約束を守れなかったことよりもその前後の対応で見定める

人との関わりの中で、約束を交わすことはよくあることです。

ちょっとした約束から大事な約束まで、その時々の温度感で重要性は変わってくるものです。

約束は守るに越したことはないですが、全ての約束を完璧に守るというのは難しいこともあります。

約束を守れなかったときに、どうするか。

その時の対応が重要であったりします。

もちろん約束は守る前提で

約束を交わす機会というのは、日常に溢れています。

プライベートでも仕事でも、相手との今後の関わりが出てくる場合には、約束を交わすことになります。

 また来月お会いしましょう。

 次までにこれをお願いします

 今度〇〇を紹介します

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内容は様々で、その実現性や重要度もそれぞれ変わってきます。

日時を約束するのではなく、その機会を作ることを約束する場合。

久しぶりに会った友人と楽しい時間を過ごして、別れ際に、また今度会おう、という話に。

その時に、具体的な日時と場所を決めておかないと、なかなか実現しないことが多いでしょう。

日頃からやり取りをしていなかったり、場所が離れていて、気軽に会えないとなれば、更に実現は難しくなります。

それで疎遠になるということは、よくあることかもしれませんが、その約束を守れていないことを責めるという話はあまり聞かないところです。

そういった機会を作れていなかったのはお互い様ですし、具体的な期日なども決められていないので、実現可能性は残っていて、完全に約束を破ったというわけではない、というのも一つあるでしょう。

これが、具体的に日時・場所が決まっている場合であれば、どうか。

例えば、2022年10月25日(火)の12時に、〇〇というお店で会うという約束をしていた場合。

その日のその時間に、その場所に行かなければ、約束を破ったことになります。

仕事で依頼されていたことを、期日までに出来なかったという場合も同様でしょう。

そういった日時や場所など、具体的な内容が決められた約束であれば、実現する内容が明白なので、守ることが前提になります。

約束を破るなんてあり得ない、という人もいるでしょう。

それでは、その決められた約束を守れなかったら、関係性が絶たれたり、全否定されることになるのか。

当たり前のことですが、そんなことはないでしょう。

約束を守ることが前提ではありますが、それが守れないことというのもまたよくあることです。

その一つ一つに目くじらを立てて、関係性を絶ったり、責め立てたりしていたら、息苦しくて、人と関わることは出来ないでしょう。

約束を守れなかった時には、その前後の対応を見定めるというのが大事なかなと思っています。

事前の対応

約束を破るということは、決められたことを実行出来ていないので、基本的には、約束を破った側に非があります。

自分ではどうしようもない事情など、非常事態の場合には、仕方ないですが、そうしたケースは稀です。

そうした事情が頻発する場合には、それはもう非常事態ではないので、何らかの別の対応が必要となってきます。

約束を破るのはダメだとしても、約束を事前に変更することは問題ありません。

約束の期日が来る前に、その内容を変更しておけば、約束を破ったことにはなりません。

約束は相手と交わすものなので、相手の了承が得られれば、内容の変更は自由です。

内容によって、文書にしたり、口頭で済ましたり、対応方法は様々でしょう。

そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、この事前の対応というのが、出来ていないケースというのは案外あるものです。

自分の気が進まないことや、重要と思っていないことであれば、特にその傾向があるように感じています。

そうした事前の対応で、今後の関係性を見定めるというのも一つの方法です。

相手が悪いとかそういうことではなく、その辺りの感覚が自分と合うか合わないか、というのは重要なポイントです。

お互いにストレスが少ない方が良い関係性を築けますし、効率的でもあるでしょう。

約束を交わすということに、どれぐらい重きを置いているかというのは、人付き合いをする上で外せないポイントかなと思っています。

事後の対応

事前の対応で、約束の変更が出来ていれば、一番いいのですが、その場合でも、事後の対応として、約束の変更の理由などを相手に伝えることは重要です。

特に複雑な事情などでなければ、簡潔に事実を述べて、こちらに非があるのであれば、きちんと謝罪しておく。

こちらに非がない場合でも、相手に非がなく何らかの影響を与えてしまっているのであれば、そのことを気遣うことは必要でしょう。

しかしながら、いつでも事前の対応がきちんと出来るわけではありません。

約束を破ってしまった、という事実から始まることもあります。

その場合でも、事後の対応によって、今後の関係性を見定めても遅くはありません。

相手に完璧を求めるのであれば、約束を破った時点でアウトですが、自分を含めてそうそう完璧な人に出くわすということはないのかなと。

考え方によっては、そうした失敗を経験しているからこそ、完璧に近づくとも言えます。

だからこそ、事後の対応を見ておきたいところです。

見るポイントは人によって変わってくるでしょうが、大事なのは、今後も関係性を継続したいと思えるか、というところでしょう。

 自分の非を認められる人を求めるのであれば、きちんとポイントを押さえて謝罪しているか。

 失敗を挽回出来る人を求めるのであれば、悪かった点を把握して、これからどう対応するかを示せているか。

 ・・・

自分の中で、重要視するポイントを持って、見定めることになります。

言い訳ばかりで結局何もしないよりは、自分の非を認めて、最低限の謝罪を行い、今後の対応方法を具体的に示す方が、今後の関係性を継続したいと思えるかもしれません。。

約束を守ることはもちろん大事ですが、その前後の対応というのも同じぐらい大事なのだと思っています。

おわりに

見定めるなんて偉そうになってしまいますが、自分への戒めという部分が大きいです。出来るだけ相手の立場で考える意識は持っておきたいものです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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