パートナーの反対を押し切ることも必要なのか

パートナーの形にも色々あります。

仕事におけるパートナー、夫婦、恋人、親友など。

それぞれの形は違うけれど、共通しているのは、何かしら強い結びつきがあるということ。

きっかけは何であれ、他の人とは明らかに違う感情を持ってしまう特別な存在というところでしょうか。

そんな同志のような存在であっても、いつも同じ考え方を持てるとは限りません。

意見が分かれてしまった時に、相手の反対を押し切るのかどうか。

明確な正解はないものですが、自分なりのスタンスは持っておきたいものです。

尊重するのが当たり前

先日、テレビ番組で、ある芸人さんが先輩芸人の方にコンビの悩みについて相談するという企画を観る機会がありました。

これから東京進出をするにあたって、色んな仕事を頑張っていこうと思っているのに、内容によっては、相方が気乗りしていない時があるのが不満。

何とか説得して進めていこうと思っているが、先輩はそういう時にどうされていましたか、というような主旨でした。

万人に当てはまるような明確な答えがないので、結構難しい質問だなと思いながら、自分ならどうするかを考えていました。

関西では活躍されているけれど、東京進出という未知の世界に挑もうとするなら、今までと同じことしていてはダメなんだろう。

それならば、今までしたことはない仕事内容であっても、とにかくやってみる。

自分たちが気乗りしていないかどうかなんて関係ない、ぐらいの気概で挑むべきなのかなと。

その先輩の答えは、相方が気乗りしていないのなら断る、というもの。

迷いがなかったことに驚きました。

理由は、相方が気乗りしていないことなら、上手くいくはずがないから。

普通なら、相手のただのわがままと捉えてしまうかもしれません。

そうならないのは、本当の意味でパートナーだからなのでしょう。

良いことも悪いことも一緒に経験してきて、今もパートナーで居続けている。

周りの目などに惑わされず、パートナーの方をちゃんと向いているからこそ言えることなのでしょう。

もしかしたら相手が間違っているかも、わがままを言っているだけ・・・。

そんな段階は既に通り越しているのでしょう。

そうなるまでに苦悩はある

パートナーなんだから、信頼しているのは当たり前。

その上で、お互いの意見をぶつけ合いながら、着地点を見付けていくものではないか。

そういう考え方もあるでしょう。

もちろん、そういう関係性もいいものです。

お互いが刺激となって、相乗効果を生み出していく。

でも、それはパートナーになる前の段階なのかもしれません。

本当の意味でのパートナーになるためには、そうした苦悩というのを経験していくものなのでしょう。

もしかしたら、苦悩なんてなくて、最初から考え方などが一致している場合もあるかもしれません。

それでも、その後も一致し続けるかは分からないので、新たな苦悩が出て来ることもあります。

自分自身で考えれば、パートナーと言える関係なのは夫婦。

20年近く一緒に過ごしてきましたが、最初から全てが一致しているということはなく。

それまで違う環境で過ごして来た者同士なのだから当たり前でしょう。

それなりの苦悩はあるもので、ただそれは相手も同じ。

でも、そうした時間を一緒に過ごして来たからこそ、パートナーとなり得るのかなと。

これからも続いていく

今、私自身がパートナーと呼べるような人がいて、上手くいくことばかりなのかと言われれば、そんなことはありません。

私自身の至らなさもあって、良い時とそうでない時を繰り返しているというところでしょうか。

そう意味では、まだまだパートナーになるべく日々精進しているところです。

でも、長い年月を過ごせているというのは、着実に積み上げているものがあるという安心感にも繋がっています。

これまで人生の転機だなという時には、お互いの考え方が相違してしまうこともありました。

それこそ相手の反対を押し切ってしまうような選択を迫られることも。

その度に色んな話をしてきました。

最初からスマートな話し合いが出来ない時もありましたが、最終的には向かい合って話をする。

真正面から向き合うことを避けたいなと思うことは、今でもあります。

年齢を重ねてくると、経験値も増えてきて、周りの対応も変わってきて、自分の考えを優先的に考えてしまいがちです。

そこに反対されると、モヤモヤした気持ちが残ってしまうことも。

しかしながら、パートナーの反対であれば、自分にとって何らかマイナスのことがあるのだろうと思える。

そんな簡単にスッと腑に落ちるわけではないですが、最終的には納得している自分がいます。

まだまだ上手く伝えられないこともありますが、パートナーで居続けられるように日々を過ごしていければなと思っています。

おわりに

他人にどう思われるか。大事なことではありますが、気にし過ぎると本当に大切なことを見誤ってしまうこともあるので、気を付けたいところです。


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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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