「家で過ごさない時間＜家で過ごす時間」になったけれど・・・

平日は仕事で事務所にいる時間や外出している時間が多くなりますが、週末はその時の状況で過ごし方が変わってきます。

税理士として独立開業してからは、特に、週末は家で過ごす時間が増えたかなと。

つい先日の週末も午後からはずっと家で過ごしていました。

以前と違うのは、夜までずっと一人で過ごしていたということ。

望んだ成果が実を結んでいるけれど、自分以外のことが以前と変わらないわけではないということを実感しています。

「家で過ごさない時間＜家で過ごす時間」という状況になって

先日の週末の過ごし方であれば、

　土曜日

　　６～１２時　事務所

　　１２～１３時　外出

　　１３時～　家

　日曜日

　　６～９時　ランニング

　　９～１２時　外出

　　１２時～　家

というもの。

事務所にいる時やランニングする時などは基本的には一人で過ごすことになります。

外出の時には、家族と一緒の時もあれば、知り合いに会ったり、一人で買い物に行ったりなど色々。

家で過ごす時はどうか。

家族と一緒に住んでいれば、誰かが家に居てという状況が通常です。

結婚して、子供がいるという状況であれば、子供と過ごす時間になることが多いかなと。

他愛のない話をしたり、一緒にご飯を食べたり、一緒にテレビを観たり。

別の部屋にいたとしても、一緒の空間で過ごしているというのは安心感があるものでしょう。

私自身も、タイミングが合えば、こうした過ごし方を出来るようになりました。

やっと、という思いがあります。

しかしながら、タイミングが合わないことがある。

むしろ、合わないことの方が増えてきたかなと。

高校生や中学生になれば、自分の世界が出来てきます。

学校、クラス、部活、塾、友達・・・。

単純に忙しくなってきて、ずっと家にいてくれる存在というわけではなくなってくる。

そんなことは当たり前のことです。

でも、自分の状況が整った時に、既にそうなっているということは考えもせず。

家族がそれぞれの用事で家に居ない状況で、しみじみと実感していたのでした。

「家で過ごさない時間＞家で過ごす時間」という状況の時は

以前はこうだった、というのを今更振り返ったところでという思いもありますが、事実をなかったことには出来ません。

それを踏まえて、以前は「家で過ごさない時間＞家で過ごす時間」という状況が通常でした。

平日は仕事に追われていて、週末も仕事の時もあれば、それ以外のことでも、家で過ごせなかったことが多かったかなと。

もちろん、その時の状況で、割合は変わってくるものです。

仕事でという意味であれば、新卒で入社した会社で、経理部門で働くようになった頃が一番極端でした。

決算時期になると、毎日残業で、週末も出勤。

それ以外にも会社関係の行事などもあったりするので、それも仕事と言えば仕事かなと。

勉強という意味では、税理士資格取得のために勉強している時も、極端なものでした。

税理士事務所で働きながら、税理士試験の勉強をするというのは、想像以上に大変で、いつも時間が足りないという感覚で過ごしていたように記憶しています。

平日は仕事と勉強、週末も勉強を中心にしながらも仕事があることも。

極端に言えば、家で過ごす時間のほとんどは寝る時間。

そうなると、家で過ごさない時間が圧倒的に多くなってしまう。

子供が小さい頃は、家族は家で過ごす時間が多くなるもの。

自然と家族と過ごす時間は減ってしまいます。

何かやりようはあったのかもしれません。

もっと上手い立ち回り方があったのかもしれません。

自分本位の過ごし方と気付いた時に

いつの頃からか、そうした家族と過ごす時間、ひいては家で過ごす時間が減っていることで、絶好の機会を逃してしまっているのではと思うようになりました。

税理士試験の受験中の時には、実際の過ごし方とのギャップを感じながらも、やるしかないと思っていました。

そうして、税理士資格を取得して、独立開業して、家で過ごす時間を増やせる状況になってきました。

税理士業界に転職しようと思い立ってから、１５年程が経過しています。

その間に、子供は大きくなって、今度は子供の方が家で過ごす時間が減ってきつつあります。

もっとこうしておけば良かった、などと言葉で後悔の念を述べるのは簡単なことです。

せっかく自分が家で過ごす時間を増やせたのに・・・。

そんなことを思うなんて、ただの自分本位でしかありません。

どうするのが正解だったのかなんて、分からないものです。

誰かにそれっぽいことを言われたとしても、納得出来るものではないでしょう。

ただ、自分本位の過ごし方だと気付いたのであれば、やれることはあるものです。

同じような状況の人がいれば、この経験を伝えることは出来る。

そして、これからの自分自身の過ごし方を考えることの方が有用でしょう。

家で過ごす時間を増やせたなら、家族と過ごす時間を増やすにはどうしたらいいか。

そもそも、家族と過ごす時間を増やすことが正解なのか、自分本位にまたなっていないか。

考えることはまだまだ出て来るものです。

おわりに

こんなことを静かになった家で落ち着いて考えるのもまた良いものだと思えた日常なのでした。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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藤園　真樹（ふじぞの　まさき）

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