直接会うことで得られる効能
最近では、人と直接会うことが必須の時代ではなくなりつつあるのかなと感じることがあります。
遠く離れていても、コミュニケーションを取ることは出来る。
これからもそのためのツールはどんどん進化していって、よりリアリティのあるコミュニケーションが実現されていくのでしょう。
直接会うということの意味合いが薄れていくのかどうか、色んな意見があるとは思いますが、私自身も思うところはあります。
コロナ禍という特殊な状況において
2020年に始まるコロナ禍という状況は、生活や仕事に色んな影響を与えてきました。
今まで当たり前と思っていたことが、制限される。
自分が好きなように外出することが出来ないことがあったり、お店で食事をするにも制限事項が設けられたり。
感染を防ぐために、人との接触の機会を減らす。
究極的には、人と会わないことが一番の感染対策なのでしょう。
一時期は、直接、人と会うこと自体が良くないという風潮もありました。
人と会うためには、きちんとした理由が必要である。
そうしたことに対して、何で?と思う人もいるでしょう。
一方では、そうした状況を歓迎している人もいます。
今までは、本当は面倒くさいと思っていても、相手を納得させられるだけの断る理由がないため、受け入れていたことも、堂々と断れるようになった。
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私自身もは、人と直接会って、コミュニケーションを取るということ自体が得意というわけではありません。
やらなければいけない、という状況であれば、何とか頑張りますが、極力避けたいという気持ちの方が強いです。
そうした中で、
「コロナ禍なので、・・・」
と言うと通ることが増えてしまって、それが当たり前の場面をよく見聞きしてきました。
ただ、こうした状況は特殊ではありますが、いきなり作り上げられたものではなく、元々思っていることがベースになっていて、それが噴出してきたようなイメージです。
だからこそ、コロナ禍という状況が解消されたとしても、跡形もなく消えてなくなるものではないのでしょう。
会わなくてもコミュニケーションは取れる
人と直接会うというのは、コミュニケーションの方法の一つであって、他にも方法はあります。
以前から薄々感じていて、コロナ禍で一気に再認識されたことの一つともいえます。
今までは、気軽に使えるものがなくて、普及しないと思われていたことが、出来るようになりました。
Zoomなどのオンラインツールは今となっては、当たり前になりつつあります。
何かあれば、とりあえずZoomで、というようなやり取りはよく見聞きするところです。
小学校からパソコンなどの端末が配布されて、オンラインでやり取りをしたり、学習塾の予習動画を見てから、授業に参加する。
こうした流れは、これからも続いていくでしょうし、コロナ禍という特殊な状況が落ち着いてきたとしても、もっと進化していって欲しいところです。
人によっては、人と直接会うことが「悪」のようなニュアンスで発信しているケースも見聞きします。
わざわざ移動時間を掛けて、会わなくてもいいのでは。
顔を見て話したいのであれば、オンラインツールでも出来るのでは。
様々な考え方があるでしょう。
しかしながら、人と直接会うというのはコミュニケーションを取るためだけというわけではありません。
直接会うことの効能
コミュニ―ケーションには幅広い意味があるので、一概には定義できませんが、相手との情報のやり取りという意味で考えた場合。
聞きたい情報を得るためには、質問をしてその回答をもらうことになります。
一問一答のような形式であれば、むしろメールやSNSなどの文字情報がメインのツールの方が適しているかもしれません。
会話の形式で、情報を引き出していくのであれば、リアルタイムに音声のやり取りがあると効率的です。
電話などはその典型例でしょう。
相手の動きを見ながらというのであれば、テレビ電話のような形式でもいいでしょう。
Zoomなどのオンラインツールであれば、比較的簡単に使いこなすことができます。
コミュニケーションが取れるのであれば、人に直接会う必要性はないのでは?
本当にそうした議論はよく見聞きするところです。
色んな意見があって、状況に応じて実践していけばいいのですが、もちろん答えは一つではありません。
こういう場合には必要、こういう場合には不要、というのはその時々で判断していくことになります。
正解は分かりませんが、その時の判断基準というのはあらかじめ持っておきたいところです。
私の場合でいえば、コミュニケーションを取るだけが直接会う目的ではない、というのも一つです。
その場の空気感、雰囲気、相手の表情や動きの見え方、その全てはオンラインの動画で見えるモノとは違います。
言葉の端々にある感情というのも、会えば全部分かるわけではありませんが、より感じ易くなったり。
良い悪いは別にして、情がわくというのもあったりします。
先日、久しぶりに開催されたラジオのイベントに参加する機会がありました。
開業とコロナ禍が始まった時期が重なって、ラジオを聴くというのが色んな意味で励みになりました。
ラジオは基本的に、音を聴くものなので、人と直接会う必要はありません。
耳で聴くだけでも十分楽しめるものです。
しかしながら、イベントなどでDJの方を直接観て聴くのはまた違った楽しみがあるのだと改めて実感しました。
どちらの方が良い悪いということではなく、違いがある。
それは、もしかしたら、同じ空間にいて、姿形が見えることで、情がわくからなのかもしれません。
これからも、人と直接会うことの効能を感じながら、続けていこうと思っています。
おわりに
これからは意味のあることを求められる機会が増えていくでしょう。自分自身も、選ばれるように更に精進していく必要があるなと実感しているところです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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