直接の繋がりの強みを活かしていく

人との繋がりは大事。

当たり前のことではありますが、税理士として独立開業してから、その大事さというのを実感しているところです。

しかしながら、ただ繋がればいいというわけではなく、その繋がり方も大事なのだと思うようになりました。

広く繋がりを持つために

人付き合いが元々上手くて、知り合いも多い。

これが自然と出来ている人もいるでしょう。

そうすると、そのネットワークを活かして、色んな取り組みに繋がることも。

しかしながら、なかなかそこまで自然にとはいかないという人もいるでしょう。

私もその部類に入る方だと思っています。

そうすると、思うように繋がりが広がっていかずに、焦ることもあります。

こんなペースで大丈夫だろうか?

もっと繋がりを広げなければ、仕事が上手くいかないかもしれない。

そこで考えるのは、繋がりが多い人と繋がることで、間接的に繋がりを広げていくということ。

知り合いの知り合いを増やしていくという感覚でしょうか。

そうすると、自分が思っているよりもネットワークが広がることもあります。

何か困ったことがあっても、その人を通して頼めば解決出来るかもしれない。

そうした安心感というのは、精神的にもプラスに働くものです。

実際にそれで助かったということも出て来るでしょう。

ただ、期待していたよりも上手くいかない。

何だかモヤモヤする。

私の場合は、消化不良な感じで終わってしまうことも度々ありました。

直接と間接の違い

人との繋がりを直接と間接に分けて考えた場合。

直接の繋がりというのは、相手に会ったり、話したりして、実際に接したことがあるので、分かり易いものでしょう。

自分で感じたことをストレートに受け取ることが出来ます。

これが、間接の繋がりとなると、間に仕切りが出来てしまうような感覚で、分かりにくいこともあるでしょう。

例えば、「A」と「B」とは直接の繋がりがあって、「A」と「C」は、「B」を通して間接的な繋がりがある場合。

「A」がイベントの参加者を募るため、「B」と「C」に声を掛けてみるとします。

「B」には直接連絡して声を掛けてみますが、「C」には「B」から間接的に声を掛けてもらうことになるでしょう。

結果的には、

 ①「B」も「C」も参加

 ②「B」も「C」も不参加

 ③「B」は参加、「C」は不参加

 ④「B」は不参加、「C」は参加

ということが想定されますが、場合によっては、「C」に対して何だか思うところが出て来るものです。

 

③であれば、

問い詰めるなどではなく、不参加の理由は何だろう?と素朴な疑問が湧いてきたり。

上手く説明が伝わってなかったのかもとモヤモヤしたり。

特に、「B」からの誘いであれば、「C」も参加するだろうという前情報があれば、余計に失望してしまったり。

もちろん場合によりますが、体感としては、

「A」⇒「B」への影響を「100」とした場合、「A」⇒「B」→「C」への影響は「1」ぐらいではないかと感じることがあります。

 

④に関しては、あまりないケースかもしれませんが、もしかしたら最初は間接の繋がりでも、そこから直接の繋がりとなることもあるので、先に繋がるケースではあります。

自分が求める繋がりは何か

仕事で紹介をいただくケースというのは時々あります。

それこそ色んな人を紹介してくれる方もいらっしゃいます。

前項の例でいえば、私が「A」で、紹介者の「B」から複数の「C」がいるというような状態です。

「A」と「B」は直接の繋がりがあって、一定の信頼関係はある。

また、「B」と「C」も直接の繋がりがあって、一定の信頼関係がある。

そこで、「B」を通して「A」と「C」が間接的に繋がるという場合です。

仕事としては、こうした繋がりを広げて、ネットワークを広げていくというのは、一般的なものでしょう。

こうして事業規模を拡大したり、自分の進みたい方向に舵を切れることもあるものです。

「A」⇒「B」への影響が「100」で、「A」⇒「B」→「C」への影響が「1」だとしても、「1000」なら「10」になり、影響度合いを増やすことは出来ます。

ただ、この方法は誰もが取れるものではありません。

「100」を「1000」にするために、一定の労力やコストが掛かるとすれば、それに耐えうる体制が必要となります。

私の場合もそうで、たくさんの紹介を受けて、その内の1件でも成約すればという方法はなかなか取れないところです。

もちろんたくさん紹介を受けれるかという問題もありますが、そこをクリアしても対応出来ないだろうと思っています。

紹介を受けたことへの対応時間にも限界があるものです。

話が来ているのに、成約しないというのは、分かっていても精神的にはキツイものです。

それならば、たくさんの紹介がなくても、成約率が高い方がまだ耐えられる。

そのためには、普段の仕事に邁進しながら、ジワジワと直接の繋がりを広げていく。

これが正解かは分かりませんが、こうしてコツコツと進めることが自分には合っているというのは何となく分かってきました。

急激な変化があるわけではないですが、ふと振り返ると着実に進んでいるなと思えることもあります。

こうした思いを大事にしながら、直接の繋がりを地道に広げていきたいところです。

おわりに

期待が大き過ぎると、落胆することも大きくなるので、そもそもの直接の繋がりに影響することもあります。

他力本願になり過ぎず、人に頼りながら、バランスよく繋がりを作り続けることが性に合っているのだと思っています。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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