Chromebookの使い分けアレコレ

これまでChromebookを導入するにあたっての、試行錯誤の過程などを度々記事にしてきました。

もっと専門的な知識があって、存分に使いこなしている方と比べれば、まだまだ足りない部分があるでしょう。

ただ、あまりPCなどに詳しくなくても、どういう使い方が出来るのかということを、同じ目線で見ている方にとっては参考になっているのでは、思ったりしています。

今回は、また違う使い方を模索してみたので、その点含めて使い分けのアレコレをまとめてみました。

仕事で使う時

Chromebookを利用するようになったのは、税理士として独立開業してからになります。

それまでは、会社や事務所に勤務していたので、自分でパソコンなどのツールを選ぶということはほとんどなくて、与えられたものを使うということがほとんどでした。

一時期は、システム関係の部署などに所属していたこともあるので、パソコンなどのツールを選ぶことが出来ることもありましたが、自分の好きなようにとはなかなかいかないところがあります。

利用するのは、自分だけではないので、他のシステムとの関係やコストの問題など、色々と考慮していくと、なかなか自分の思うようにはいかず。

仕事で外出する機会が多くなってくると、社外で作業などをする方が効率的だなと思いながらも、まずはパソコンを持ち出すところから、ハードルがあったり。

持ち出せても、ネットに繋げることが出来なければ、作業効率は落ちますし、データの移行などで、どれが最新か分からなくなって、かえって時間がかってしまうことも。

それでも、社内で利用しているパソコンをそのまま社外で利用出来れば、便利ではあるので、小さめのノートパソコンを持ち出すこともありました。

ただ、社内のサーバーなどに接続するにはシステム対応やセキュリティの問題もあり、全てのシステムを社内にいるのと同じように利用するのは、なかなかハードルが高いままでした。

そんな時に、遠隔操作するシステムの存在を知って、まずは無料版で試してみることにしました。

確かに使い易くて、操作性も特に大きな問題もなし。

ただ、あくまで無料版なので、仕事として利用しようと思うと、有料版にする必要があります。

そんなの必要であればコストを掛けてでも導入すればいいのでは?というお話かもしれませんが、組織に属しているとなかなかスムーズに進まないこともあります。

コストを最小限にする努力。一部の人への導入では不公平が出る。でもシステムに不慣れな人がいるのでそこも考慮しないといけない。

組織でコストを掛けて何かを導入するには、これぐらいの流れは当たり前なのかもしれません。

ただ、当時の私としては、そこを突破するだけのモチベーションと余力がなかったというのが正直なところです。

なので、開業してからは、自分の責任で、そのときにやろうと思っていたことを、少しづつ実現してきました。

遠隔操作するとなると、メインで利用している遠隔操作される側のPCと外出先などから遠隔操作する側のPCが必要となり、通常よりも1台多くPCを準備しなければなりません。

遠隔操作する側のPCはサブの位置づけなので、使用頻度はメインPCよりも少なくなります。

もちろん、必要であればコストを掛けて導入すればいいのですが、最低限のスペックでストレスなく使えて、値段を抑えられるのであれば、それに越したことはないでしょう。

そこで目を付けたのが、Chromebookでした。

その辺りの経緯については、別の記事でも取り上げています。

遠隔操作するパソコンでChromebookを選んだのは

値段が他のPCに比べて安いというのもありますが、何より起動時間が短く、サクサク動くというのは、外出先などで合間に作業したりするときには、助かります。

その辺りは、別の記事でも取り上げています。

リモートワークのために遠隔操作専用のパソコンを導入してひと手間減らす

プライベートで使う時

仕事で使う時には、以前から考えていた遠隔操作用のPCとして、Chromebookは私にとっては最適のモノでした。

外出先で利用する時もそうですし、事務所以外の場所で作業をするときに、2画面を利用したいときにも対応できるのは、作業場所の選択肢の幅を広げるものでした。

TeamViewerでリモートワーク!接続元PC側もマルチディスプレイ環境で操作するには

ただ、これまではプライベートで利用するという機会がなく。

元々、プライベート用のPCというのは別であって、たまに使うことはあっても、ネットで何か調べたりなど、これまでPCでしていたちょっとしたことはスマホで行うことが出来ます。

改めて、PCを起動させてまで行うことというのは、ほとんどなくなってきました。

なので、Chromebookを使うという発想もなく。

そんな時に、仕事で使っていたChromebookが1台余ることになりました。

これはプライベートで何か使い道を考えなければ、と色々と試行錯誤することにしました。

動画視聴用として

Chromebookは、PCとしての機能を活かすというよりは、画面が大きなスマホというイメージで、タブレットに近いものだと考えています。

そして、仕事でメインに使っている遠隔操作する端末に向いていると考えれば、その端末で作業などをするというよりは、画面に映し出すのに向いているかなと。

そこで、思い付いたのは、動画視聴用の端末の一つとすることでした。

サブスクの動画視聴サービスをいくつか契約していますが、家族それぞれ利用するサービスや観たいコンテンツはバラバラになることが多いです。

動画視聴するための端末は、インターネット対応のテレビとタブレットがありますが、人数に比べると渋滞することもあります。

タブレットは、場所が移動し易く、使い勝手がいいのですが、画面が小さくなるので、目にはあまり良くないという懸念があったり。

ほとんどのChromebookは、持ち歩きがし易いように、タブレットに近い画面の大きさのものが多いですが、たまたま余ったChromebookは作業用のものだったので、画面は一番大きいものです。

そういった事情もあり、動画視聴用として、備えおくこととなりました。

一つ懸念していたのは、動画視聴なので、重たくてサクサク動かないのでは?というところです。

ただ、今のところは途中で固まったり、カクカク動くということもなく、スムーズな感じを受けています。

最低限のスペックがあれば、後はネット環境に左右されるのかもしれません。

おわりに

画面は大きく、PCサイズとしても大きいですが、それ程重たいものでもないので、家の中での移動ぐらいであれば特に問題なさそうです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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