頭の片隅でずっと欲しかったモノが手に入ったぐらいが丁度いい

元々物欲は少ない方かもしれません。

〇〇にハマっていて、これが欲しい！ということはあまりなく。

流行りに少し遅れて乗っかるのが好きなので、その時の勢いでこれが欲しいと思うことの方が多いかなと。

ただ、少ないながらも、自分の希望を密かにずっと持っていることもあります。

それが密かに叶っているというのを実感した時の嬉しさというのはまた格別なものです。

熱量が大きいのはいいけれど

物欲はそんなにないけれど、性格的には感情に左右されやすいところがあります。

そうした感情を表に出すことはほとんどありませんが、心の中では色んな感情が渦巻いている。

これが欲しい！と思ったときには、すぐに手に入れたいと思ってしまいます。

その時の状況にもよりますが、特に問題なければ、今すぐ動き始める。

熱量が大きければ大きいほど、冷めないうちに早く動きたいというところです。

今は、ネットで完結できることも多く、すぐに動き易い環境が整っているというのも後押しになります。

平日の昼間などは仕事があって動けないということも以前ならありました。

しかしながら、今は税理士として独立開業していて、就業時間中という概念がありません。

それが良いのか悪いのかは分かりませんが、比較的自由に動ける。

そうした状況もまた後押しになっているのでしょう。

こうして、熱量が大きいうちに希望を叶えられるというのは幸せなことなのかもしれません。

しかしながら、パッと思い付いたことが実現していくことで、満足感もありますが、何だか喪失感もある。

熱量が大きければ大きいほど、その喪失感は大きくなるものです。

感情の振れ幅が大きいということなのでしょう。

その繰り返しが続けば、楽しいものですが、頻繁にあるものではないかなと。

何年も寝かせる

感情に左右されやすい面があるものの、物欲がそんなにないからこそ、〇〇が欲しいかも、〇〇がしたいかも、と熱量が大きくない、緩い希望を持ち続けることもあります。

頭の片隅でぼんやり持ち続けているという感覚でしょうか。

今すぐ欲しいわけではないけれど、タイミングが合えば、機会があったら、というところです。

タスク管理の場合であれば、やってはいけないことの一つで、実現可能性が低くくなってしまいます。

しかしながら、密かな希望みたいなものなので、仕事のようにタスク管理をするものでもありません。

その時の熱量が大きくなくても、そうしたタネを蒔いておく。

そうして何年も寝かせていると、ある時その実現可能性が高まってくることがあります。

それでスイッチが入って、急に熱量が大きくなってしまうことも。

それはそれで良いとは思うのですが、私の場合は、出来れば頭の片隅のままで置いておきたいなと思うようにしています。

〇が欲しい！と宣言して、それが実現する。

希望が叶っているのだから、不満などないのが普通でしょう。

敢えて言えば、思い描いた通りになっているので面白味がないといところでしょうか。

思い描いた通りになること自体が難しいこともあるのは分かっているのですが、素直に受け取れないところがあったり。

何年も寝かせてきたからこそ、一時の感情で終わらせたくないというところです。

ジワジワと嬉しさを噛みしめる

苦労して実現した成功を人から褒めてもらう。

それもまたいいものです。

それまでの苦労が報われたようで、嬉しくなるものです。

そして、これからもまた頑張ろうと思える。

しかしながら、そうした称賛は一時のもので、そこに縛られ過ぎた言動をし続けていると、過去の栄光にしがみつくことになります。

それが一概に悪いことだとは思わないのですが、人からそうした目で見られるというのは、良い影響はないのかなと。

どちらかと言えば、自己完結出来るようなことを増やしていく方が精神衛生上はいいのかもしれません。

私自身は、税理士として独立開業するときに、自宅とは別で事務所を借りることにしました。

色々と思惑はありましたが、一番の理由は、自宅に仕事の雰囲気を持ち込まないようにしたい、というもの。

もちろん、自宅にいる時に、電話が掛かってきたり、ちょっとパソコンで仕事をすることはあります。

完全に仕事の雰囲気を消すことは出来ませんが、あくまで自宅では仕事が主にはならないようにする。

それは勉強についても同じような感覚があります。

自分が税理士試験の勉強をしている時に、自宅で勉強することもありましたが、専門学校や市立図書館の自習室などを利用することもありました。

人それぞれ考え方が違っていいと思うのですが、私の場合は自宅を勉強のメインの場所とは捉えられませんでした。

明確な理由はありません。

ただ、何となくなので、上手く説明は出来ないのですが・・・。

こうした思いもあって、自分の家族が自宅以外で勉強したいとなったときに、事務所が使えたらいいな、と密かに思っていました。

それから数年が経って、ある時「事務所を勉強で使っていい？」と聞かれることがありました。

何となくそうなればいいなと思っていたことが、動き出した瞬間でした。

そこから、事務所を勉強で使う、というのが選択肢の一つとなっています。

頭の片隅でずっと欲しかったモノが手に入ったような感覚でしょうか。

希望が叶って嬉しい！というよりも、ジワジワと嬉しさを噛みしめる。

それぐらいが私にとっては丁度いいのかもしれません。

おわりに

遠足の前日までが楽しい、というのはよく見聞きするところですが、最近特にそう実感するようになりました。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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