自転車の買い替えにあたって、その歴史を振り返る

先日自転車を買い替えることになりました。

これまで軽微な修理からタイヤの交換、サドルの入替などを繰り返しながら、乗り続けてきました。

しかしながら、ハンドル部分のベアリングに支障が出たのか、ハンドル操作がスムーズに出来なくなり、もう限界のようでした。

自転車を買い替えるぐらいで、歴史を振り返るというのも大袈裟かなと思っていたのですが、改めて乗ってきた期間を確認すると、2014年11月30日に購入していたので、約7年。

大人になってからほぼ毎日乗るような自転車としては、だいぶ頑張ってくれました。

その前の自転車

今回買い替えることになった自転車の前は、普通の自転車、いわゆるママチャリ?と呼ばれる自転車に乗っていました。

子供が小さかったこともあり、移動手段としての用途が最優先で、荷物も乗せられるかごは必須でした。

前と後ろに子供二人を乗せて、色んなところに出掛けたのはいい思い出です。

その頃は電動自転車も今ほど普及していなくて、値段も結構するので、手が出ず。

30歳前半ぐらいで、体力はあったので、勢いで頑張れたのだと思います。

自転車でちょっと頑張れば行ける距離にUSJがあったので、散歩代わりに自転車を走らせることもありました。

最後の上り坂は、それ程急というわけではないのですが、ちょうど乗ったまま上り切れるぐらいの傾斜と長さで、前後に乗った子供2人に応援されながら、息も切れ切れにこいでいたのをよく覚えています。

今から7年前ぐらいだと、子供2人も小学生と保育園の年中ぐらいになっていて、二人とも自転車に乗せて走るのは厳しくなっている頃でした。

私の体力的にもそうですが、自転車自体も3人を想定した強度にはなっていないので、色んな所に歪みが出るようになっていました。

タイヤの中心から円状に出ている金属製の棒の部分が折れたり、その頻度も増加傾向に。

そろそろ子供達も自分の自転車など、それぞれの移動手段を持つようになり、自転車を買い替えることになりました。

思い切ってマウンテンバイクに

特に自転車に対するこだわりみたいなものは全然なく。日々メンテナンスしていくなどハマってしまうようなこともない感じではありました。

それでも、何となくマウンテンバイクで颯爽と走っている姿には憧れがあったので、マウンテンバイクを中心に自転車屋さんを物色するように。

以前勤務していた会社で、少し自転車通勤していたことがあり、快適だなということを覚えていました。

その時の勤務先は自宅から8~9kmぐらい距離がありましたが、何とか自転車通勤出来ないかなとぼんやり思ってはいました。

今まで乗ってきた自転車の感覚だと、購入価格1~2万円ぐらいのイメージですが、マウンテンバイクとなると、大体それ以上の価格帯になることが多いようです。

でも、毎日通勤で乗ったり、今まで電車や車で移動していたちょっとした距離を自転車で移動することになれば、多少高くても必要な投資かなと思ったり。

多少は悩みながらも、思い切ってマウンテンバイクを購入することにしました。

あまり自転車事情に詳しくなかったのですが、どうやらモノによっては、何十万、百何万というマウンテンバイクやロードバイクなるものがあるようなので、私が購入したマウンテンバイクの価格であれば、そんなに思い切ったというものではなかったのかもしれません。

当時は嬉しくて、購入してすぐに写真を撮っていました。

税理士試験から独立まで

そこから約7年。私の人生の転機と共にずっと過ごしてきました。

購入した当時は、会計事務所に転職して5年目ぐらいで、税理士試験の真っ只中。

すぐではなかったですが、せっかくマウンテンバイクを買ったので、通勤にも利用しようと、事務所に申請して勤務先のビルの中の駐輪場を契約していただき、雨風を凌げる環境を整えていただきました。

自宅から8~9kmぐらいの距離で、頑張れば30分以内には着きますが、無理ないスピードで、適度に信号待ちの時間を加味すると、40分ぐらいはかかります。

電車でのドアtoドアでの通勤時間とほぼ変わらないですが、身体的な疲労度はあります。

しかしながら、無心に自転車をこぐというのは、精神的にはスッキリするものです。日常の音はもちろん聞こえますが、人の会話などは聞こえて来ないので、ある意味集中する時間が確保出来たり。

その時間を使って、税理士試験の暗記項目を思い返したり、計算問題の解き方を思い返したり。

大学院の修士論文の執筆時には、論文の流れを目次から考える章立ての構成をあれやこれやと考えたり、行き詰まった時の別の方向性を思い付いたり。

今考えれば、有効な時間の使い方が出来ていたなと思えます。

税理士試験の合格発表が掲載されたインターネット版官報は、朝8時30分ぐらいに公開されます。その時間はちょうど通勤で自転車に乗っている時間帯でした。

途中で止まって、スマホでインターネット版官報を確認。

自分の名前を見つけた時には、ガッツポーズで思わず自転車を倒してしまったり。

税理士として独立開業しようと思い立ってからは、今の事務所を契約する前から、ほぼ毎日通勤時に事務所のマンションの前を通り、開業する覚悟を確認していました。

そして、今では税理士として独立開業して2年が経ちました。その間も、仕事先やセミナー会場など色んなところに、それまで以上の頻度と距離を共に過ごしてきました。

何だか感慨深いものがあります。

おわりに

税理士として独立開業して、3年目に突入した矢先の自転車の買い替えですが、新しいステージへ背中を押してもらったのかなと思うようになりました。

本当にお世話になりました、ありがとうございます。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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