行動で示すことが理解に繋がると信じて
人から信頼されたり、理解を得るというのは簡単なことではありません。
いくら良いことを言っても、上手いこと言っても、なかなか理解に繋がらないもの。
私自身もこれまで上手くいかないことばかりです。
それでも、時には行動で示すことが理解に繋がることがあるものです。
子供とのやりとり
私自身は、子供の頃に親から勉強しなさい!と口うるさく言われたという印象がありません。
もちろん、忘れているだけで、何かしら言われたことはあったかもしれませんが、そんなに頻度は多くなかったのだと思っています。
そういう経験もあって、友人などから親に勉強しなさい!と口うるさく言われて嫌だというような話を聞くにつけ、自分が親になったら、勉強のことはあまり言わないようにしたいなと思うようになっていました。
ただ、いざ自分が親になってみると、子供の勉強の様子などはやっぱり気になるもの。
いきなり口うるさく言うということはありませんが、探りを入れながら、状況は把握しておきたい。
そうやって様子を伺っていると、それなりに自主的に勉強していることもあるようです。
もちろん本人が頑張っていることがあったり、妻が上手く声掛けしてくれていることもあるとは思いますが、もしかしたら私の行動を見て、何かしらの理解を得れているのかなと。
私自身は、社会人になってからも資格試験の勉強などなんだかんだ勉強を続けてきました。
一番大きかったのは、税理士試験。
30歳から始めて最終的な合格まで8年程掛かりました。
その間にも子供はどんどん成長していって、私が何かしら勉強しているということを感じ取っていたようです。
具体的に何をしているかは分からなかったとは思いますが、お仕事とは別に勉強しているんだよね、みたいなことを言われたこともありました。
ある程度大きくなった今でも、私がずっと勉強していたことを覚えているようです。
当時はただひたすらいつか勉強が終わると信じてコツコツと続けていただけですが、そうして長年行動してきたことの積み重ねが子供とのやりとりに影響しているのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
親とのやりとり
子供の頃は、実家にいて、ずっと親と一緒に過ごしているので、ある程度のコミュニケーションは取れていました。
少なくとも、親の様子は大体分かる。
それが、大学3回生の時から一人暮らしをするようになると、段々と親と接する機会は減っていきました。
お盆と年末年始に帰省するぐらい。
社会人になって、そのまま一人暮らしを続けることになり、更に距離が出来ていきます。
車や電車を使えば、2時間程で帰れる距離。
でも、自分自身の仕事や生活に手一杯で、なかなか余裕がない。
結婚して子供がいるようになると、頻度は少し増えますが、メインは孫を見てもらうことなので、直接のやりとりというのはそんなに増えないかなと。
子供がある程度大きくなれば、帰省のタイミングもなかなか難しくなり、またまた距離が出来てしまうもの。
心配ではあるものの、電話などでたまには様子伺いは出来ている。
仕事の外出に合わせて、顔を見に行ったり、頼まれごとがあったらフットワーク軽く寄ってみたりする。
先日、親にこうして欲しいとお願いすることがありました。
ちょっと行動を制限してしまうことであり、もしかしたら嫌だと反発されるかもしれない。
納得してもらうには時間が掛かるかなと覚悟していました。
いざ話してみると、思ったよりはすんなり受け入れてもらえたようで、少し拍子抜けの部分がありました。
もしかしたら、顔を合わす機会を作って、様子を見るようにしているという行動が、お願いに対する理解に繋がったのかもしれません。
仕事のやりとり
色んなやり方や考え方がありますが、私の場合は、仕事の相手とのやりとりについては、一定期間内でのリアクションを求めてしまいます。
質問を投げ掛けたら、当日か翌日には返答をもらえる。
もちろん、質問の内容にもよりますが、どんなに忙しい人でもリアクションをするのに、2日以上掛かるというのは稀なのかなと。
きちんとした回答が難しければ、〇〇日までに返答します、というメッセージぐらいは送れるものでしょう。
ただ毎回「〇〇日までに返答下さい。」と注意書きを付けるのは違和感があります。
こちらの都合を押し付けているだけのような気がするというところでしょうか。
曖昧な分を残しつつ、気に掛けていただけるように出来ないか。
そこで、こちらがリアクションする時の決まり事を自分なりに決めました。
一つは、質問などを受けた当日か翌日には、何らかのリアクションをするということ。
いつも即レスが出来ればいいのですが、そういうわけにも行かないので、一定の期間を設けています。
詳細な回答が必要で時間が掛かる時には、期日を書いた返答を当日又は翌日中に送る。
もう一つは、返答いただいたら、確認した旨を伝えるということ。
きちんと返答していただいたことに対して、感謝の意を込めてリアクションを取るようにしています。
こうやって書くと、何を当たり前のことを言っているんだと思われるかもしれませんが、案外この当たり前が出来ていないことが多いものです。
そうした行動で示したことが、相手に伝わって、コミュニケーションが取り易くなる。
いつも上手くいくわけではありませんが、こうした傾向はあると実感しています。
おわりに
なかなか言葉では伝わらないこともあるものです。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事を書いている人

エフティエフ税理士事務所
代表 税理士
藤園 真樹(ふじぞの まさき)
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