「事務処理のひと手間を減らす！」サポートメニューを掲げることの思い

税理士として独立開業して１０か月が経った頃に、このブログ記事のカテゴリ「事務処理のひと手間を減らす！」を加えることにしました。

　「事務処理のひと手間を減らす！」を目指して

それから２年程経ちましたが、関連する記事を定期的に更新しています。

今回新たなステップとして、「事務処理のひと手間を減らす！」サポートメニューを事務所ホームページで掲げることになり、そこに至るまでの思いなどを改めてまとめてみました。

　エフティエフ税理士事務所
　継続サポート
　事務処理のひと手間を減らすサポート

当初の思いは変わらず

税理士として、事業者の方と接するときには、基本的には税務に関わるお話をすることになります。

顧問契約をいただいている場合であれば、年間を通しての税務に関するスケジュール管理や必要な手続き申請などを滞りなく進めることも重要な業務です。

しかしながら、税務に関係する話だけに限定するわけではなく、コミュニケーションという意味では、経営のお話や雑談を交えてお話しすることもあります。

場合によっては、税務以外のお話がメインとなることもあったり。

経営者としては、他の人にはなかなか見せにくい、事業の経営状況を開示している税理士というのは、相談し易い相手なのかもしれません。

そうして色んなお話をお聞きする中で、税務以外の事務処理の状況が垣間見える機会というのは多いものです。

また、資料をお預かりすることで、事務処理の状況に直面することも。

もしかしたら、そちらの方が多いかもしれません。

　他はデータ入力しているけれど、ここだけ手書きになっていて、２度手間になっていないだろうか。

　資料の間違いを指摘しても、修正に時間がかかるのは、一から作り直しているからだろうか。

　・・・

そうした事務処理に割く時間というのは、一つ一つは小さくても、積もり積もって結構な時間が掛かっているものです。

その事務処理を完全になくすことは出来なくても、ひと手間減らすことで、時間を作り出せるのではないか。

その時間を他の業務に使う、休息の時間にする、などして時間をより有効活用して欲しい。

色んな面で事業者の方をサポートしたいという思いは、今も変わっていません。

税理士だからこそやりにくいこともある

色んな面から事業者の方をサポートしたいという思いはあるものの、なかなかそれが実践出来ていないというのが現状です。

自分からアピールしたり、上手く伝えられていないということはもちろんあります。

まずは、税理士業務を滞りなく実施することが第一です。

その上で、プラスアルファとして、事業者の方の事務処理について改善点などを伝えてサポートしていく。

このやり方の場合、簡単なことであれば、特に問題ありませんが、時間が掛かることであれば、その対応について考える必要があります。

どこまでサポートすべきか、どこまで時間を掛けるべきか。

顧問契約を締結している場合であれば、その顧問業務の範囲内でということになりますが、その線引きが難しくなります。

そんな細かいことは気にせず、とことんサポートすればいい、という考え方ももちろんあるでしょう。

規模が大きな税理士事務所などれであれば、それも可能かもしれません。

しかしながら、限られた時間の中で、きちんとサービスを提供し続けるためには、時間と報酬の線引きはしておく必要があります。

これらは、こちら側の事情ではありますが、相手側にも事情があったりします。

税理士業界の中にいるとあまり実感することはないですが、基本的には税理士に依頼するのはハードルが高いというお話を見聞きすることがあります。

事業者の方にとっては、顧問契約をして長期間に渡る関係が出来るというのは、最初取っつきにくいものなのかもしれません。

税理士という職業のイメージも、お堅くて敷居が高い、というのが一般的なようです。

そうしたイメージの税理士に、税務以外のちょっとした事務処理の方法について聞いてみるとなると、事業者の方にとっては更にハードルがあがってしまうのでしょう。

もしかしたら、税理士に聞いても分からない、ということもあるのかもしれませんが。

税理士だからこそやりにくいということは、こうしたところで、日々感じることがあります。

有料サポートメニュを掲げてみる

税理士だからこそやりにくいことはありますが、事業者の方から、事務処理についてご相談いただくこともあります。

中には、特に躊躇することなくサポートを希望される方もいますが、税務以外のことを依頼するのは申し訳ない、という方も一定数いらっしゃいます。

どちらが良い悪いというのはありませんが、依頼しにくい状況があるのは改善したいという思いがありました。

そこで、時間と報酬をきっちり分けて考えられるように、有料サポートとしてメニューを掲げることにしました。

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　事務処理のひと手間を減らすサポート

私が関わる税理士業は、事務処理の割合が圧倒的に多いものです。

その中で、日々事務処理のひと手間を減らす方法がないか、アンテナを張りながら、実践しているところです。

上手くいかないことも多くありますが、そうした経験を踏まえた上で事務処理のひと手間が減った事例だからこそ、より実践的に使えることがあるのかなと思っています。

税理士としてというよりは、いち事業者としてのサービス提供を目指しているので、実験的な部分はありますが、何かしら事業のサポートになれば嬉しい限りです。