やる気スイッチの入れ方の変化

楽しみで仕方ないことであれば、積極的に取り掛かることが出来るでしょう。

そんなことばかりであればいいのですが、現実はなかなかそうはいかないもの。

仕事であれば、好きでやっていることであっても、なかなか重い腰が上がらなかったり。

子供だけでなく、大人にも、やる気スイッチというのはぞれぞれにあるものです。

他人の影響

仕事においては、本来ならば、やる気スイッチ云々など言っている場合ではありません。

やるべきことをやる。

ただそれだけでは?と思われるかもしれません。

そうありたいとは思っているのですが、なかなか上手く行かないことも。

何だか今日はやる気が出ない。

しんどいから休みたい。

そうした気分の時は定期的に来るものです。

もしかしたら、多くの人もそうなもかもしれません。

私自身も、社会人になってから数年経つと、慣れもあるのか、そうした気分の時が結構な頻度で来ていました。

朝ギリギリまで寝ていて、身支度だけ済ませて、とりあえず就業時間までに出社。

その後、フラッと外に出て行って、朝食をササっと食べて帰ってくる。

何でそんなことをしていたのか、今考えるとよく分からないのですが、サボりたいとかそういう気持ちはなかったように思います。

当時は、それが自分のやる気スイッチの入れ方の一つだったのかもしれません。

残業が多くて、朝から気合を入れる、そんなところだったのでしょう。

そんな形であっても、毎日出社して、仕事をしていたのは、人の目を気にしていたということもあります。

上司からの目、同じ部署の人の目、同僚や後輩の目。

もちろん、常に監視されているわけではなく、気に掛けられているわけでもないですが、頑張っていると思われたい、サボっていると思われたくない、など気にするところはありました。

決して前向きな理由ではないですが・・・。

周りの人たちが、きちんと出社して、仕事をしているという環境があることも、大きく影響していました。

自分だけが、そこから逸脱するわけにはいかない。

そこでやる気スイッチのようなものを入れざるを得ない。

他人の影響というのは大きいものです。

エナジードリンク

子供の頃から、好んでエナジードリンクを飲んでいました。

当時は、エナジードリンクという言い方はされていなかったと思いますが、それに近いものだったかなと。

ただ、子供だったので、何か疲れを吹っ飛ばすとか、回復させるというような意図はなく。

単純に、ジュースの種類の一つとして、好きな味だったというだけです。

想像ですが、昔は本当に効くエナジードリンクは医薬品のような形で売られていて、ジュースのようなエナジードリンクとはっきり区別されていたので、本当にただのジュースだったのかもしれません。

そうして、子供の頃の味の記憶がずっと残ったまま、大人になってからも好んでエナジードリンクを定期的に飲んでいました。

その頃には、味の好みだけでなく、仕事で遅くなって疲れている時などに気合を入れるため、という使い方もするようになっていました。

今考えれば、やる気スイッチを入れる方法の一つとしていたのだなと。

医薬品とジュースの間ぐらいのエナジードリンクが数多く出るようになっていたのも一因かもしれません。

税理士事務所に勤務していた時には、繁忙期に深夜まで作業していることもあり、疲れや寝不足でやる気が続かない時もありました。

そうした時に、強めのエナジードリンクを飲むことで、無理やりやる気スイッチを入れていました。

どれぐらい効果が出ていたのかは正直分かりませんが、一時的にでも元気になる、という思い込みがあったので、何とかなったのかもしれません。

子供の頃からの記憶もあるので、自己暗示のようになっていて、それが良かったのかなと。

健康面などを考えれば、過剰な摂取は決しておススメ出来るものではありませんが・・・。

スケジュールの記録

そんな風にエナジードリンクを愛飲していたのですが、ある時からパタッと飲む量が減りました。

税理士として独立開業してからです。

正確には、独立開業して、朝型の生活リズムに変えて、16時間断食を始めてから、というところです。

以前エナジードリンクをよく飲んでいたのは、夕方から深夜。

その時間帯は、今は仕事を終えて、家にいたり、ゆっくりしていることが多くなりました。

そのため、エナジードリンクを飲むタイミングがあまりない。

エナジードリンク自体は好きなので、ジュースを飲むタイミングの選択肢の一つとして飲むことはあります。

それでも、頻度としてはそんなに多くないので、急激に減ってしまいました。

しかしながら、独立開業したから、疲れていない、ストレスがない、というわけではありません。

朝型の生活リズムに変えたからと言っても、朝からやる気が出ないこともあります。

この仕事は、やりたくないわけではないが、少し気が重いな。

それぐらいのことはやっぱりあります。

税理士として独立開業してからは、常に誰かが周りにいる環境ではありません。

人の目を気にして、やる気スイッチを入れることが出来ない。

自分で作ったルールですが、エナジードリンクを飲むタイミングというのは制限されている。

仕方がないので、他の方法を考えるしかありません。

自分を律するために、特別なことが必要だろうか。

色々考えて、何かきっかけがあればいいのだということに辿り着きました。

私の場合は、スケジュールに記録するということ。

具体的に、〇月〇日の〇時~〇時にこれをする、というスケジュールを予定に書き込む。

気が重いなということであれば、それを優先して。

他のスケジュールもそうして予定を書き込んで、時間が来れば、自然と始めるようにしています。

終われば、実際の時間を記録する。

こうしたことの繰り返しで、予定時間の精度を高めていきます。

今は、やる気スイッチを気合で入れるというよりは、自然と入るように意識しているところです。

それでも、時々自分のスケジュールに渋ることはあります。

自分以外のものに頼ることが出来ないのであれば、そうした自分と上手く付き合っていくしかないのかなと思うようにしています。

おわりに

やる気スイッチみたいなものがあれば便利かもしれませんが、いつ故障するかも分からないので、やっぱり自分で見付けておく方がいいのかなと思います。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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