問題の切り分け方の失敗から学ぶ~マルチディスプレイが映らなくなった問題を例に~
自宅でパソコンを利用することはあまりないのですが、時々事務所のパソコンを遠隔操作する時に利用することがあります。
基本的には、マルチディスプレイで2画面の方が使い易いので、自宅にもマルチディスプレイ用のモニターをセットしています。
ある時、いつものように、ノートパソコンの電源を入れて、作業を始めようとしても、マルチディスプレイの画面が映らない。
焦りながら、思い付くままの対処をしたために、思わぬコストと時間を浪費した、ということがありました。
問題の切り分け方の失敗だったのかなと思っています。
事実確認
今回は、専門的な技術などの話というわけではないので、パソコンの機種や接続端子などについての具体的な用語は使わずに、単純化して進めていきます。
今回の事例を単純化して考えてみると、
という状態です。
①モニター
②ケーブル
③ノートパソコン
という3つの要素があって、「①モニター」と「③ノートパソコン」を「②ケーブル」で繋ぐと、「③ノートパソコン」の画面の一部が「①モニター」に映るというもの。
それが、何故か「①モニター」の画面に何も映らなくなった。
考えられる原因は、
「①モニター」に問題がある。
「②ケーブル」に問題がある。
「③ノートパソコン」に問題がある。
という3択が大まかな問題の切り分け方になります。
今回の失敗例
上記の3択について、出来るだけコストや時間を掛けずに試せる順番などを考えるべきところを、今回は、何故か「②ケーブル」に問題があるのではないかと当たりを付けました。
「①モニター」や「③ノートパソコン」を買い替えるとなった場合には、結構コストが掛かるが、「②ケーブル」であれば、それに比べてコストは抑えられる。
まずは、抜き差しを繰り返して、接続不良がないかを試す。
次に、ケーブルを伸ばしたり、折り曲げたりして、中身の断線の可能性を探ってみる。
しかしながら、やっぱり「③モニター」には何も映らない。
そこで、新しいケーブルを買いに行くことにしました。
ここでちょっと失敗したのは、接続端子をしっかり確認せずに買いに行ってしまったこと。
「③モニター」はモバイルディスプレイで、普通のモニター用の接続端子が使えない。
それを失念していたため、買ってきたケーブルがモニターに繋げないことが判明。
仕方なしに、後日モバイルディスプレイの接続端子に対応した変換器を追加で購入することになりました。
これで映るかなと思って、試してみましたが、残念ながら映らない。
ちゃんと検証したわけではないので、当たり前ではあるのですが、「えっ?」となってしまいました。
そんなに急いでいるわけではなかったので、合間の時間に少しづつ進めていたこともあり、既に1週間が経過していました。
1週間掛けて、コストも掛かって、解決せずということで、この労力は何だったのかと単純にショックを受けてしまいました。
失敗から学ぶとすれば
後々冷静に考えてみると、唯一の正解はないにしても、問題の切り分け方の正解というのはあったのかなと。
まずは、「①モニター」が映らないのであれば、そこに問題があるかもしれないと疑うのは常套手段でしょう。
そこから、いきなりモニターを買い替えるというわけではなく。
別のモニターで映るかどうか試してみる。
これで問題なく、モニターが映れば、「①モニター」に問題があるということが分かります。
そうすることで、「②ケーブル」と「③ノートパソコン」には問題がないという確証を得ることが出来ます。
今回は、この段階で別のモニターでは映ることが確認出来たので、「①モニター」に問題があるということが判明しました。
もしも、別のモニターでも映らないとなればどうするか。
別のノートパソコンで試すか、別のケーブルで試すか。
その時に初めて、コストと時間を掛けて、「②ケーブル」を買い替えるという選択肢が出て来るのかなと今更ながら反省しています。
おわりに
ただの自分のミスと反省の記録ではあるのですが、もしかしたら同じような些細な問題に直面している人の参考になれば幸いです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人
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藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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