時間が経ったらまた試してみる
一度経験した体験というのは大きいものです。
それで全てを把握出来るわけではないですが、インパクトは大きくて、印象に残っていることが多いでしょう。
その印象をどこまで持ち続けるか。
改めて体験するということが必要な場合もあるでしょう。
悪い印象の場合
過去の苦い体験などは、強烈なインパクトとして残っていることが多いでしょう。
食べ物の好き嫌いなどは、その典型例と言えるかもしれません。
子供の頃に食べた印象で、苦手意識を持ってしまい、ずっと嫌いなままである。
よくあることです。
私の場合は、口にするのも無理という程、はっきり嫌いな物というのは思い付く限りないのですが、過去の苦い思い出などから苦手意識を持っていることがあります。
例えば、コーヒー。
味や香りそのものは特に苦手ではないのですが、今ではほとんど口にしていません。
小学生くらいの頃までは普通に飲んでいたのですが、ある時コーヒーを飲んだ直後から胃が気持ち悪くなってきて、吐き気がしばらく続きました。
たまたま体調が悪かっただけかもしれませんが、頭痛も伴ってきて、かなりしんどい思いをしたことを強烈に覚えています。
直接的な原因がコーヒーであるという証拠はないのですが、当時の状況からコーヒーのせいだという刷り込みが自然とされてしまいました。
そこから、コーヒーに対する意識が変わってきて、ひどい時には、香りがするだけでも、胃の辺りがムカムカして気持ち悪くなるということもありました。
今では流石にそこまでの症状が出ることはないですが、苦手意識はまだ残っています。
大人になると、仕事やその場の流れなどで、コーヒーを飲む機会というのは出て来るものです。
大体は、コーヒーか紅茶かという選択肢が与えられる場合もあるのですが、問答無用でコーヒーをいただくこともあります。
そんな時には、無下に飲まないということはもちろんせずに、しっかりいただくようにしています。
大人になって味覚が変わってきたということもありますが、やっぱり味や香り自体は嫌いではなく、むしろ好きな部類に入るかもしれません。
でも、その後にしんどくなるなど体調の変化がないかが心配なので、なかなか積極的に自ら飲むということはまだないです。
それでも、コーヒーに対する捉え方は、明らかに以前と変わってきているのを感じているので、いつか普通に楽しめる日が来るかなと思っています。
そのためには、定期的にコーヒーを口にする機会というのはあった方がいいので、問答無用で出されるというのは、むしろ歓迎すべきことなのかもしれません。
自分の子供たちに対しても、終始一貫出来ているわけではないですが、苦手なものでも、とりあえず一口は食べてみる、ということを推奨するようにしています。
時間が経過すれば、もしかしたら好きになっているかもしれないということがあるので。
大体は、まだ無理!となることが多いですが。
良い印象の場合
以前体験したことで、良い印象の場合には、そのイメージをいつまでも持っているものでしょう。
楽しかった思い出や美味しかったものなど。
私の場合だけかもしれませんが、食べ物などに関しては、昔から好きなものは今でも変わらず好きということがほとんどです。
カレー、唐揚げ、ハンバーグなど子供の頃に好きだったものは、今でも好きです。むしろ、昔苦手だったものも食べれるようになったり、好きになったりすることもあるので、何だかお得な感じがするときもあります。
食べ物などは、良い印象のままの場合が多いですが、体験などはそのままというわけには行かない場合も。
特に年齢を重ねることで起こる身体的な変化というのは避けることは出来ません。
何度かこのブログでも書いたことがあるのですが、学生時代は遊園地のジェットコースターなど絶叫系の乗り物にハマっている時期がありました。
高所恐怖症なのに、ジェットコースターは大丈夫というよく分からない感覚ですが、スピードが早ければ高所を感じる暇がないからかもしれません。
観覧車などはゆっくり動いて、高所を経由するので、今でも苦手です。
乗らなくても大丈夫な状況であれば、自ら進んで乗ったりはしません。
子供が小さい頃で大人が自分しかいない時や、旅行などでここでしか乗れないというレア体験の場合などは、何とか頑張って乗ったりしています。
その時も、出来るだけ下を見ないように、足がすくみながらという状況ですが。
色んなジェットコースターに乗ってきて、スリルがあり楽しかったという思い出が強く印象付いていたので、今でも同じ感覚だと思ってしまいがちです。
先日、絶叫系というほどではない、中学生ぐらいの頃に乗って、スリルの面では少し物足りないジェットコースターに久しぶりに乗る機会がありました。
楽しさはそんなに変わっていなかったのですが、降りた後に、三半規管がやられて、頭がグルグルと廻り、少しふらついてしまいました。
以前であれば、そのまま続けて別の乗り物にということも出来たのですが、少し休憩が必要でした。
身体的な衰えというところですが、以前と同じ感覚で、周りに合わせて無理をしていたら、しんどくて苦手になるかもしれないと思うと、時間が経ってからでも再度試しておくというのは必要だなと実感したところです。
些細なことから新たな発見も
良い悪いの印象がそこまで強烈なものではなくても、昔の体験から、その後は一切やろうとしないということもあるでしょう。
私自身も、一度試してダメなら、その後は使わないということがあります。
些細なことであれば、その数は多くなっていくでしょう。
例えば、髭剃りのツールについて。
昔から肌に合わないのか、旅行先のホテルなどに備え付けられている使い捨てのカミソリを使うと、カミソリ負けをして血だらけになってしまうので、利用しないようにしていました。
先日、いつも使っているものが使えなくなってしまい、ホテルに備え付けの使い捨てのカミソリを使わざるを得ない状況に。
恐る恐る使っていると、全然カミソリ負けすることはなく。
慎重にゆっくり使っていたからというのもあるかもしれませんが。
それでも、何十年と無理だと思っていたことが、大丈夫ということが判明して、新たな発見がありました。
些細なことではありますが、やってみてよかったなと思うことの一つです。
全てのことを試せるわけではなく、全部が全部上手くいくわけではないですが、悪い印象のものが良い印象に変わると、些細なことでも、嬉しいものです。
大袈裟かもしれませんが、選択肢が一つ増えただけで、何だか道が開けたということころでしょうか。
最初から諦めずに、ちょっとしたことだからこそ、期待せずに試してみることも有用かなと思った出来事でした。
おわりに
些細なことほど、日常に直結しているので、その嬉しさは身に染みる感じがします。そうした小さな嬉しさを日々積み重ねていくのもまたいいかなと思うようになりました。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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