4月になったから変えること変わらないこと

4月といえば、新年度の始まり。

段々と暖かくなってきて、春らしさを感じると、何だか心が浮ついてしまうことも。

ただ、自分の状況を冷静に考えてみると、4月になったからといって、以前のように変えることばかりではなく、変わらないことが増えてきたように感じています。

新年度への期待

学生時代は、4月になったら新年度なので、新しいことが始まる、始めなければという意識が強かったように記憶しています。

この4月~3月というサイクルは、子供の頃から身に染みていることなので、当たり前のことだと思っていましたが、世界中でスタンダードなことではないんだというのは大人になってから知りました。

それでも、日本以外を中心に暮らしていくわけではなければ、4月から新年度というのは付いて回ることが多いのかなと。

小学校・中学校・高校までは、新年度になればクラス替えがあり、環境がガラッと変わるというのをずっと体験してきました。

それで何か良いことがあったというわけではなく、具体的に何をというのはなかったですが、何かに期待している自分がいました。

そして、それに合わせて何かを変えなければという思いだけは強かったかなと。

小学校から中学校にあがる時には、部活を何にするかというのが一つの選択ではありましたが、迷わず野球部を選びました。

それは、幼稚園から地元の野球チームに所属していたというのが大きかったかなと。

人によっては、そのままリトルリーグなどの野球チームに所属して、中学校では部活には入らないという選択肢もありました。

ただ、私の場合は、中学校の部活として野球を続けることになりました。

特に何か深い考えがあったというわけではなく、そういうものだと自然に思えたからかなと。

そこから、中学3年間を野球部で過ごしましたが、高校に行くとなった時に、何か変えてみようという思いが芽生えていました。

野球で何かを成し遂げるのは難しいと感じていたからかもしれません。

それでも、結構前向きに考えた結果の選択として、陸上部に入ることに。

自分にとっては、大きな選択でした。

それこそ4月になったから何か変えようという思いもあったのかなと。

新年度という区切りの良し悪しは分かりませんが、私にとっては、何かしらの踏ん切りになることがあったので、上手く活用することが出来ていたのではと思っています。

2024年4月に変えたこと

2024年4月に大きく変わったことでいえば、自分の子供が大学生・高校生になったこと。

自ら変えたというわけではないですが、ここ最近では一番の変化です。

それに合わせて、入学式に行ってみたり、新生活の準備で出来ることがあったら手伝ってみたり。

当たり前のことかもしれませんが、今回は特に意識してしている部分があったかなと。

小さい頃は、日常生活を過ごしていくのにも多くのサポートが必要でしたが、子供の成長と共に出来ることが増えてきて、手を離れていく感覚というのを年々感じるようになっていました。

子離れという程ではないかもしれませんが、余計な干渉は子供の成長を阻害してしまうかもしれないという思いがあったかなと。

寂しい気持ちもありますが、それが子供にとって良いことなのであれば・・・。

でも、よくよく考えてみれば、関わり自体をなくす必要はないのかもしれない。

日々のちょっとしたコミュニケーションの中で、親として、人生の先輩として、何かしら伝えられることはあるのではないか。

世間一般の常識的な関わり方というのもあるかもしれませんが、子供の反応をみながら、出来ることは伝えておきたい。

それこそ、時間が無限にあるわけではないので、今出来ることは今やっておきたい。

そんな思いで、2024年4月になって変えようと思ったのでした。

2024年4月に変わらなかったこと

社会人になってからも、新年度というのはずっと意識していました。

私自身も、大学卒業後に新入社員として会社に入社したのは、4月。

他の同期と一緒に、新入社員研修を受けたり、会社の寮に入居したり。

新しいことばかりで、学生時代とは生活が一変しました。

その後も、社会人生活をしていく中では、新年度というのは一つの区切りではありました。

人事異動は、年中ありましたが、対象となる人数が一番多かったのは、やっぱり4月。

新生活というイメージが強いのかなと。

そこから、税理士業界に転職して、少し風向きが変わりました。

毎年新入社員が入ってくるという環境ではなくなって、中途入社が多いとなると、新年度という区切りに大きな意味合いはなくなるものです。

事務所にもよると思いますが、どちらかというと個人の確定申告の期限の3月中旬というのが一つ区切りだったかなと。

そこから、税理士として独立開業して2024年4月に至ります。

今年は、仕事面では特に4月だからといって何か変わったことはありません。

それは、開業してからずっとそうです。

でも、新年度の区切りを忘れているわけではありません。

むしろ、以前よりも意識しているように思います。

周りで新年度の変化が起こるからこそ、生活リズムや仕事への取り組み方などベースとなる部分は変えずに、そうした変化に備えておく。

程よく変えながら、変わらないこともある。

こうしたバランスが大事なんだと思っています。

おわりに

継続することが大事だと思うと、安易に新しいことを始められないというジレンマもあります。

これが正しいという絶対的なものはないので、試行錯誤しながら自分に合ったものを模索しているところです。


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この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)

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