ご縁を繋いでおく

ご縁を大事にする。

昔からよく言われていることで、私自身もそれをないがしろにしようと思ってはいません。

しかしながら、日常に流されていると、気付かないうちに見過ごしているかもしれません。

今更ながらですが、ご縁を繋いでおくことの有難みを実感しているところです。

高校までのご縁

小学校・中学校・高校でのご縁の繋がりと言えば、同窓会もその一つでしょうか。

卒業して〇年という区切りに、などきっかけは様々。

今となっては、懐かしさもあって、そういった機会があれば参加したいと思えるようになりました。

ただ、卒業してからしばらくは、そういった気持ちに何故かなれず。

何度かそういった連絡をもらう機会があったのに、全て断っていました。

特に、高校に関しては、少し意固地になっているところがあったのかもしれません。

よくある話ですが、大学受験で第一志望の大学に合格出来ず、他の人に会うのが気まずい。

もちろん、今となれば、そんなの気にしている人なんてほとんどいなくて、一番気にしているのは自分だけ、というのは分かります。

当時も、頭では分かっていたのかもしれませんが、やっぱり気が向かないところがあったのでしょう。

色々と気遣って声掛けしてくれた人には、申し訳なかったなと。

そうこうしている内に、そういった同窓会自体が無くなったのか、声が掛からなくなったのかは分かりませんが、参加する機会がなくなってしまいました。

今となれば、その頃の思い出や今までの道のりなどの話を楽しく出来そうな気がします。

そこから、何かしらのご縁に繋がるかもしれません。

今更ながらですが、出来ることからということで、数年前から高校の同窓会費を支払うようになりました。

およそ30年越しではありますが、遅過ぎることはないと信じて、やれることを思い付いた時に実行していこうと思っています。

大学でのご縁

大学生ともなると、繋がるための手段が色々とあって、直接会わなくてもご縁を繋ぐことが出来ます。

私が大学生の頃は、ちょうど携帯電話が普及し出した頃で、電話とメールという手段しかなかったですが、それでも大きなインパクトがありました。

今はスマホが普及していて、電話やメール以外にも、SNSやチャットなどのツールもあるので、より手軽に繋がれるようになりました。

私自身も、高校の繋がりを続けられなかった後悔もあって、卒業後の繋がりを続けることに前向きになっていました。

そのため、卒業後も定期的に集まって飲み会をしたり、ちょっとしたイベントで集まるなどが出来ていました。

しかしながら、ご縁が繋がっていても、働くことが生活の中心になってくると、時間を取ることが難しくなる。

そんなに忙しさを感じていない私でも、何かしらの予定が重なって、スケジュールが合わない。

忙しい人なら、なおさらスケジュールがを合わすのは難しいでしょう。

働くことだけでなく、結婚や子育てなど生活の変化も加わって、更に時間が合わなくなる。

あっという間に、年単位で時間が過ぎていってしまいます。

それでも、ご縁は繋がっているもの。

毎年の年賀状であったり、SNSの投稿など、近況を定期的に確認することは出来ます。

身体的にも精神的にも大人になった今だからこそ、素直にご縁を繋ぐことの大切さが身に染みています。

そうして細々とでもご縁を繋いでいたおかげもあって、20年ぶりぐらいに、サークルの同回生で集まる機会がありました。

当時の記憶が鮮明なわけではありませんが、懐かしくて、何だか嬉しいものでした。

次はもっと大きな規模で、世代を超えた集まりが企画されています。

私に出来ることは限られていますが、参加するだけでも何かしら寄与できることはあるのかなと思っています。

社会人になってからのご縁

新卒で入社した会社から、税理士として独立開業している今まで、色んなご縁をいただいてきました。

仕事での繋がりと言うと、ちょっとビジネスが目的みたいになることもあるかもしれませんが、それもまたご縁かなと思っています。

社会人になってから思うのは、在籍している時にはご縁を感じられなくても、辞めてからのご縁というのは大事なんだということ。

つい先日も、開業税理士の先輩から、ご縁を繋いでおくことの大切さを力説していただきました。

そこを疎かにしても、良いことはない。

その通りだなと思いながら、お話をお聞きしていました。

このお話を聞いている場もまたご縁の繋がりであり、一緒の職場で働いていた時には聞けなかったであろうお話しです。

自分の子供の進路の話から、ご自身の進路の話にまで及んでいただいたのはまさにご縁かなと。

そう言えば、職場の人に人生相談みたいな形で自分のプライベートなことを話すということは今までほとんどなく。

それも環境が変わって、ご縁を繋いでいたからこそ出来たことなのだと思います。

これからまた仕事の依頼で連絡しようと思っていることがあります。

それもまたご縁の繋がり。

開業当初にお会いして、また機会があればと、ご縁を繋いでいました。

すぐに結果や見返りを求めることはせずに、いつかまたというスタンスで、色んなご縁に囲まれながら、粛々と過ごしていこうと思っています。

おわりに

ご縁を繋ぐ、というワードがずっと耳に残っていて、思うところを書いてみました。

このブログもまた何かのご縁に繋がれば幸いです。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
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