心地良い言葉に流されない、流さないように

自分が望む言葉を言ってもらえると心地良いものです。

しかしながら、その言葉通りに実行されないこともあります。

その辺りを見極めつつ、対応方法を考えながら、自分自身がそうしていないかのチェックは必要なものです。

心地良い言葉に流されない

「絶対大丈夫です!」

「すぐ出来ます!」

「必ず〇〇します!」

言葉の通りに受け取れば、心地良い言葉となるでしょう。

不安に感じている時であれば、何だか頼もしく聞こえる。

しかしながら、全ての言葉が文字通りに実行されるわけではありません。

過去を振り返ってみれば、口だけだったなという経験が誰しも1度ぐらいはあるものでしょう。

そうした経験を多くしていたり、色んな情報を見聞きしていると、むしろこういった心地良い言葉が出てくると、余計に警戒してしまう人もいるでしょう。

私の場合も、騙されたとか詐欺にあったわけではないですが、心地良い言葉の後に実践が伴わないという経験は度々あります。

最初の頃は、その度にやきもきしながら、

 忙しくて連絡が遅れているのだろう

 明日には対応してくれるだろう

 今週には目途をつけてくれるだろう

などと自分を納得させる理由を自分で作って、ずっと気にしている状態が続いていました。

しかしながら、そんな状態が続いても、何も進展しないことが多いので、強弱を付けて対応するように。

自分の行動に影響が少ない場合は、今週末とか来週とか来月などの日付のスケジュールに一旦記録しておいて、忘れてしまう。

忘れても大丈夫という状態を作っておくと、案外気にせずに過ごせるものです。

自分の行動に影響が大きい場合は、次のリアクションの期日など具体的な内容を確認するようにしています。

「すぐ出来ます!」と言われれば、今から対応してもらえるのか、1時間後なのか、今日中なのかなどを念のため確認しておく。

何だか細かくて詰めてくる人だな、と思われるかもしれません。

それでも、重要なポイントを逃してしまうと、後々のやりとりにも影響してきて、支障が出てくることが多いので、そこは押さえておきたいところです。

もちろん、最初から細かく確認していくわけではなくて、過去の実績であったり、些細なやり取りなどから、そうした兆候を感じたときに、より強めになるというところでしょうか。

昔に比べると、心地良い言葉に対する警戒心は高まっていると感じています。

心地良い言葉だけで終わらす意図はないかもしれない

心地良い言葉は鵜呑みに出来ない。

このように書くと、その人が悪者のように思えるかもしれません。

言葉巧みに、良いことだけを伝えて、こちらに損害を与えても、自分の利益を得ようとしている。

詐欺などのように、お金を騙し取ろうとしているということが明確であれば、ある意味では腑に落ちるところがあります。

犯罪なので、その行為自体が良いわけではありませんが。

単純に悪者なのであれば、対処の仕様があるものです。

厄介なのは、単純に悪者だったり、意図的に嘘を付こうとしているわけではない場合が挙げられます。

その場をしのぐためだったり、自分が悪者になりたくない、良く思われたい、という意図がある場合。

相手が望む言葉であったり、心地良い言葉を並べることで、その場の流れはいい方向に進むこともあるでしょう。

そして、その時には実践しようと思っているかもしれません。

言葉にすることで、それが目標や目的となり、動き出すこともあります。

心地良い言葉で流さないように

さも自分が心地良い言葉に流される側の人間のように書いていますが、私自身も、流そうとする側に立ってしまうこともあります。

心地良い言葉だけで終わってしまっていないか。

そこは常に意識しておきたいところです。

それは、心地良い言葉だけで終わってしまう側の事情を考えてみると、更に意識は高まるものでしょう。

心地良い言葉を言った時点では、実行しようと思っている。

その後、そのこと自体を忘れてしまい、実行していないまま終わってしまう。

これは、実行しようと思っている時点で、何月何日の何時から何をするという次のアクションを決めていないことが原因かもしれません。

記憶に頼っていたり、メモはしていても、いつか時間が出来たらやろう、と思っているとなかなか実行出来ないものです。

そうならないために、相手から依頼があったときには、いつ何をするかを具体的にスケジュールに入力するようにしています。

その場で具体的に決められない場合には、具体的に決めるというスケジュールをスケジュールに入力したり。

スマホやタブレットのアプリで管理をしているので、入力し易い環境を整えるというのも工夫すべきところではあります。

ペンとメモ帳などでももちろんいいでしょう。

自分なりの管理し易い方法というのを決めておくことが重要かなと思っています。

これで全てが完璧に進むわけではないですが、細かなミスや漏れというのは軽減出来たなと感じています。

こうした自分なりの工夫をしていると、相手もそうした工夫をしている人かというのは、少しのやり取りで分かることもあります。

心地良い言葉というのは、実践が伴って初めて、本当の意味で心地良く感じることが出来るものです。

これからも、心地良くなる言葉を実践していくことを心掛けていきたいと思っています。

おわりに

電話など記録が残らないと、意識が薄れてしまうものなのかもしれません。まずは自分の言葉に責任を持てるように、実践し続けることが大事なのかなと思います。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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