると、単純明快ですが、実際のところそう単純にいかないところがあります。

学生時代であれば、テストは避けられないことがほとんどですが、社会人になると、どのテストを受けるかということを選択出来たりします。

違うテストであれば、その点数を比較しても意味をなさないことが多いでしょう。

収入が多い少ないというところでも、単純に比較出来るものではなかったりします。

税理士という職業柄、色んな方の事業の状況などを見聞きすることが多いですが、派手な生活をしているように見えても、借金で賄ったものであったり、質素な生活をされていても、資産をかなり残されている、という場合もあります。

お金の多い少ないだけでなく、その人の価値観によっても比較対象は更に曖昧になっていきます。

例えば、かなりの収入があるが、仕事ばかりしていてプライベートの時間がない、という場合。

収入が多くて、使えるお金が多い方が充実するだろう、という考え方もあります。

仕事ばかりで、プライベートの時間がないのは、充実していない、とも言えます。

仕事が好きなので、仕事に携わる時間が多くて充実している、という人もいるでしょう。

パッと考えただけでも3つぐらいの違う考え方が出てきます。方向性が違うこれらの考え方を戦わせて、議論の最中は面白いかもしれませんが、結局一つの結論を出すというのは難しいところです。

これを曖昧とするのが正解かは分かりませんが、こうしたはっきりした基準がないということは日常生活に溢れています、

そう考えると、わざわざ人と比較して、自分の負の感情を呼び起こす必要はないのかなと思ったりもします。

人との比較に触れる時には、自分への刺激としつつ、ちょっと違う次元の話として、自分の時間軸を見据えて、捉えていくのがいいのかなと思います。

おわりに

日々平常心で過ごせればいいのですが、やっぱり心がざわつくことはあります。そうした気持ちをなかったことにするのではなく、どう処理するのかを考えることが有用なのかなと思います。

自分自身もいつも実践出来ているわけではないですが、自戒の意味を込めて。


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この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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