やさしい大人であるために

先日、初めてB’zのライブに参加しました。

最初にB’zの曲を聴いたのは小学生の頃。

それから30年程経ちましたが、今でも新鮮で楽しめていることに驚いています。

初心者にもやさしい。

とにかくやさしい。

私もそんな大人でありたいと強く願います。

親切が過ぎることはない

年齢を重ねてくると、それなりに経験も増えてきて、一から何かを伝えるということが手間に感じてしまうことがあります。

そんなの分かっているだろう。

誰でも知っているだろう。

自分でもっと勉強してくるものだろう。

そこまで傲慢ではなくても、ちょっとした手間を省いてしまう。

それでも何とかなってきているので、気付かずに通り過ぎてしまうこともあるでしょう。

でも、確実に何か大事なことを見逃しているような気がしています。

自分の仕事で考えてみると、思い当たる節があります。

税理士という職業柄、何故か「先生」という呼称で呼ばれることがあります。

特に偉くなったわけではないけれど、自然とそこにふさわしい立ち振る舞いが必要なのかもと思ってしまうことも。

年齢と経験を重ねることで、周りの対応も変わってくるので、余計にそう思ってしまうのかもしれません。

それが必ずしも悪いわけではないけれど、自分が求めている仕事のやり方とズレがあるのであれば、意識して方向性を変える必要があります。

私の場合だけかもしれませんが、組織にいると、自分の思いとは裏腹に、そういった立ち振る舞いをせざるを得ない状況に追い込まれてしまうので、息苦しさを感じてしまう。

そういった意味では、独立開業して、誰もチヤホヤしてくれない環境に身を置くというのは、即効性があるのだと思っています。

もちろん、相手があっての仕事なので、何でもかんでも自分の好きなように出来るわけではありません。

自分の本意ではない仕事の取り組み方になってしまうこともまだまだあります。

それでも、一つの仕事に時間を掛けて向き合うことで、喜んでもらえるというのは格別なものがあります。

ここまでは準備しなくてもよかったかな。

そう思うこともありますが、親切が過ぎることはないので、基本的なことから丁寧にしていくことを続けていきたいなと思っています。

自分に厳しく

自分の自信のなさの裏返しで、やさしさを振りまいてしまうことがあります。

上手くいかなくても、文句は言わないでね。

場合によっては、正解なのかもしれませんが、本当のやさしさではないのかなと。

少なくとも、相手に向けたやさしさではない。

私自身の経験でいえば、やさしいと思えるのは、押し付けられたやさしさではなく、やさしさが滲み出て、こちらが勝手にやさしさを感じているものかなと。

何かを誤魔化すためのやさしさであれば、すぐ見抜かれてしまう。

そういったことがないというのは、自分に厳しく生きているからなのでしょう。

自分に厳しいというのは、そうした姿を人に見せるものでもありません。

自ら発する立ち振る舞いから醸し出されてしまうもの。

ライブであれば、そのパフォーマンスから、それまでの過程が透けて見える。

そこまで格好良くはなくても、自分の仕事でも同じようなことが言えるかなと。

目の前の仕事の時だけ頑張るのではなく、そこに至るまでの過程も重視する。

仕事に追われて、雑な対応にならないように、仕事の時間をコントロールする。

そのためには、日々の生活リズムを整えていかなければいけない。

その上で、常にブラッシュアップしていく時間を確保していかなければ、現状維持さえも難しくなってしまうでしょう。

遊び心も忘れずに、気持ちのコントロールもしていかなければ、長くは続かないもの。

そうした過程を経ているからこそ、ここぞという時に思ったような成果が出せるものだと思っています。

自分に厳しくというのは、眉間にしわを寄せてトレーニングをすることだけではない。

そういったところから大人のやさしさというのが滲み出てくるものなのだと思っています。

長年連れ添う

やさしい大人であれば、自然と周りに人が集まってくるものです。

しかしながら、人数が多ければ良いというわけでもなく。

どれだけ継続されているのかというのも大事かなと。

長年連れ添うパートナーがいるというのは分かり易い指標となるでしょう。

別に夫婦でなくても構いません。

共同経営者でなくても構いません。

経営者は孤独なものというのは、よく見聞きする話ではありますが、心の拠り所というのは必要なもの。

順風満帆にずっと良好な関係性が続いている必要はありません。

時には、意見の相違や納得いかないこともあるでしょう。

それでも、考え直して、また良好な関係に戻る。

そんな波風を乗り越えてきたからこそ、人の痛みや苦しみが分かることもあります。

過程はもちろん大事なことですが、長年連れ添っているという結果はやっぱり大事なことで、その形が残っているというのは強みかなと。

身近な人を大事にし続けられるというのは、やさしい大人の条件なのかなと思っています。

おわりに

色んな気付きがあるもので、やさしい大人であるというのが自分の中のテーマになりそうです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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